海外でsimカード使いたい!でも何したらいいのかな…って悩みを持った事、ありませんか?僕はあります。
初めて海外行く時なんかどうしたらいいかわからないですよね、何を用意したらいいのかとかどこで買えばいいのかとか設定のやり方も迷ってました。
でもそういった悩みって早めに解決して海外旅行を純粋に楽しんでいきたいですよね。旅行に不安は要らないですし。
今回はそんな経験から、海外でsimカードをお得に使うにはどうしたらいいか?を解説していこうと思います。以下のような人はぜひ読んでみてくださいね。
- 海外行く時に出来る限り携帯代を安くしたい人
- 海外SIMを使いたいけどどうしたらいいかわからない人
- そもそも海外simって何?と思ってる人
(アイキャッチ画像出典元:https://www.photo-ac.com/main/detail/24473072#goog_rewarded)
simカードとは?
そもそも「simカード」とは何か?と思う方もいると思います。SIMカードとは、スマートフォンに挿入して電波を受信する為に使われています。
そしてsimカードには識別機能もあります。その端末の使用者はどのキャリアを使っているか、加入者を特定するための固定番号などが記録しています。
つまり、simカードというのは「スマートフォンの身分証」みたいなものです。それがあるので普段外でも問題なく使えるんです。
simロックとsimフリーの違い
「simロック」と「simフリー」という単語が日常会話で聞こえてきますが、実際どういった違いがあるのかあまり知られていません。
これらの違いというのは「キャリア固定がされているかどうか」です。この違いで値段も変わるくらいには大事です。
海外simを使う場合はどっちを用意した方がいいの?
海外simを使う場合、基本的にはsimフリーを用意した方が確実です。というのも、キャリア固定のスマホの場合はいくつか手順を踏まなきゃいけません。
キャリア固定のスマホで手順を踏んで解除した後、再度手順を踏まなくてはならないというのは大変ですよね。なので出来るならsimフリースマホを用意しましょう。
海外でsimカードを利用するための旅行前準備
simカードの仕組みも軽く解説が終わりましたし、次は海外SIMを使う前に必要な準備の解説です。
基本的に海外simを使う際には以下の二つを用意する必要があります。基本的には以下の2つを用意してもらえれば困りません。
- simフリーのスマートフォン
- simカード取り出しピン
simフリーのスマートフォン
simカードというのは「スマートフォンの身分証」みたいなものです。それを使う際にキャリア固定のスマホだと海外simが使えません。
キャリア固定のスマホを解除する事も出来ますが、解除したくない!と思う場合はsimフリーのスマホを買った方がいいでしょう。
simフリーのスマホは基本的に以下のような場所で買う事が出来ます、もし必要であるのなら一度確認してみてはいかがでしょうか。
- 家電量販店
- Apple Store
- 公式サイト
simカード取り出し用ピン
simフリーのスマホは用意した!これなら大丈夫!と意気込むのは少し早いかもしれません。simカードをセットする為にsimカード取り出し用のピンが必要となります。
simカードをセットする箇所に必要なトレイを取り出す際にこのピンが必要なのですが、基本的にはスマホを買った時についてきます。
普段使わないでいらないだろうな~と思い捨ててしまう事もあると思います、そういった場合は代替品を使わずに通販等で取り寄せましょう。
代替品でも交換する事は出来ますが、代替品を使うと保証外になってしまうなどのリスクがあるのでおすすめはしません。
携帯端末のsimロック解除のやり方
そもそも大手キャリアで購入した場合、海外simを入れようとすると基本的にはsimロックを解除しないと使えません。
そしてそのsimロックにはちゃんと解除方法があります。ここではサラッと解説していきます。
「simロック」とは?
