あなたは今の仕事に疲れ「仕事を辞めたいな」と考えていませんか?もしくはやけになって辞めようとしていませんか?
待ってください!本当にあなたは今の仕事を辞めたいですか?まず、自分の意思確認をしてみてください。それでも「仕事辞めたいです!」と意思が固まっているなら、実際に辞めるまでどうしたらいいでしょうか?
「あーぁ辞めなきゃよかった・・。」そうなってしまう前に、この記事では仕事が辞めたいと思った時、どうすれば良いか?と準備しておく具体的内容を書いています。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。※この記事は約10分程度で終わります。
アイキャッチ画像出典元:https://unsplash.com/photos/EhTcC9sYXsw
一般的に仕事を辞めたいときの理由ランキング
まず、一般的に仕事を辞める理由ってなんでしょうか?それは人それぞれかもしれませんが、一般的な仕事を辞めたい時の理由をランキング形式で紹介します。
あなたはどれに当てはまるでしょうか?自分と照らしてみてください。ではランキングをご覧下さい。
- 第1位:やりがいがない、達成感が感じられない
- 第2位:給料が安い
- 第3位:会社の将来への不安
参考元:エン転職サイト内ランキング参考https://tenshokuagent-pro.com/columns/261/
第1位:やりがいがない、達成感を感じられないから
どれだけ頑張っても評価されない、仕事のやりがいを感じない、そんな不満を抱えていたらどんなに仕事が楽しくても、モチベーションが保てません。
第2位:給料が低い
退職を考えはじめで、もっとも20代〜40代に多い理由です。働き盛りの年代で給与の低さはモチベーションダウンに直結します。
最低限のお金がなければ、趣味やちょっとした贅沢に費やすこともできませんよね。
第3位:会社の将来性への不安
業界や会社の将来に不安を感じていることです。どんな業界、社会において会社の将来に不安を抱えている方は、少なくないようです。
どんな大企業でも業績不振や倒産してしまうリスクを抱えています。そんな不安を抱きながら仕事に没頭することは難しいでしょう。
仕事を辞めたいときにまずやること3ステップ
仕事が辞めたくなっている人は、モチベーションが下がっていることがほとんどです。マイナスの心理状態な人ほど、冷静な判断をすることはとても困難です。
一番やってはいけないことは、感情の赴くままに動くこと、つまりやけになることでしょう。
やけになった状態では、最適な行動ができないのも事実です。そうならないために、3ステップを踏み、自分自身の意思確認に努めましょう。
特に仕事を辞めたい!と強く思っている人にまずやって欲しい内容となります。さて、具体的な3ステップは以下です。
- 書き出す
- 相談する
- 今後を考えてみる
それぞれステップ毎に実際にどうしていくか、考えてみましょう。
仕事を辞めたいときの3ステップ①書き出す
まず、紙とボールペンを用意しましょう。そして仕事を辞めたい理由をひたすら書き出してみてください。「給料がやすい」「上司がムカつく」「部下ができ悪い」なんでも結構です。
一見、悪口かもしれませんが、思いつくままに、書き出してみてください。そしてこれを最終的に自分で解決できる?できない?の2択で仕分けてみましょう。
すると辞めたい理由が可視化されます。もし自分で解決できないことばかりならば、仕事を辞めることも考えた方がいいでしょう。
仕事を辞めたいときの3ステップ②相談する
自分の辞めたい理由がある程度見えてきたら、次のステップは相談するということです。
職場、家族でもそれとなく相談してみましょう。第三者の意見を聞くことは悪いことではありません。特に心が疲弊している時は、自分のことはおろか、周りのことまで見えなくなっている場合がほとんどです。
実際にアドバイスをもらっていい方向に行くかもしれませんし、辛い思いを吐き出すことで、いい方向に進んでいくかもしれません。
仕事を辞めたいときの3ステップ③今後を考えてみる
最終ステップは、実際辞めた今後のことを具体的に考えてみましょう。自身のキャリア、家族のこと、生活環境のこと、人間関係のこと、通勤のことなどです。
より具体的に考えることで、今後仕事に残るべきか、辞めるべきかと明確に自問自答できるでしょう。
少し落ち着いて考える時間は大事です。あなたの意思確認にもなります。今後、自分がどうあるべきか?先の自身の行動が見えてくるはずです。
自分の内面的な理由で仕事を辞めたい場合
仕事が辞めたい理由を書き出すと前で説明をしましたが、実際どんな理由が主でしょうか?辞めたい理由が自分の内面的な場合、以下の内容が挙げられるでしょう。
- 自分のスキルが足りていない
- 人間関係が苦手
もし上記のような内容が理由であれば、辞めたい理由はあなたにありますので、今仕事を辞めたとて、それは最善策ではないでしょう。仕事を辞めずに踏みとどまり、内面の改善が必要です。
自分のスキルが足りていない
自分のスキルが足りてないのであれば、まず努力をしてみましょう。
それでも実になっていない場合は、今のやり方が間違っているかもしれませんね。自身の仕事の組み立て方を少し変えてみてはいかがでしょうか。
