新年度が始まって、仕事がうまくいかないことに悩んでいる方はいませんか?思ったより自分の仕事がうまくいっていない。仕事が手につかない。先輩に怒られてばかりいる。
そんな経験一度はあるんじゃないでしょうか?まずは、自分一人で考えすぎてネガティブにならないことが重要です。その上で、適切な行動をとることで仕事がうまくいくこともあると思います。
ここでは、仕事がうまくいかない時の原因や対処法などをお伝えしています。何か一つでもあなたにとって有益な情報になると幸いです。
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仕事がうまくいかないことは誰にでもある
働いていると、仕事がうまくいかない・つらいと思ったことは誰でも一度はあるんじゃないでしょうか?先輩やお客さんに怒られてばかり、思ったより成果が上がらない、そんな悩みを多くの人が感じています。
中には、人格を否定されるなどつらい経験をしている方もいると思います。そんな時は、「がんばれ!」や「自分だけじゃない。みんな一度は感じているから負けるな!」などの応援も届きづらいかと思います。
ただそれでも知っていてほしいことは、仕事がうまくいかないことは「誰にでも」あるということです。そのため、ある程度原因や対処法も分かっていることも多いのです。
無理はせず、できることから一つずつゆっくり解決していきましょう。
仕事がうまくいかない時でも自分を責めないで
仕事がうまくいかなくても、自分を責めてはいけません。つらい時にはネガティブになり、必要以上にマイナスな考えが次々出てきてしまいます。
冷静な時には、出てこない考えが浮かんできてしまいます。冷静に判断ができないと、家族や親しい友人、同期に相談するという考えも出てこないほど悩むこともあります。
仕事のミスでも、人間関係でも、自分に悪いところもあったかもしれないけれど、全て自分のせいということはありません。
難しいかもしれませんが、まずは「今自分にできることは?やるべきことは?」と一回落ち着きましょう。誰かに相談するのも重要です。溜め込まないようにしましょう。
仕事がうまくいかない原因は?
さまざまな悩みがあるとは思いますが、仕事がうまくいかない原因は以下の6個にあることが多いです。
- 人間関係がうまくいっていない
- 私生活で悩みがあって集中できない
- 経験不足
- 仕事がギリギリまでかかってしまう
- 完璧主義すぎる
- 同じミスを繰り返してしまう
人間関係がうまくいっていない
多くの仕事では、上下関係があったり、複数人でチームを組んだりと、人との関わりを無視して仕事することはできません。
そのため、人間関係がうまくいかないと仕事がうまくいかないことがあります。
人間関係が築けていないと、適切な報告・連絡・相談ができずに、問題が起きてしまった時には時すでに遅しといったことがあります。
プライベートで悩みがあって集中できない
プライベートの悩みを仕事に持ち込んでしまうと、仕事に集中出来ずうまくいかないことがあります。
逆もまた然りです。仕事の悩みをプライベートに持ち込んでしまうと、普段からネガティブになってしまい、楽しく過ごせないことがあります。
経験不足
仕事がうまくいかない原因で多いのが、経験不足です。初めて経験することは、知識やコツが不十分なためうまくいかないことが多くあります。
先輩が丁寧に教えてくれたり、わかりやすいマニュアルがあればうまくいくかもしれませんが、先輩も自分の仕事があるためたくさんの時間をかけて教えることは難しいかもしれません。
それなのに、「最初から一人前の仕事をしろ」というのは、無理があります。最初はうまくいかないのが当たり前です。
仕事がギリギリまでかかってしまう。
仕事には優先順位があり、どの仕事の優先度が高いか判断する能力が重要になります。
いくつも仕事を抱えていると、どれから取り掛かっていいかわからなくなり仕事がギリギリになってしまう人。
まだ期限まで期間が長いので、余裕を持って取り組んでいたらいつの間にか仕事がギリギリになってしまう人。そもそも締め切りまで時間がなくギリギリになってしまう人。
さまざまなタイプがあるので、自分がどのタイプに当てはまるか把握しましょう。
完璧主義すぎる
完璧主義でどんな仕事でも100点の出来を求めてしまう人だと仕事がうまくいかないことがあります。
前項の「④仕事がギリギリになってしまう人」にもいますが、複数の仕事がある場合には、どれも中途半端に終わってしまいます。
同じミスを繰り返してしまう
