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元公務員が退職経験を踏まえてメリット・デメリット等を徹底解説!

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「公務員を退職したいけど勇気が出ない」「公務員を辞めるメリットやデメリットが知りたい」と思っていませんか?

また「公務員を辞めたい」と相談すると「もったいないから辞めない方がいい」と反対されることも多いと思います。反対されるのが怖くて相談できず、1人で悩むのも辛いですよね。

この記事では、元国家公務員の私が公務員を退職するメリットやデメリット、退職する前にやっておいた方が良いこと、知っていた方が今後役に立つことなどを私の経験を含め紹介しています。

あなたの悩みや不安、疑問を解消できる内容になっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

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公務員を退職したい!3つの理由とは?

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「公務員を退職したい」と考えている人は意外と多いことを知っていますか?

よくある理由として以下のようなものが挙げられます。あなたにも当てはまるものがあるか確認してみてくださいね。

公務員を退職したい3つの理由
  • 労働時間が長い
  • 給料が低い
  • モチベーションが上がらない

労働時間が長い

「公務員は定時に仕事が終わる」というイメージから公務員を目指した方も多いのではないでしょうか?しかし、必ず定時に帰れるとは言い難いのが現状です。

これは民間企業でも同じことが言えますが、配属される部署や担当している業務によっては、定時までに仕事が終わらず残業が続いてしまうこともあります。

「公務員=定時」というイメージがあるからこそ、理想と現実のギャップに辛くなって退職を考える人が多いです。

給料が低い

公務員は年功序列で給料が決まることが多いです。「昇進すれば良い」と思う方もいるかもしれませんが、昇進は難しく、昇進できたとしても一気に給料が上がることはありません。

また、バリバリ活躍したいという思いから、同僚より業務を抱え仕事をこなしていたとしても、毎月の給料が同僚と同じだと「何のために頑張っているんだろう」と悩んでしまうこともあります。

「私はお金より、国のため市民のために働くんだ!」という強い気持ちがないと公務員として続けていくのは難しいです。

モチベーションが上がらない

モノやサービスなど利益を追求する民間企業と違って、公務員は国や地方公共団体の職員として営利活動を目的としない仕事に従事します。

「自分の能力を活かしたい!」と意欲が高い人ほど、希望する部署に配属されなかったり、異動が多かったりすると「こんなはずじゃなかった」と心が折れやすい傾向にあります。

また、前述した通り、残業が多いのに給料も低いとなるとモチベーションが下がってしまうのも頷けますよね。

公務員を退職する3つのメリット

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公務員を退職するという決断はとても勇気が必要です。そこで、まずは公務員を退職することで得られるメリットについて確認してみましょう。

公務員を退職することで得られる3つのメリット
  • 労働基準法が適用される
  • やりたいことに挑戦できる
  • キャリアアップを目指せる

労働基準法が適用される

公務員は一部を除き労働基準法が適用がされません。いくら残業をしたり休日出勤をしても残業代が出ないのはそのためです。

一方、民間企業は労働基準法が適用されます。残業はしないに越したことはありませんが、民間企業に転職して仮に残業になった場合でも、残業代が発生するのは大きなメリットと言えますね。

やりたいことに挑戦できる

今の社会の流れとして「副業」を認める会社が増えてきてたと感じていませんか?決して高くはない公務員の給料だけでなく「私も副業をしてもっと所得を増やしたい」と思いますよね。

公務員でも不動産投資やFXなど条件を守れば認められる副業はありますが、実際にやっている人は少なく、バレないように副業していても精神的に疲弊するのは間違いないでしょう。

公務員を退職し、副業OKの民間企業に転職することができれば所得を増やすことができます。また、転職だけでなく独立や起業などやりたいことに挑戦できるのがメリットでもあります。

キャリアアップを目指せる

前述した通り、公務員はどれだけ仕事を頑張ったとしても、飛び級の昇進や大幅な給料アップなどは望めないのが現実です。

年功序列かつ古き良き伝統をよしとする風習から、将来の自分の姿やレールが見えてしまうということが多々あります。

一方、実力や成果が重視される民間企業では、あなたの努力次第でキャリアアップを目指すことができるでしょう。

アイディアを出して企画を考えたり、実力主義の世界で頑張りたいという方には嬉しいメリットになります。

公務員を退職する3つのデメリット

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公務員を退職するということはメリットばかりではありません。退職したいと周りに話すと口を揃えて「もったいない」と言われるのもそのためです。

まずは、冷静になって公務員を退職するデメリットを一緒に確認していきましょう。

公務員を退職する3つのデメリット
  • 安定を手放すことになる
  • 社会的信用がなくなる
  • 退職金が少額になる

安定を手放すことになる

「とにかく安定している」という理由から公務員を目指した方も多いのではないでしょうか?普通に仕事をしていれば定年までリストラされることなく、働き続けることができます。

