キャンプは楽しいですが煤や炭による服の汚れが気になりますよね。汚れても良い服で行くか、汚れを覚悟してお気に入りの服で行くか悩みますよね。今回はキャンプでの服の汚れ対策を3つ紹介します。
この記事を読むと服が汚れた時の対処法や落とし方を理解できます。最後まで読んで最終的に汚れても良い服で行くかおしゃれを楽しむか判断材料にしていただければと思います。
出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e6%b4%97%e6%bf%af%e6%a9%9f-%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc-2668472/
キャンプを楽しむために知るべき、服のすす汚れ対策はこの3つ!
キャンプで服の汚れ対策は大きく次の3つです。1つ目は汚さない工夫をする。2つ目は汚れた時の対処法を知っておくこと。3つ目は自宅で汚れ落とす方法を知ることです。以下のボックスにもまとめています。
- 汚さない工夫をする
- 汚れた時の対処法を知っておく
- 自宅で汚れを落とす方法を知る
「この3つの対策は当たり前だよ」と思うかもしれませんが、これらを実施するかどうかでキャンプを楽しめるかどうかが変わってきます。それぞれ3つの対策の詳細は後で説明しますのでお読みください。
キャンプの服の汚れ対策1:汚さない工夫をする
対策1つ目は「汚さない工夫をする」です。すす汚れの落とし方を知ってそれを実践するのもいいですが、そもそもキャンプで服が汚れなければ良いと思いませんか?服が汚れなければより集中して楽しめると思います。
汚れの対策をしておけば、もしも服が汚れてしまったとしても汚れを最小限に抑えられるので、後にそれを落とすときに作業が楽になります。
具体的な対策はエプロンを着用したり、火を扱うときや料理時は風下に立たないようにするなどがあります。さらにアウトドアブランドが販売している防水スプレーを使用するのもおすすめです。
キャンプに使えるエプロンで服の汚れを防止
キャンプで服の汚れを防止するにはエプロンを着ましょう。エプロンを着用すればすす汚れや油汚れなども防げるからです。また火の粉で服に穴が開くことを防いでくれます。
他にもキャンプで使う道具などをポケットに入れることができるので必要な時にすぐに使えるようになります。エプロンは燃えにくく丈夫な素材を選ぶのが良さそうですね。
また、キャンプやアウトドアに特化したエプロンはユニークなものが多く機能面も優れています。そこで次におしゃれで機能も優れているエプロンを紹介します。
キャンプで着たくなるおすすめのおしゃれエプロンを3つ紹介
今回は胸当てタイプの中からおしゃれで実用的なエプロンを3つ紹介します。気になったものがあったらクリックしてみてくださいね。
テンマクデザイン/アウトドアクッキングエプロン
1つ目はテンマクデザイン社のアウトドアクッキングエプロンです。値段は6,578円です。最大の特徴はボトルホルダーが付いていることです。これがあれば料理をしながらでもお酒や好きな飲み物を楽しめます。
またキャンプでよくある「自分の飲み物がわからなくなる」問題もホルダーに収納しておけば解決できます!
さらにサイズや形状の異なるポケットやタオルやギアを引っ掛けられるループがあるため多機能なエプロンです。クッキングエプロンというだけあって料理も楽しみたい人におすすめです。
VOIRY &NUT/CAMP APRON
2つ目はヴォイリーアンドナットのキャンプエプロンです。値段は9,350円です。アウターの上からでも着用しやすいようにサイズは大きめとなっています。前面には大きなポケットがありたくさん収納できます。
裾の長さが膝〜膝下くらいまであるので下半身もカバーできるのでズボンの汚れも防げます。裾も長いので膝を付いて作業するときも汚れを気にせずできるので安心です。体を全体的にカバーしたい方におすすめです。
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CHUMS/フレイムリターダントエプロン
3つ目はCHUMSのフレイムリターダントエプロンです。値段は7,590円です。こちらはレディース用ですがユニセックスで使用できます。
機能は火の粉からウェアを守る難然加工が施されています。フロントには大容量のポケットと350ml缶が入るポケットが揃っています。
サイドにはシェラカップやトングなどを引っ掛けるループもあります。そしてデザインはコットンの風合いでカラーも6色展開されているのでおしゃれも楽しめます。
