「Wi-Fiルーターが欲しいけれどどれがいいのか分からない」「何を基準に選ぶべきなのか分からない」「おすすめのWi-Fiルーターはどれなんだろう」などど頭を抱えていませんか。
自分に合ったWi-Fiはどれで価格はいくらぐらいするのか気になりますよね。
そこで今回は、Wi-Fiルーターを選ぶ時のポイントと使用環境に合わせたおすすめのWi-Fiルーターを紹介しています。
この記事を読むことで、Wi-Fiルーターの選び方やおすすめのWi-Fiルーターが理解することができるので是非最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1843423?title=wifi%20%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC&searchId=3337738282)
Wi-Fiルーターを選ぶ時のポイント
まず、Wi-Fiルーターを選ぶ時のポイントを7つ紹介していきます。
- 価格で選ぶ
- 機能性で選ぶ
- メーカーで選ぶ
- 自宅の間取りで選ぶ
- 同時接続数で選ぶ
- 2種類の周波数をチェック
- セキュリティ機能で選ぶ
価格で選ぶ
Wi-Fiルーターの価格は、機種や年式により異なり、安いからといって機能性が低いとは限らず、高性能なWi-Fiルーターを低コストで製造している物もあります。
値段だけではなく、商品のスペックや口コミなどを分析しコストパフォーマンスに優れているのかをチェックすることが重要です。
機能性で選ぶ
Wi-Fiルーターを機能性で選ぶことで自分自身に見合った商品を選ぶことができます。高速通信にこだわる場合は、通信速度の高いルーターを選ぶと良いでしょう。
しかし、機能性で選ぶとなると、コストがかかることがあります。優れた機能を持っているWi-Fiルーターはルーターの一般的な価格相場を上回ることがあります。
自分の予算に無理のない範囲で優れた機能の商品を選ぶことをおすすめします。
メーカーで選ぶ
信頼できるメーカーでWi-Fiルーターを選ぶのも1つの手です。
信頼できるメーカーとは、口コミで高く評価されていたりネットショップや価格比較サイトのカテゴリーランキングで複数の商品が上位に入っているかで判断可能です。
人気メーカーは、お客様の多様なニーズに対応したWi-Fiルーターを製品化しているので購入すれば様々な状況に対応し便利に使えることができるでしょう。
- BUFFALOW
- TP-LINK
自宅の間取りで選ぶ
自宅の間取りによって、Wi-Fiルーターに必要なスペックは異なります。
2階建ての戸建てや部屋数の多い間取りのマンションに住んでいる場合は、電波を遠くまで飛ばすことができる外付けアンテナ搭載モデルがおすすめです。
メッシュWi-Fiに対応していれば、3階建てや広範囲の間取りでも使用することができます。
同時接続数で選ぶ
Wi-Fiルーターは利用人数に合わせて、全員が使用するデバイスの数に対応できるモデルを選びましょう。
スマホ・パソコン・タブレットなど1人で複数のデバイスを使用するケースもあります。家電など共用で使う機器も含めて、接続台数を確認しておきましょう。
2種類の周波数をチェック
Wi-Fi電波の周波数には、5GHzと2.4GHzの2種類あります。
5GHz帯は、他の機器が発する電波との干渉が少なく安定かつ高速に通信できるのが特徴です。2.4GHz帯は、壁などの障害物に強く対応機種が多いのが特徴です。
両方の周波数帯を使うものと片方しか対応していないモデルがあるので、購入時にしっかりと確認することをおすすめします。
セキュリティ機能で選ぶ
インターネットを安心して利用するために、セキュリティ機能が付いているものを選びましょう。
セキュリティ規格WPA3に対応したモデルがおすすめです。強力な保護機能を有しており、不正アクセスなどから自宅のWi-Fiをしっかりとガードしてくれます。
IoTデバイスも安心して追加しやすいため、スマート家電の利用を考えている方にもおすすめです。
Wi-Fiルーターに付いていると便利!おすすめ機能とは?