そもそもsimロックというのは、第三者がなりすましなどで売ったスマホを悪用されない為に生まれました。
そのsimロックというのは、基本的にはそのスマホで使えるSIMを固定する事を指すという認識でいてください。それを解除しないと海外SIMは使えません。
simロック解除方法
基本的には大手キャリアの場合、店舗に行ってsimロックの解除をお願いしますと伝えたら解除出来ます。
ネットでもそれぞれ出来るのですが、ネットで行う場合は各キャリアの公式HPを確認しながら見ていく事が必要になってきます。
simカードをスマホに挿入する
ではこれらを確認していざsimカードを挿すぞ!と思ってもまだ確認すべき事があります。
これらを確認しないと損をしてしまったり、失敗してしまう事があるのでこれらはぬかりなく確認してくださいね。
- 海外simカードのサイズを確認
- スマホのsimカードトレイを取り出す
- simカードを入れる
海外simカードのサイズを確認
まずSIMカードには3種類のサイズがあります。「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類です。
そしてこれらはスマホによって対応しているサイズも変わってきます、これを確認せずに契約してしまうと損してしまうので確認してくださいね。
スマホのsimカードトレイを引き出す
スマホに対応したSIMカードを買ったら、次はスマホのSIMカードトレイを取り出しましょう。
この際にもちゃんと手順があるので、以下の手順を参考に行ってみてください。手順を間違えてしまうとあとで後悔してしまいます。
- スマホの電源をOFFにする(スリープモードではなくしっかり電源を切ってくださいね)
- SIMカードトレイの穴にSIM取り出し専用ピンを刺す
- トレイが飛び出たのを確認する
これだけです。もしトレイが飛び出てこない!と思ったら押し込みが甘いか刺す場所を間違えているので確認してみてくださいね。
simカードを入れ替える
では最後にSIMカードをセットするところです。取り出したSIMカードトレイには何も入ってないか今まで使っていたSIMが入っています。
もし今まで使っていて契約中のSIMであれば保管しておきましょう。SIMカードを交換した後は、SIMカードトレイにぴったり当てはまるようカードを入れてあげてください。
その後再度トレイをスマホに入れたら設定は完了です。海外SIMが使い終わったら取り除いてあげてくださいね。
海外のsimカードを購入する方法は?
海外で使用するSIMカードは、現地で購入するか、事前に日本国内で購入することになります。
ではこれらの違いは何なのか?をここでは深掘りしていこうと思います。どちらにもメリットデメリットはあるので自分に合った選択をしてみてくださいね。
海外旅行先で購入する
海外でSIMを購入しようとする際、基本的には空港やコンビニなどで購入する事が出来ます。筆者のおすすめは空港です。
海外で問題なくコミュニケーションが取れるのであれば基本的には大丈夫ですが、もし自信がないなら空港で購入しましょう。メリットは以下の通りです。
- コミュニケーションが行いやすい
- プランの選択が出来る
- 買える場所が分かりやすい
ただどうしても空港だと割高になる事があります、コミュニケーションが問題なく取れて土地勘も大丈夫ならコンビニなどで買った方が良いでしょう。
国内で購入する
国内で海外SIMが買えるの?と思う方もいるかもしれません、国内でも海外SIMを購入する事は可能です。
国内では基本的に日本の通信キャリアや旅行会社などで取り扱いが見受けられます。日本で買うメリットは以下の通りです。
- 日本語でサポートが受けられる
- 日本語でコミュニケーションが取れる
- 日本語で説明を受けられる
海外よりは多少割高になってしまいますが、日本語でコミュニケーションが取れるのはかなり大きなメリットです。もし海外に初めて行くのであれば日本で買うのが無難でしょう。
海外用simカードを購入するときの注意点
海外SIMを購入する際にいくつかの注意点があります。これらを意識せずに買ってしまうと後で自分が損してしまうので、そういった事がないよう以下の4点は確認してくださいね。
- SIMカードの種類
- データ量と有効期限
- SIMカードのサイズ
- SIMカードが使える対象国
simカードの種類
SIMカードって一種類しかないんじゃないの?と思われがちですが、海外SIMの場合はいくつかあります。
「データ通信専用」の電話番号がないタイプや、「データ通信・通話・SMS」がセットになっているものなど。
それぞれ人によって何が必要か?は変わってきますので、自分に合った契約プランを選んでくださいね。
データ量と有効期限
SIMカードのデータプランは500MBから無制限のものまで、今では色々なプランが用意されています。しかし、これらはいつまでも使えるというわけにはいかないわけです。
