仕事がうまくいかないと仕事に対するモチベーションも下がってしまいますよね。
そしてモチベーション低下によるミスをしてしまい、さらに仕事がうまくいかないという負のスパイラルにハマってしまいます。
この記事では仕事がうまくいかない原因や仕事がうまくいかない人の特徴、ならびに対策を解説しています。
転職せずに仕事がうまくいくようになる方法や、仕事を辞めたいと思った時のメリットとデメリットについて知ることができますよ。是非最後までご覧ください。
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仕事がうまくいかない時の6つの原因
仕事がうまくいかないと感じたときには以下のような原因が潜んでる可能性があります。ここでは主に6つの原因についてご紹介します。
- 経験が不足している
- 同じミスを繰り返してしまう
- 人間関係がうまく築けていない
- 自分の適性と会わない仕事を任されている
- 悩みすぎてストレスが溜まっている
- 職場環境が悪く仕事に集中できない
経験が不足している
仕事がうまくいかない原因で最も当てはまるのが経験不足です。どんな優秀な人であれ、初めて経験する仕事はその仕事の知識であったりノウハウを持ち合わせていません。
マニュアルが事前に用意されていたとしても、マニュアルが改定されてなかったり、操作ミスなどで仕事がうまくいかないことは当然のことなのです。
また、電話対応や突発的な仕事など予想外のことが起きたり、その場で対応しなければならない仕事もあります。
なので最初は「仕事がうまくいかない」と感じるのは当たり前のことなのです。
同じミスを繰り返してしまう
同じミスを連発してしまうと「仕事がうまくいかない」と感じてしまいますよね。
この原因は、「ミスをしてしまう→慌ててしまう→また同じミスをする」これを繰り返してしまうことで「自分は失敗してばかりだ…」と落ち込んでしまい、自己肯定感が下がってしまうことが原因です。
そしてますます負のスパイラルにハマってしまい、「仕事がうまくいかない…」と悩んでしまうのです。
人間関係がうまく築けていない
仕事は個人でするものではなく、チームでするものです。なので人間関係が仕事に左右するといっても過言ではありません。
例えば自分自身が仕事でミスをしてしまった時に、上司にその報告しなければならないとしても人間関係が悪いと上司に報告しずらくなりますよね。
そしてそのまま報告しないで放置しているとさらに大きな問題として発展してしまいますし、最悪もっと人間関係が悪くなる可能性があります。
自分の適性と合わない仕事を任されている
人間、誰しも得手不得手があります。そして自分自身の適性がわからない人も多くいます。
適性が合わない仕事を続けていると、その仕事に対する楽しさを見いだせないため気分が落ち込み「仕事がうまくいかない」とネガティブになってしまうのです。
悩みすぎてストレスが溜まっている
仕事やプライベートで問題がある場合も仕事がうまくいかない原因となることがあります。
例えば家庭環境で何か問題があったりすると、仕事中もその悩みで頭がいっぱいになり仕事が手につかなくなることもありますし、さらにはミスをしてしまうでしょう。
職場環境が悪く仕事に集中できない
職場環境が悪いことが原因で、仕事がうまくいかないこともあります。
例えば、あなたの職場が怒号だらけだとしましょう。するとあなたは常に怒号におびえて仕事をする羽目になるかもしれません。
さらには職場の空気自体もピリッとしてしまい、もっと怒号が飛び交う職場になってしまうでしょう。
そんな環境で仕事をするとストレスも溜まってしまいますし、プレッシャーに晒されて再度ミスをしてしまう可能性もあります。
仕事がうまくいかない人の5つの特徴
仕事がうまくいかない原因を理解していただいたところで、今度は仕事がうまくいかない人の特徴をご紹介します。
- 仕事の優先順位付けが苦手
- 机やデスクトップの整理整頓をしていない
- 完璧主義で100点を目指してしまう
- 他人と比べてしまう
