証券口座を開設したいけど「種類とかあるの?」「特徴があるなら知っておきたい」などと、お探しではないですか?
証券口座の種類で使い方が違うのなら、事前に知っておきたいですよね。また、証券会社を選ぶときにも、同じようにお考えではありませんか?
この記事では、証券口座の種類と特徴について、それぞれ紹介しています。
この記事を読めば、証券口座の種類と特徴、証券会社2社のことも分かるようになりますので、ぜひ最後まで読んでいただき、証券口座を開設してみてくださいね!
出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e7%96%91%e5%95%8f%e7%ac%a6-%e9%81%b8%e6%8a%9e-%e6%b1%ba%e6%96%ad-%e9%9b%bb%e7%90%83-3839456/
証券口座の種類とは
証券口座には、おもに「一般口座」「特定口座」「NISA口座」の3種類があります。
証券会社で株式取引をするために、証券口座の開設が必要になりますよ。
3種類の証券口座では、確定申告の有無など、投資家の状況にあわせて選ぶことが出来ますので、自分にあったものを開設しましょう。
次からは、3種類の証券口座について、それぞれ紹介していきますので、読み進めてみてくださいね!
証券口座の種類①一般口座
一般口座とは、他の口座で管理していない上場株式などを、管理する口座のことです。
確定申告では、年間を通して損失になる場合には必要ありません。
もし譲渡損失の繰越し控除の適用を受ける場合は、確定申告が必要になるので気を付けましょう。
確定申告の期間では、原則1月1日から12月31日まで1年間の譲渡損益を計算して、翌年2月16日から3月15日までにしておきます。
出典:https://www.nta.go.jp/information/other/data/r03/kakushin_kaijo/index.htm
証券口座の種類②特定口座
特定口座では、金融機関が年間取引報告書を作成してくれますよ。
次に、源泉徴収ありと源泉徴収なしについて、確定申告の有無で変わってきますので、下記をご覧ください。
源泉徴収あり | 源泉徴収なし | |
確定申告の有無 | 不要 | 必要 |
上記のように、源泉徴収ありでは確定申告が不要になるので、一番多く利用されていますね。
口座開設する場合は、1金融機関1口座になりますので、覚えておきましょう。
証券口座の種類③NISA口座
NISA口座では、購入した株式や投資信託の配当金、譲渡益などの非課税期間が5年あります。
もし非課税期間が過ぎても、翌年の非課税投資枠(ロールオーバー)に移せますので安心ですね。
ちなみに新規の投資が対象なので、すでに保有している株式などは、NISA口座に移せません。
取引した損益は、他の口座と損益通算ができず、翌年以降に繰り越せないので覚えておきましょう。
損益通算とは、株式投資による利益と損失を相殺し、税金を軽減することです。
出典:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/overview/index.html
証券口座が3種類ある証券会社を紹介①SBI証券
ここからは、証券口座が3種類ある証券会社を紹介していきますね!
まず紹介するのは、SBIグループで証券口座開設数720万突破!国内株式で個人取引シェアNo.1のSBI証券です。
会社名 | 株式会社SBI証券 |
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本店所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 |
営業時間(年末年始を除く) |
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口座開設サポートデスク |
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口座の種類 |
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次に、投資信託が2,680銘柄、米国株式が5,000銘柄以上あるところもポイントですね。
アクティブプランなら、国内株式(現物)手数料が、1日の取引合計額100万円まで無料です。
投資信託では、貯まったTポイントを購入代金に使うこともできますよ。
証券口座が3種類ある証券会社を紹介②松井証券
続いて紹介するのは、創業100年以上の歴史を持つ老舗で、日本で初めてインターネット取引を導入した松井証券です。
会社名 | 松井証券株式会社 |
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本店所在地 | 東京都千代田区麹町一丁目4番地 |
営業時間 | 【平日】8:30~17:00 |
口座開設サポート |
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口座の種類 |
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投資デビューするなら、50万円まで手数料が無料な、松井証券がおすすめですね。
証券業界では、お問い合わせ格付けで、11年連続「三ツ星」を獲得していますよ。
さらに、取引アプリや投資情報ツールも扱っており、すべて無料で提供されています。
ここまで証券会社2社を紹介しました。この次からは、どんな人が口座を作るのか解説していますので、このまま読み進めてくださいね!
海外に引っ越すなどの事情がある人は一般口座で開設
一般口座では、年間取引報告書を作成する必要があり、自分で証券会社の口座管理から、売買記録と損益を計算して確定申告します。
開設する人の多くは特定口座なのですが、事情により一般口座を選ぶ人もいます。
海外に引っ越す場合は、一般口座なら利用できますが、特定口座では非居住者になるので利用できません。
この場合、特定口座で作っている人は、一般口座に変更することになります。
確定申告が面倒な人は特定口座(源泉徴収あり)がおすすめ
特定口座(源泉徴収あり)なら証券会社が納税してくれますので、確定申告が不要になります。
下記の2つに当てはまる人は、特定口座(源泉徴収あり)がおすすめですよ。
- 確定申告が面倒な人
- 年間20万円を超える利益が見込める人
納税の心配をすることなく、株式投資ができるところがポイントですね。
気を付ける点は、年間20万円以下になる人も納税してしまうので、注意しておきましょう。
税金の払い過ぎが心配な人は特定口座(源泉徴収なし)がおすすめ
年間の株や投資信託での利益を、20万円以下にする人は、特定口座(源泉徴収なし)を選びましょう。
おもに、配当金目当ての投資や、投資資金を少額で考えている人におすすめです。
もし、年間の利益が20万円を超える場合には、確定申告が必要になりますので、覚えておきましょうね。
確定申告に必要な年間取引報告書は、証券会社が作ってくれますので、とくに気にすることはないですよ。
長期でコツコツ運用したい人は積み立てNISA口座がおすすめ
少額から始めたい人、銘柄を買うタイミングが分からない人は、NISA口座で運用を検討してみてください。
積み立て型なので、買いのタイミングを気にせずに続けられるので、一番おすすめですよ。
払い出しについては、いつでも換金ができますので、安心して利用ができます。
気を付ける点は、「欲しいときに買い増すことができない」「選べる投資信託が限定されている」などがありますね。
【まとめ】証券口座の種類が分かったら口座を開設しよう
今日の記事では、証券口座の種類と特徴について、それぞれ紹介しました。
本記事を通して、3種類の証券口座が分かったところで、もう一度おさらいをしておきましょう。
- 一般口座は、すべて自分で書類を用意する
- 特定口座では、源泉徴収ありなら確定申告が不要になる
- NISA口座には、非課税期間が5年ある
証券会社を選ぶときにも、3種類の口座があるところを探しましょう。
口座の種類が分かりましたら、ぜひ証券口座の開設をしてみてくださいね!