基本的にこれらには有効期限があるので、自分がいつ旅行に行くか?などを考慮して購入してくださいね。
simカードのサイズ
まずSIMカードには3種類のサイズがあります。「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類です。
そしてこれらはスマホによって対応しているサイズも変わってきます、これを確認せずに契約してしまうと損してしまうので確認してくださいね。
simカードが使える対象国
SIMカードを現地で購入する場合は基本的に問題はないです、ですが日本で買う場合には注意しておきましょう。
海外SIMだからどこでも使えるんだ!と思ったら大間違いで、それぞれ対象国はあります。それを確認せずに旅行行っていざ使うぞ!となって使えないなんて事も有り得るので確認しときましょう。
海外simを使うメリット
国際ローミングや海外ポケットWi-Fiを利用しても、海外でスマートフォンをインターネットに接続することは可能です。
ただ、海外SIMを使う事によってかなり恩恵を受ける事が可能となってきます。基本的には以下の2つがあります。
- 通信料を安く抑えられる
- ポケットWi-Fiを持ち歩かなくて済む
海外simなら通信料を安く抑えられる
海外SIMを使う事で一番大きい恩恵は通信料が安く抑えられるという点だと思います。基本的に海外でWiFiを使おうとすると一日1000円です。
ですが海外SIMであれば月2000円でも使用する事は可能です。そう考えるとかなり安いですよね。
長期間滞在すればするほど海外SIMの方が安く使えるというメリットが大きいので、長期滞在を考えているのであれば海外SIMを視野に入れてみてください。
海外ポケットWi-Fiを持ち歩かなくてすむ
海外ポケットWi-Fiをレンタルして持参する場合、外でスマホを使うためにはWi-Fi機器を持ち歩かなくてはいけません。
多少でも荷物は少なくしておきたい海外では、ポケットWi-Fiを持ち歩かなくてよいという点も、メリットと言えるのではないでしょうか。
海外simを使うデメリット
メリットだけ聞いたら海外SIMって凄いじゃん!と思いますよね。でも美味い話には必ず裏があると言われるように、メリットと共にデメリットも存在してしまいます。
ではそのデメリットは何か?というと、個人的には以下の2点がかなり大きいデメリットだなぁと感じました。
- SIMフリーのスマホが必要
- 設定がとにかく面倒
SIMフリー対応のスマートフォンが必要
前述した通り、海外SIMを使う際には基本的にSIMフリーのスマホが必要となってきます。元から持っている方は基本的にデメリットには感じないと思います。
ただほとんどの方はSIMフリーのスマホなんて持ち合わせてない!というのが本音だと思います、僕もその一人なのでデメリットに感じました。
設定が面倒
海外SIMは海外の通信会社が販売している場合、日本語での表記や日本語でのサポートがなかったりします。
さらに海外への渡航前にユーザーユー登録したり、データ料金をあらかじめチャージしておくなども慣れていない人には難しく感じてしまう事もあります。
そういった事を避けたいのであれば現地で使い捨てのSIMを購入したり、日本で購入するのが無難でしょう。
海外simカードの初期設定の方法
海外のSIMカードをただ入れてもそのままデータ通信は出来ません。現地で買った場合はスタッフさんに頼めますが、日本で買った場合は自分で初期設定を行う必要があります。
APN設定というのを行わなくてはいけないので、渡航前にこれらもやっておきましょう。渡航してからだとお金がかかってしまったりと損してしまう事があるので。
APNを設定する
APNとは『Access Point Name(アクセスポイント名)』の略で、これから使用する回線はこれですよ〜!と、スマホに教えてあげる設定がAPN設定です。
基本的に、海外のプリペイドSIMカードには、いろいろな設定方法があるのですが、ほとんどがこのAPNを設定するだけで、インターネットが使えるようになります。
基本的には海外SIMの説明書に日本語の説明書が入っています、それを参考にして設定してあげてくださいね。
APN設定が不要なこともある
そして大手通信キャリアのSIMカードの中には、APN設定が自動的にされるものもあります。
SIMカードを入れ替えたあと、カードの台紙に書かれてあるPIN(暗証番号)を入力しただけで、4Gや3Gに接続できた場合は、APN設定は不要です。
海外simを選ぶ際の注意点とsimカードまとめ
ここまではsimカードと海外simの選び方について解説してきました。simカードというのは「スマホにとっての身分証明書」だと思ってください。
もし今後、海外simを選ぶとなった際には以下の4点を意識してみてください。基本的にこれらを意識しておけば、痛い目を見る事はかなり減ると思います。
- SIMカードの種類
- データ量と有効期限
- SIMカードのサイズ
- SIMカードが使える対象国