- 面倒なことを後回しにしてしまう
仕事の優先順位付けが苦手
仕事がうまくいかない人は優先順位をつけるのが苦手という特徴があります。
仕事には締切が存在するため、締切が近いものから手を付けないといけません。
ですが、締切があるものを後回しにしてしまったり、優先順位をつけないで仕事をしてしまうと「締切を守れない人」だと思われてしまいます。
机やデスクトップの整理整頓をしていない
仕事がうまくいかない人は整理整頓ができていないという特徴があります。
整理整頓ができていないと、資料を探す時間が発生してしまいその分仕事をする時間が減ってしまいます。そのため仕事を終えるのに時間がかかってしまうのです。
また、これはパソコンのデスクトップにも同じことが言えるでしょう。
完璧主義で100点を目指してしまう
完璧主義の人は一つの仕事に時間をかけすぎてしまいます。時間をかけすぎてしまうことで締切が守れなかったり、他の仕事に手が回らず、自分に与えられた業務をうまく進めることができないのです。
他人と比べてしまう
他人と比べてしまう癖がある人は「周りの人はいつも仕事が早いのに、自分はなんてダメなんだ」と落ち込み、仕事に対して前向きに取り組めなくなってしまいます。
結果として仕事が手につかず、さらに他人と自分を比較して落ち込んでしまうといった悪循環に陥ってしまうのです。
面倒なことを後回しにしてしまう
「ミスしてしまったけど、上司に報告するのは面倒だから後回しにしよう」とか、「この仕事は難しいからあとでやろう」などと仕事を後回しにする癖のある人は仕事がうまくいきません。
面倒だからと言って後回しにしてしまうと後々にさらに面倒なことになってしまいます。
仕事がうまくいかない時の5つの対策
仕事がうまくいかない時の対策を5つご紹介します。どれも今すぐ実行できる内容なので是非参考にしてみてください。
- うまくいかない原因を洗い出してみる
- 他人と比較しすぎない
- 理想のハードルを少しだけ下げてみる
- 休息をしっかり取る
- 「こんな日もある」と考える
うまくいかない原因を洗い出してみる
仕事がうまくいかない原因を洗い出すことは、解決策を見つけるきっかけになるでしょう。
例えば、どういったときに「仕事がうまくいかない」と感じるのかを紙に書き出してみます。
紙に書くことにより、原因と客観的に向き合うことで新たな解決策が出てくるかもしれません。
他人と比較しすぎない
他人と比較しすぎないことも仕事がうまくいかない時の対策として有効です。
他人はあなたとは違う人間なので得意の分野が違うことも当然あります。あなたが比較しているあの人も、違う職場に行くと今のあなたと同じように「仕事がうまくいかない」と悩んでしまうかもしれません。
他人と比較せずに、自分のペースで仕事ができるようになると、仕事がうまく進むようになるのです。
理想のハードルを少しだけ下げてみる
先ほど、仕事がうまくいかない人の特徴で「完璧主義」を例に挙げましたが、「完璧主義」を辞めると、仕事がうまくいくようになります。
理由としては「100点の仕事をするよりも80点の仕事をしよう」と考えた方が細かいところで躓いたり、止まったりすることが無くなり仕事のスピードが上がるからです。
休息をしっかり取る
帰宅後や休日に仕事のことを考えていませんか?帰宅後や休日まで仕事のことを考えていると心身共に疲れてしまいます。
身も心も疲れてしまうと頭が回らず仕事のパフォーマンスが落ちてしまうので、帰宅後や休日は意識的に仕事のことを忘れるようにしましょう。
「こんな日もある」と考える
「仕事がうまくいかない」と思ったときは、「こんな日もある」と考えるようにしましょう。
ずっとミスしたことや、怒られたことを引きずっていると目の前の仕事に集中できません。
「こんな日もある」と割り切ってしまった方が仕事に新たな気持ちで挑めるようになります。
何をやっても仕事がうまくいかなくて辞めたい人へ
様々な対策も行ったがそれでも「仕事がうまくいかない」と感じたときは以下の行動を行ってみてはいかがでしょうか?