人間関係が苦手
仕事の悩みのほとんどは「人間関係」にあります。どんな職場でも人間関係の構築が必要ですよね。
もし苦手意識がある場合でも、最低限の挨拶とか感謝の言葉を率先して伝えるなど小さなことから取り組んでいきましょう。どんな人でも挨拶、感謝をされて嫌がる人はいませんからね。
仕事環境の悪さが辞めたい理由の場合
辞めたい理由が仕事環境の悪さにある場合、あなたが働いている会社はブラック企業の可能性があります。
以下はブラック企業に共通する10項目です。一つでも当てはまるなら、転職を考えてみてもいいかもしれませんね。
- 残業時間が多い
- サービス残業を強いられる
- 離職率が高い
- 毎年大量の新入社員が入る、常時採用している
- 精神論がまかり通っている
- 辞めさせてくれない
- パワハラ、モラハラが横行している
- 達成困難なノルマを課される
- 就業規則、賃金等のルールが整備されていない
それでも仕事を辞めたいときの準備
それでも仕事を辞めたい場合は実際に動いていきましょう。具体的内容は以下です。
- 家族に相談する
- 転職活動をする
- 円満退職を進める
家族に相談する
まずは家族に相談することから始めてください。なぜなら、これから先の人生もあなたと歩んでいくパートナー、チームだからです。チームリーダーが突然、仕事を辞めるとなったら、一大事です。
理解を得たり、将来の話を具体的にするためにも、まずは家族に相談をしてくださいね。
転職活動をする
次にそれでも仕事を辞めたい時は先に転職活動をするのも手です。まずは転職サイトに登録をすることから始めてみましょう。転職先やサイトを探す主な基準は以下の3つです。
- 年齢、年代別で考える
- 職種、キャリア別に考える
- 年収別で考える
それぞれに基準によって、転職サイトにも特化した内容があります。自分が求めている基準に合わせて、転職活動を進めていきましょう。
円満退職を進める
どんな都合にせよ、一般的な会社の就業規則では「一ヶ月前に退職の申し入れ」が一般的です。まずは直属の上司に申し入れをしましょう。そして一ヶ月間を逆算して、退職日までのスケジュール立てを行ってください。
円満退職を目指すなら、最低限退職までにやっておいた方が良いことは以下の内容です。
- 直轄の上司に報告し、退職日を決める
- 現職の引き継ぎ
- お世話になった方、お得意様への挨拶
- 退職に必要な公的手続きの確認、進める
仕事を辞めたいときの具体的な公的手続き
公的手続きに関しては、転職する、しないで対応方法が異なります。転職するのであれば転職先の入社手続きで終了しますので、今回転職しない程で説明していきますね。
- 健康保険
- 雇用保険(失業保険)
- 年金
- 住民税
- 所得税
健康保険
健康保険については以下の3つです。申請の期日もありますので合わせて事前に確認しておきましょう。
- 任意継続被保険者制度を利用(退職後も会社の健康保険に加入できる制度、離職後20日以内に健康保険組合に申請)
- 国民健康保険に加入(離職後14日以内に住民票のある市町村に申請)
- 家族に健康保険に扶養として加入(自身の年収が130万未満であれば、家族の会社の健康保険組合に申請。事前確認が必要)
雇用保険(失業保険)
住所地管轄のハローワークに離職票を持参し、手続きを行う。会社都合の場合、7日以内に手当支給可。自己都合の場合は2〜3ヶ月後に支給されます。
年金
退職後から翌日14日以内に年金手帳、離職票を持って市町村役場にて手続きが必要です。
住民税
原則、住民税は前年の収入から決まります。退職後もそれは変わりませんので、あらかじめ把握しておきましょう。※次年度の収入に応じてないため、多く感じる場合がある。
退職後は、特別徴収から普通徴収に切り替わるため、自分で納付する必要があります。そしてその対応も退職月によって若干変わります。
- 1〜5月に退職する場合(退職月から5月まで一括徴収されます。)
- 6〜12月に退職する場合(特に何もしなくても自治体から納付書が送られてきます。コンビニなどで納付すれば完了です。)
所得税
所得税は全体給与の課税所得に対して課せられる税です。確定申告を自分で行う必要があります。時期は2月2週目〜3月2週目の間です。詳しい方法などは国税庁のホームページで確認しましょう。
まとめ:今の仕事をそれでも辞めたいとき
仕事を辞めたいと思った時、大事なことはまずあなたの気持ちの整理をすることです。辞めたい理由な何なのか?理由はどこにあるのかを書き出したりするなどして明確にしていきましょう。
そして辞める前の手続き手順や円満退社の進め方を知っておけば、あなたの不安も少しは抑えられるでしょう。決して仕事を辞めることは、逃げや甘えではありませんよ。
それでもこの仕事は合っていない、辞めたいとなれば、ズルズルと悩んでる時間があなたにとっても勤務先の会社にとてっも、無駄な時間となります。実際に辞める準備を進めていきましょう。
新しく就職するにも、退職するにも今よりもパワーを使います。同じ力を使うならどちらにせよ、先のある未来にパワーを使った方が堅実ではないでしょうか?まずは転職サイトに登録することから始めてみましょう。