ここでは、Wi-Fiルータに付いていると便利な機能について4つ紹介します。
- 干渉波自動回避機能
- ビームフォーミング
- パスワード設定不要のAOSS
- インターネットの混雑を回避する「IPv6」
干渉波自動回避機能
干渉波自動回避機能とは、電波の妨害となるものを避けて通信できる機能のことです。自宅でWi-Fiルーターを使用すると、電子レンジや電話機などが通信の妨害になる可能性もあります。
Wi-Fiルーター自体が自然に妨害電波を回避する機能があると、電波干渉による通信切断や速度が低下するリスクを軽減することができます。
インターネットを楽しんでいる最中にストレスを溜めなくてすむよう通信ノイズを自動で検知し回避してくれる干渉波自動回避機能が付いているものを選びましょう。
ビームフォーミング
ビームフォーミングとは、ハイスペックな無線LANルーターで利用できる機能の1つでデバイスにWi-Fiを届けやすくするための機能です。
Wi-Fiに接続しているデバイスの場所や距離を検知して、それに見合った強さの電波を発信します。
デバイスの環境に合わせて電波が届くので、従来の無線LANルーターを使うよりもWi-Fiが繋がりやすい状態になります。
また、無線LANルーターとデバイスの距離による速度低下を防ぐ役割もしているので2階などの離れた場所でも安定した速度を出すことができます。
パスワード設定不要のAOSS
AOSSという機能が搭載されていると、対応しているルーターを使った際に自動的にWi-Fiに接続し設定をすることができます。
パスワードやセキュリティの設定が不要なので、初めてWi-FIを利用する人や機器の設定が苦手な人のおすすめです。
スマホやタブレットで使用する際は、AOSSアプリがあるのでダウンロードしておくと良いでしょう。
ボタンを押すだけで、バッファロー社製のWi-Fiルーターと自動的にWi-FIを接続することができます。
インターネットの混雑を回避する「IPv6」
IPv6とはIPv4に続く、新しいインターネットプロコトル規格のことです。
利用者の多いIPv4とは異なるルートでネットに接続するため、混雑を回避することができます。夜間や回線が混みやすい時間帯でもネットを快適に使用することができます。
また、割り振りできるIPアドレスの数が非常に多いためlotにも対応しやすいのが特徴です。
Wi-Fiルーターの正しい置き場所とは?
ここでは、Wi-Fiルーターの正しい置き場所について3つ紹介します。
- 窓際から離れた場所
- 周囲に障害物がない場所
- なるべく家や部屋の中央
窓際から離れた場所
Wi-Fiルーターを窓際に置くと電波が窓ガラスを通過して逃げてしまうため、Wi-Fiルーターの設置には適していない場所です。
また、Wi-Fiルーターは360度方向に電波を発信するので窓際に置いてしまうとWi-Fiが届く範囲が半減してしまう可能性があります。
Wi-Fiルーターを設置するときは窓際を避けて設置しましょう。
周囲に障害物がない場所
周囲に壁や家具などがWi-Fi電波の障害物となってしまうため、パソコンと壁の間や家具や雑貨に囲まれた狭いスペースはWi-Fiルーターの設置には適していません。
Wi-Fiのルーターの近くに障害物があるとデバイスに届く前に電波が弱ってしまう恐れがあります。
Wi-Fiルーターを設置するときは周りに障害物がないかもチェックしましょう。
なるべく家や部屋の中央
Wi-Fiルーターは360度方向で電波を飛ばしますが、部屋の隅に設置してしまうと2方向や3方向を壁で遮ることになり全体に電波が届きづらくなってしまいます。
そのため、Wi-Fiルーターはできるだけ家や部屋の中心に置くことをおすすめします。
据え置きルーターとモバイルルーターの違い
Wi-Fiルーターには「据え置きルーター」と「モバイルルーター」の2種類存在します。
据え置きルーター
「据え置きルーター」は、コンセントに接続しADSLや光回線といった固定回線にLANケーブルを繋いで使うものです。
据え置きタイプは種類が豊富で、大きなアンテナを持った強力なタイプから旅行に携帯できるようなコンパクトサイズまであり多種多様なモデルから選ぶことができます。
一般的に、性能や処理能力も高く同時接続台数も10台以上は確保されているものがほとんどです。
モバイルルーター
「モバイルルーター」は、バッテリーを内蔵し3GやLTE、WiMAXといった携帯電話網に接続して使うものです。
コンパクトサイズでバッテリーを内臓しているので電波さえ届けばどこでも使うことができます。
しかし、本体が小さいのでアンテナも小さく電波の感度が低かったり到達する距離が短いことが多いです。
また、処理能力が低いので同時に接続できる台数が5台程度に抑えられていることもあります。
マンション住んでいる方におすすめのWi-Fiルーター
マンションに住んでいる方に、おすすめしたいルーターを2つ紹介します。
Wi-Fiルーターから離れた場所でも安定した通信環境が得られる、ビームフォーミング機能が搭載されたWi-Fiルーターがおすすめです。
- BUFFALO WSR-1800AX4S
- BUFFALO WCR-1166DS
BUFFALOW SR-1800AX4S
まず、紹介するのはBUFFALOのWSR-1800AX4Sです。コスパ良好のベーシックタイプと呼ばれている標準的なルーターです。
BUFFALOのWSR-1800AX4Sは1万年を下回る価格でありながら、最新通信規格のWi-Fi6(11ax)に対応しています。