一度注意されたミスをしてしまうと、注意した人からはなんで2回も同じミスをしてるんだと思われ、怒られてしまいます。
また、ミスを連発すると「なんで私はこんなミスを何回もやってしまうんだろう」と自己肯定感が下がって、より消極的になりミスを起こすという負のループに入ってしまいます。
仕事がうまくいかない時の対処法
仕事がうまくいかない原因が分かったところで、どうすれば仕事がうまくいくようになるのか。7個の対処法お伝えしたいと思います。
- うまくいかない原因を理解する
- 他人と比較しすぎない
- 完璧主義をやめる
- うまくいっているパターンを習慣にする
- 相談する
- 開き直る
- プライベートを充実させる
うまくいかない原因を理解する
最初にやるべきことは、なんで仕事がうまくいっていないのか原因を把握することです。
仕事を溜めすぎているからか、経験が不足していて溜めすぎているのか。はたまた、上司や先輩への報・連・相が足りていないのか。
原因は人それぞれですが、まずは自分の仕事がうまくいっていない段階を理解してその上で対策をとることが重要です。
他人と比較しすぎない
他人と比較しすぎることでポジティブに頑張ろうと思える人は良いですが、ネガティブに「自分はダメだ」と思ってしまう人は要注意です。
ネガティブになっているときは、他人の良いところばかり見えてしまい、自分の良いところは見えなくなり、悪いところばかり見てしまいます。
完璧な人間なんていません。人それぞれ得意・不得意はあるので、得意な点で勝負するのか、不得意な点を改善していくのか。
今の自分の心の余裕だとどちらなら取り組めるのか考えて、できることに少しづつ取り組んでいきましょう。
完璧主義をやめる
完璧な人間なんていません。完璧にできている仕事なんてありません。
完璧を目指した仕事が、上司から修正が必要だということになると、ダメだったんだと落ち込んだり、締め切りがギリギリで結局中途半端で終わるということがあります。
上司と自分の考えが100%一致することはありません。6〜7割程度の仕事ができたら、そのまま進めばいいのか、修正する必要があるのかを一度上司に判断してもらうことが大事です。
「完璧じゃなくてもなんとかなる!」とリラックスして取り組みましょう。
うまくいっているパターンを習慣にする
仕事を続けていると、「なんか今回うまくいっているな〜」と思うことがあります。
そのときに、例えば、上司に早く相談したから思い悩む前に修正できてうまくいったのか。いつもより1本早い電車で出社したから、心の余裕ができてうまくいったのか。
普段と違う行動が功を奏することがあります。その行動を味方につけ、「あの時うまくいったから、今回もやってみよう」とルーティンに取り入れることでうまくいくかもしれません。
ルーティンにすると、無駄な思考に時間が取られることもなくなるので、心の余裕ができるためおすすめです。
相談する
一人で悩みを抱え込んでしまうと、どんどんネガティブになってしまい負のループに巻き込まれてしまいます。
上司や先輩に相談することのハードルが高ければ、同僚に。同僚に「私はそれくらいできるよ」と思われるのが怖ければ、学生時代の友達に。
友人や家族には取り繕ってしまい、全てを吐き出せないのであれば、思い切って全くの他人に話してみる方法もありかと思います。
とにかく、一人で抱え込んで解決できることは少ないので誰かに相談してみて、新しい考えをもらってみましょう。
開き直る
開き直るのは、なかなか難しいかもしれませんが、良い手段ではあります。
上司に怒られた→「なんであの上司はそんなことも教えられないんだよ!お前が教えないのが悪いんだろ!」
同じミスを繰り返してしまう→「そもそもこの仕事が悪いわ!どう考えたって、同じところでミスする作りになってるわ!それ改善しなきゃまた間違えるよ!」
など、態度に出すと火に油を注ぎ、より怒られてしまいますが、心の中で開き直ってみて、そこから切り替えるのが大事です。その上で、自分のやれることに一つずつ取り組んでいきましょう。
プライベートを充実させる
仕事は仕事。プライベートはプライベート。つらい時は、仕事の悩みをプライベートに持ち込んで自己研鑽に励むなどせずに、思い切って自分の好きなことをやりましょう。
24時間365日仕事のことを考えるなんてもったいない!プライベートを充実させるために仕事で稼いでいることを理解して、つらい時こそプライベートに目を向けてみましょう。
プライベートが充実すると、仕事に精が出てうまくいくかもしれません。
それでもダメなら転職は?
