仔犬のしつけはいつから？内容やタイミングを徹底解説

最近仔犬を迎え入れたけど、いつからしつけを始めたらいいんだろうと疑問に思っていませんか？

仔犬を飼った経験がない人にとっては、期待半分不安半分だと思います。

そこで、この記事では仔犬のしつけをいつから始めるべきか、また教えるべきしつけの内容やタイミングについて解説します。

この記事を読めば、いつからしつけをすれば良いのかはもちろん、仔犬に対してどう接すれば良いのかまで理解できるので、ぜひ最後までご覧ください。

（アイキャッチ画像出典：https://www.pakutaso.com/20170352090post-10828.html）

仔犬のしつけはいつから始めるべき？

仔犬のしつけは、生後2～3ヶ月頃から始めるのが最適です。一般的には、生後2～3ヶ月の仔犬を迎え入れることが多いようです。ですので、仔犬を迎え入れたその日からしつけが必要になります。

人間の子供と同じで、仔犬の頃にしっかりとしつけを受けているかどうかによって、成犬になってからの行動に大きな違いが出てきます。

せっかくかわいい仔犬を迎え入れたのですから、しっかりしつけて行儀の良い成犬に成長してほしいですよね。

しつけの大切さ

「しつけ」と聞くと、難しいことや厳しいことにように感じる人もいると思います。

しかし、しつけとは「我が家のルールは○○です。このルールを守って生活しようね。」といった方針をペットに教え込むことです。

しつけをしっかりとすることで、ペットは飼い主と安全で幸せに暮らすことができるのです。大事なペットの命を守るためにも、しつけは非常に重要です。

また、ある程度しっかりしつけができていると、行動範囲が広がり、ペットとお出かけや旅行に行くこともできるでしょう。

仔犬のしつけをする前の準備はいつから？

前述したように、しつけとはその家のルールをペットに教え込むことです。そのため、ルールの統一をすることが最も重要です。

家族の中に誰か一人でも他と違うルールを教える人がいれば、仔犬は混乱してしまいます。また、覚えさせたくないことを覚えてしまってトラブルを起こしてしまう可能性もあります。

よって仔犬を迎え入れる前に、家族間でルールの統一をしておきましょう。家族全員が同じルールで仔犬にしつけをできることが望ましいです。

仔犬に教えたいしつけ一覧

仔犬に教えたいたいしつけ一覧をご紹介します。仔犬を迎え入れたその日からぜひ実践してみてください。

どれも基本的なもので、仔犬を育てていく上で必要最低限のしつけです。仔犬が人間とともに安心してくらせるように、きちんとしつけましょう。

この中でも、「名前を覚えさせる」と「トイレ」はとくに重要ですので、できるだけ早い時期からしつけをすることが望ましいです。

仔犬のしつけの順番やタイミングはいつから？

仔犬のしつけの順番やタイミングはとても重要です。ここからは、先ほど説明したしつけをいつからすれば良いのかを説明します。

仔犬を迎え入れてすぐ

まずは名前を覚えさせることから始めましょう。仔犬が混乱しないように、家族全員が同じ名前で呼ぶことが大切です。

名前を呼んで、きちんと反応できたらたくさん褒めてあげて、仔犬が自分の名前にいいイメージを持つようにすると良いですね。

トイレについても早い段階で覚えてもらう必要があります。トイレシーツなどを利用してきちんとトイレの場所を作ってあげてください。

最初はできなくても、決まった時間やタイミングでトイレに行くように誘導してあげることで、きちんとできるようになりますよ。

仔犬が環境に慣れてきたら

仔犬が環境に慣れてきたら、「おすわり」や「ふせ」といった基本的なしつけをスタートさせます。

勝手に遠くへ走って行ったりしないためにも、行動を制限するしつけを教えることが大切です。

仔犬の体に触れても抵抗がなさそうになったら、歯磨きに挑戦します。仔犬のうちにしっかりと歯磨きをしておくことで、虫歯や歯周病を予防することができます。

歯磨きは大きくなってからしつけようとすると、嫌がる犬も多いので、仔犬のうちからしっかり教えておきましょう。

お散歩を始める前に

家の中から、外へお散歩に出かける前には、「待て」や「おいで」を教えます。仔犬が道路に飛び出してしまったりしないためにも非常に重要になります。

仔犬をしつける時のポイント

しつけをするにあたり、どんなポイントに注意するべきなのでしょうか。仔犬のしつけにおいての心構えを解説します。

愛情を持って接する

人間の子供と一緒で、とにかく愛情を持って接してください。たしかにしつけを早い時期からすることは大切ですが、仔犬との信頼関係があってこそのしつけです。

できることが増えたら、たくさん褒めてあげることで、仔犬も安心して懐いてくれるでしょう。

失敗しても怒らない

しつけがうまくいかず、失敗してしまうと、どうしても怒りたくなりますよね。ですが、大きな声で怒鳴ったり、ましてや叩いたりすることは絶対にやめてください。

一度でできなくても、必ずいつかできるようになるので、心に余裕をもって仔犬と接してあげるようにしましょう。

しつけがうまくいかない時の対処法

しつけがうまくいかない理由は、仔犬の能力だけでなく、飼い主のしつけの仕方に問題がある場合も多いです。

仔犬を飼うのが初めての場合、うまくいかない時に仔犬とどうやって向き合えばいいかわからなくなることもありますよね。

そんな時は、基本的なしつけを今一度見直してみてください。家庭内でのルールを統一してしつけをすることを心掛けてみましょう。

それでもダメな場合は、専門のトレーナーや獣医師に相談してみるのも良いでしょう。

仔犬のしつけはいつから　まとめ

しつけは、生後2～3ヶ月の早い段階から始めることが必要なため、まだ小さいのにかわいそうだなと感じることもあるでしょう。

しかし、仔犬と楽しく安全に生活をしていくためには、しつけが必要不可欠です。この記事で、しつけの順番やタイミングを理解できたと思うので、それに合わせて一つ一つやってみてくださいね。

時には思うようにしつけが進まないこともあると思いますが、焦らずじっくりと仔犬に向き合ってください。