また、手厚い福利厚生を受けられるのも公務員の特権です。特に女性の場合、妊娠や出産などライフイベントにも不安を持つことなく安心してサポートを受けることができます。

しかし、公務員を退職するということは、「約束された安定」「手厚い福利厚生」自ら手放すということになります。

退職をすると決断したのなら、民間企業の厳しさに打ち勝つ覚悟と金銭的な準備が必要となります。

社会的信用がなくなる

公務員は安定した給料と仕事が約束されていることから、社会的信用は高いと評価されています。

社会的信用は、車や住宅のローンを組んだりクレジットカードを作る際にとても重要な要素です。

公務員を退職して転職した場合、新たに1から社会的信用を築いていくのはすごく大変なことです。実際に退職すると、公務員という肩書きがいかに強かったかを痛感することになるでしょう。

退職金が少額になる

「公務員を退職する」と一言で言っても、定年退職と中途退職では退職金をもらえる額が大きく異なります。

中途退職の場合、勤続年数に応じた金額が退職金としてあなたに支払われるため、当然もらえる額は少なくなります。

公務員だから中途退職でも多額の退職金をもらえると思っていた方は注意してくださいね。退職時に退職金がいくらもらえるのかわからない方は、人事などに聞いてみると良いでしょう。

公務員を退職して後悔する人とは?

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「何となく仕事が嫌だから」という理由で公務員を退職した人は後悔していることが多いです。

「バリバリ働いて年収をアップさせたい!」「自分の持ってるスキルを活かせる仕事がしたい!」など、民間企業だからこそできることや明確な目標がある人は退職して良かったと感じている人が多いです。

まずは冷静になって、本当に退職するべきなのかしっかりと判断するところから始めましょう。何となく辞めるということだけは絶対に避けてくださいね。

退職前にやっておくと良いこと①

当然ではありますが、公務員を退職したらこれまで毎月口座に振り込まれていた給料が一切入ってきません。

退職してから次の転職先を見つけるまで、ある程度生活できるだけの生活資金が必要になってきます。また、税金や年金など自分で支払わなくてはいけないものも多くなります。

そのため、退職すると決めたなら早めに固定費を見直し、節約して貯金に回すなど無駄な出費を出さないようにしていくことが重要です。

退職前にやっておくと良いこと②

デメリットでも述べた通り、公務員を辞めるということは社会的信用がなくなるということです。

退職後の新生活に合わせ実家を離れて1人暮らしを始めたいという方も、公務員を辞めてからではアパートもなかなか借りることができません。

そういう方は公務員在籍中アパートを探しましょう。また必要であれば車のローンを組んだりクレジットカードを作ったりするのも退職する前に行うべきです。

とはいえ、社会的信用があるうちにと無理にローンを組んだりするのは今後の生活が苦しくなるだけなので辞めましょうね。

退職意思は早めに伝えましょう

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公務員を退職すると決断したら、最低でも1〜2ヶ月前には伝えるようにしましょう。

早く伝えることができれば計画的に有給休暇を取得することも可能となり、退職に向けた準備や転職活動など有意義に時間を活用することができます。

また、業務の引き継ぎもしなければいけません。退職意思を伝える勇気が出なくて「上司に報告するのが遅くなってしまった」ということがないように注意しましょう。

公務員の退職に失業保険は適用されない

公務員は雇用保険法の対象外となっているため、失業保険はもらえません。失業保険がもらえない代わりに退職手当を受給できるという仕組みになっています。

そして、民間企業を退職した場合は、退職時に「離職票」をもらいます。公務員の場合は離職票に相当する「国家公務員退職票」や、地方公務員はその自治体に即した「退職票」を受け取ります。

先ほど公務員は失業保険をもらえないというお話をしましたが、退職手当が失業保険相当額よりも下回っている場合は「失業者の退職手当」を受給できる可能性があります。

「公務員退職票」は失業者の退職手当の申請に必要になりますので、大切に保管するようにしましょう。

転職支援サポートを活用しよう!

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  • リクルートエージェント
  • マイナビエージェント
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リクルートエージェント

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まとめ:公務員を退職するなら早めの行動を!

公務員を退職するというのは、安定した給料や福利厚生、社会的信用を自ら手放すということになります。

まずは、公務員を退職するメリット・デメリットを理解した上で、本当に退職するべきなの冷静に判断するようにしましょう。

この記事を参考に「公務員を辞めて新たな人生を歩いていきたい!」という方は、早めの行動が重要です。計画的に退職準備を進め、転職支援サポートなども活用しながら円満に退職日を迎えてくださいね。