- 長めに休暇を取ってみる
- 部署移動を申し出る
- 転職をする
長めに休暇を取ってみる
仕事がうまくいかないと思う原因としては、仕事のプレッシャーやストレスを抱えているからかもしれません。
仕事がひと段落したときに、長めの休暇をとって旅行に行ってみたり、趣味に没頭してみるなどしてリフレッシュする期間を設けましょう。
その際は「仕事を休んで申し訳ない」と考えずに思いっきり自分のやりたいことをやるようにしてくださいね。
部署移動を申し出る
「仕事がうまくいかない時の6つの原因」でご紹介した「適正と合わない仕事をしている」ことにより仕事が合わないと感じている可能性もあります。
もし、可能であれば部署移動を申し立ててみましょう。仕事の内容や環境が変われば実力が発揮出来たり、快適に仕事を進める可能性も十分あります。
転職をする
どうしても仕事がうまくいかないと思う場合は転職を考えてみても良いでしょう。
ただし仕事がうまくいかない原因が「物事にルーズである」や「周囲との関係を築くのが苦手」などの自分自身が原因である場合は、転職しても再度同じように「仕事がうまくいかない」と感じてしまう可能性があります。
仕事を辞めるメリット
できる限りの対策を行ったうえで、それでも仕事がうまくいかないと悩む方もいるでしょう。そこで仕事を辞めるメリットについてご紹介します。
- 今の仕事の悩みを解決できる
- ゆっくり仕事を見つめなおすことができる
- 転職先で仕事に対するモチベーションを取り戻せる
今の仕事の悩みを解決できる
仕事を辞めると上司のパワハラであったり、仕事の適正が合わないであったり、人間関係が良くないことであったりなどの現職で悩んでいることはすべて解決できます。
ゆっくり自分を見つめなおすことができる
仕事を辞めることにより仕事に追われる日々から解放され、ゆっくりと自分を見つめなおすことができます。
仕事から一旦離れ、自分を見つめなおすことで仕事がうまくいかない原因を発見することができたり、自分の適性に合った仕事を見つけ出せるでしょう。
転職先で仕事に対するモチベーションを取り戻せる
転職すると新しく仕事を再スタートすることになるのでモチベーションを取り戻せる可能性があります。
また、仕事内容も変わってくるので自分の適職に合った仕事であったり、興味のある仕事であればさらにモチベーションが上がるでしょう。
仕事を辞めるデメリット
仕事を辞めるメリットを理解していただいたところで、次はデメリットについてご紹介していきます。
- お金が減っていく
- ブランク期間が長いと転職が難しくなる
- ローンが組めない
お金が減っていく
仕事を辞めると次の職に就くまでは貯金を切り崩して生活していかなければなりません。
やはり銀行残高が減っていくのを見るとだんだんと焦りますし、「急いで次の職に就かなければ」と思い熟考せずに転職先を決めてしまうことによって再度仕事がうまくいかないと感じてしまうことがあります。
仕事を辞める際はある程度預金がある状態で辞めるようにしましょう。
ブランク期間が長いと転職が難しくなる
仕事をやめてからのブランク期間が長いと次の転職が難しくなります。面接の際に空白期間があるとどうしても突っ込まれたりしますので、なぜブランク期間があるのか説明できるようにしましょう。
ローンが組めない
仕事を辞めてしまうと社会的信用を失うのでローンが組めなくなります。
ローンが組めなくなると、自動車や家の購入ができなくなります。また、仕事を辞めたあとに賃貸を借りようとしても借りることはできません。
仕事を辞める前にローンが発生する物を購入したり、賃貸を借りるようにしましょう。
仕事がうまくいかない時:まとめ
仕事がうまくいかないと感じる原因やその対策をご紹介しました。
仕事がうまくいかないと感じたときはどうしても「転職するしかない」と考えてしまいがちですが、現状のままでもできる対策はたくさんあります。
しかしパワハラや職場環境が悪いなどの他人が原因で仕事がうまくいかないと感じる場合は転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
また、仕事を辞める際はこの記事でお伝えしたメリットとデメリットを踏まえてよく考えた上で仕事を辞めるかどうかの判断をしていただければと思います。