キャンプの服の汚れ対策2:汚れた時の対処法を知っておく
先述した服を汚さない対策をしても汚れてしまう場合もあると思います。そのため汚れたその時にできる対処法を知っておくと冷静に対処でき、ご自宅で汚れを落とすときに楽になります。
キャンプで服が汚れた時に必要なもの
今回はキャンプでよくあるソースやタレなどが服についてしまった時の対処法をお伝えします。必要なものはお湯、歯ブラシ、食器用洗剤、シェラカップです。シェラカップはなければコップでも代用できます。
具体的な方法
まずお湯を沸かしてカップに注いでおきます。量は3分の1くらいで大丈夫です。蒸気に充てるようにシミが付いている箇所をカップに被せます。次に食器用洗剤を少量シミの部分にかけます。
そして、歯ブラシでトントンと叩きながら泡立て、洗剤を馴染ませます。内側からやるとシミが広がるので注意が必要です。洗剤が馴染んだら20秒ほど待ちます。最後にお湯にシミ部分をつけて汚れを落とします。
煤汚れの場合は歯ブラシで汚れを浮かすのがポイントです。ただし強く擦ると汚れが服の繊維の奥に入り込んで落としづらくなりので優しくブラシで擦りましょう。
キャンプの服の汚れ対策3:自宅で本格的に落とす方法を知る
ソースやタレなどのシミは先ほどの応急処置で落ちたり薄くなる場合がほとんどですが、煤や炭の場合は厄介です。理由は不溶性の汚れで水に溶けにくいからです。
しかし、次の方法を行えば煤汚れは落ちますのでしっかり覚えましょう。
キャンプの煤汚れを落とすのに必要なもの
用意するものは歯ブラシ、石鹸、お湯です。先ほどの応急処置の時と変わらないように見えますが石鹸は固形石鹸を用意しましょう。有名なものだと「ウタマロ」などがあります。重曹も効果があります。
煤・炭汚れを落とす手順
最初はブラシで汚れを払います。擦りすぎると返って汚れが繊維の中に入り込んでしまうので注意です。次はお湯ですすぎます。この時も優しく揉み洗いをします。次に石鹸を塗り込みます。
石鹸を塗り込んだ後はブラシで1方向に擦ります。その後水で流して完了です。あくまでも部分洗なので服全体についている煤の匂いなどは落ちません。その後は洗濯機で洗うと煤の匂いなどをとることができます。
キャンプの服の汚れ対策おまけ:汚れてもいい服を着る
キャンプの服の汚れ対策をするとはいえ、「やっぱりお気に入りの服が汚れるのは嫌だ」もしくは「汚れの処理がめんどうくさい」と思う方は汚れても良い服を着ていきましょう。
汚れを気にする必要がなくなればキャンプをもっと楽しめるかもしれませんね。汚れてもいい服とはいえ、汚れたら毎回捨てるということを繰り返したらお金ももったいないです。
そのため、はじめのうちは汚れても良い服で行き、回数が増えてきたらエプロンなどを購入するのもいいと思います。
煤汚れだけじゃない!油汚れの落とし方
ここまで食べ物のソースやタレ、煤・炭汚れの落とし方を紹介しましたがキャンプをしていれば油で汚れる場合もありますよね。油の汚れの落とし方をお伝えします。
油も水に溶けにくい性質がありますが、温まると繊維から浮きやすくなります。動物性油の場合は40℃くらい、植物性油は60℃くらいのお湯を使うといいとされています。
服の素材によって適正温度が違いますので、タグの表示を確認しましょう。また、油汚れは酸性のためアルカリ性の洗剤を使用すると中和され落ちやすくなります。
キャンプで服に付いた煤や炭の汚れはクリーニングに出せる?
結論から言うと、キャンプで汚れてしまった服でもクリーニングに出せます。プロに依頼すれば服を傷めずに汚れを落としてもらえるので、ご自身でやるのがめんどうな人や時間がない人はプロに依頼しましょう。
しかし、ゴアテックスのように外側は撥水で内側は透湿加工がされている特殊な素材は依頼できないこともありますのでよく調べてからクリーニングに出しましょう。
さらに煤・炭の汚れが広範囲にあると受け付けてくれないお店もありますのでこの点もお店とよく確認してから依頼しましょう。
まとめ|キャンプでの煤・炭汚れ対策の最適解はこれ
キャンプの服の汚れ対策は「汚れない工夫をする」「汚れた時の対処法を知っておく」「自宅で本格的に落とす方法を知る」この3つです。キャンプに行くときやBBQをするときは予防と対策をセットで行いましょう。
もし上記の対策を「どれもしたくないけどキャンプは楽しみたい」と思っていて、洋服を捨てるのに抵抗がない人は汚れても良い服を着て汚れたら処分しましょう。それかクリーニング業者に依頼しましょう。
キャンプに滅多に行かないという方はまずはこの3つの対策を実践されることをお勧めします。