自分にやれることはやった。それでもうまくいかない。そんな時は、転職も一つの選択肢として考えてみるのはいかがでしょうか?
人間関係や仕事はどうしてもうまくいかないこともあります。そんな中で、無理して仕事をするよりも思い切って転職することもありだと思います。
昔は「とりあえず3年は働いてから転職」と言われていましたが、今では最初に勤めた会社を3年以内に辞めた人の割合は60%を越えるという結果もあります。
飽きっぽいから、ちょっと喧嘩したからといった軽い理由ではお勧めできませんが、手は尽くした上での転職であれば、重く考えずに行動してみるのも良いと思います。
転職のメリット
とは言っても、やっぱり転職するには一歩踏み出せないそんな方もいると思います。
ここでは、転職のメリットを紹介します。ポジティブに考えてみましょう。
- 前職の人間関係の不満が解消される
- 日々、成長を実感できる
- 仕事にやりがいを感じられる
前職の人間関係の不満が解消される
人間関係で困って転職する場合には、今までの人間関係をリセットして、1から人間関係を構築することができます。
転職した先の環境が良ければ、自分自身も意欲的に仕事に取り組めて仕事がうまくいくこともあるでしょう。
日々、成長を実感できる
転職することで、今までは感じることのできなかったの自分の可能性を感じ、スキルアップや自分の価値の向上を図ることができるでしょう。
前職でうまくいかなかったから、次の会社では少しでも頑張ろうと思うことで、日々自分自身の成長を実感することができるようになります。
仕事にやりがいを感じられる
仕事がうまくいかないと感じていると、なんでこんなことやってるんだろう、どうせ怒られるんだからテキトーにやればいいや、など仕事にやりがいを感じられない状態になってしまいます。
新しい分野や新しい会社で働くことで、自分がやりがいの感じられる人間関係や環境を作ることができます。
転職のデメリット
メリットがわかっても、知らない世界に飛び込むのは怖い。仕事がうまくいかないと感じているときは、ネガティブな考えが先に出てきてしまいます。
必要以上なネガティブな考えをやめるために転職経験者が感じた転職のデメリットを知りましょう。
- 新しい環境に慣れるのが大変
- 問題が解決されないことがある
新しい環境になれるのが大変
転職すると、すでにできている会社の雰囲気に飛び込んでいくことになります。新しい職場で信頼関係を築くためには努力が必要です。
また、転職した年齢によっては、自分よりも年下の人から指導を受けることもあります。
しかし、教育などの制度も十分で、社内の雰囲気も良いしっかりとした職場であれば、少しづつ努力していくことで認めてもらえるでしょう。
問題が解決されないことがある
人間関係が問題で転職する場合、転職先で改善されない可能性を考えなくてはなりません。
上司に厳しいことを言われるのがつらいなどの場合には、転職先にも似たようなタイプの上司がいる可能性があります。
問題が仕事内容である場合には、入社前に確認することでデメリットを減らすことができるかもしれません。
まとめ:結局言いたいことはネガティブにならないで!
仕事がうまくいかない原因や対処法、転職を考えてみるなどお伝えしてきました。一番お伝えしたいことはネガティブにならないでほしいということです。
誰でも仕事の浮き沈みはあります。一喜一憂せず、自分の目標を再確認して一歩ずつ進んでいきましょう。
一度周りを見てみましょう。上司に酷く怒られても、支えてくれる同期がいて、プライベートでは仕事を忘れて没頭できる趣味や、優しくしてくれる友人がいるはずです。
あまり焦らないでゆっくり一歩ずつ行動していきましょう。あなたの仕事がうまくいくように応援しています。