ビームフォーミングはもちろんのことIPv6にも対応しているのでこれさえ選んでおけばマンションのWi-Fiルーター選びで間違いはないでしょう。
コスパ重視でWi-Fiルーターを選びたい人にはおすすめの商品です。
BUFFALO WCR-1166DS
次に紹介するのは、BUFFALOのWCR-1166DSです。コンパクトサイズなWi-Fiルーターを探している方や機器の設定が苦手な方向けのWi-Fiルーターです。
BUFFALOのWCR-1166DSは本体の大きさが一般的なWi-Fiルーターより一回り小さいため設置場所に困りません。
コンパクトサイズでありながら、ビームフォーミング機能を搭載しているので通信の安定や高速化を実現しています。
また、バッファロー特有の簡単セットアップ機能もあるので設定が苦手な方でも簡単に設定することができます。
一戸建ての方におすすめのWi-Fiルーター
ここでは、一戸建てに住んでいる方におすすめのルーターを2つ紹介します。
一戸建てに住んでいる方におすすめしたいのはメッシュWi-Fiです。メッシュWi-Fiは広いエリアでWi-Fiを使用したい時に便利です。
- TP-Link Deco X20
- Google Nest Wifi GA00822-JP
TP-Link Deco X20
TP-LinkのDecoX20は新しい規格であるWi-Fi6に対応したメッシュWi-Fiルーターです。
Wi-Fi6対応で持続可能台数150台など家のWi-Fiルーターとして必要な要素は揃っています。
他のWi-Fi6に対応したモデルは値段が高めですが、このDecoX20は一般の人でも手に入れやすい価格になっています。2パック2万円程度で購入可能な安さが魅力の商品です。
Google Nest Wifi GA00822-JP
スマートホーム化を目指したい方におすすめなのが、GoogleのNestWiFiです。
値段は、やや高めですが子機にあたる拡張ポイントはスマートスピーカーを搭載しており他のメッシュWi-Fiルーターにはないユニークさもあるので値段相応のスペックだと思います。
白くて丸い美しいデザインなので、インテリアとしても活用することができる商品です。
引越しの時に便利なおすすめのWi-Fiルーターとは?
引越しの時に、便利なWi-Fiルーターを2つ紹介いたします。
引っ越す予定がある場合は、置くだけWi-Fi(ホームルーター)がおすすめです。工事不要でコンセントを挿すだけでインターネットに繋ぐことができるWi-Fiです。
引越しの際の難しい手続きが必要ないのが特徴で、利用中の端末をそのまま新居で使用することができます。ただし、移転の際に利用先変更の申請が必要です。
- WiMAX+5G
- ドコモhome5G
WiMAX+5G
4G回線と5G回線の両方が無制限に使えるのが特徴で、料金の安さにも定評があり2022年2月1日より3日間の速度制限が撤廃されたこともあり使い勝手の良いホームルーターです。
申し込みの翌日からすぐに使うことができ、会社や学校など自宅以外でも使うことができます。
1番安いプロバイダであるGMOとくとくBB WiMAXは最短即日発送となるのですぐに使うことができます。
WiMAXを購入するなら、すぐに使えて1番安いGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。
ドコモhome5G
ドコモのホームルータードコモhome5Gは、家族みんなでWi-Fiを使うなど速度を重視する場合におすすめです。
ドコモのスマホと同じ「PREMIUM4G」を使用しているので、他のホームルーターよりも速度が速いです。4Gエリアであっても100bps以上の速度が出ます。
毎月のデータ容量が無制限となっているため、好きなだけインターネットを使うことができます。2年縛りといった契約期間の縛りがないためいつ解約しても違約金は取られません。
ドコモのスマホをお持ちなら、毎月のスマホ料金が最大1100円も安くなるセット割引きがあります。家族全員ドコモであればhome5Gが実質無料になる可能性があります。
オンラインゲームをよくプレイする方におすすめのルーターとは?
オンラインゲームは、ゲーム機本体の性能のほか通信品質も重要です。そこでおすすめなのが、ゲーミングルーターです。
ゲーミングルーターは、通常のルーターより処理速度が高く1度に複数の端末を接続しても遅延やデータ損失が起こりづらいという特徴があります。
- TP-LinK Archer AX50
- I-ODATA WN-DAX1200GR
TP-Link Archer AX50
TP-LInkのArcherAX50は、4本のハイゲインアンテナとビームフォーミングで強力で安定した電波を遠くまで届けることができます。
また、近隣の電波干渉を回避してくれるのでより安定した通信が可能になります。
ルーターの設定や管理は、スマホアプリ「Tether」で簡単に行うことができます。
保護者による制限設定やネットワークも手元で簡単に管理できるので、お子さんのいる家庭におすすめしたい商品です。
l-ODATA WN-DAX1200GR
I-ODATAのWN-DAX1200GRは、独自開発された「360(サンロクマル)コネクト」技術が搭載されています。
そのため、上下・左右・前後の全方向と電波を送受信できるので、電波の死角がなく繋がりやすいWi-Fi環境を作ることができます。
インターネット回線に接続するだけで自動的に設定してくれるので、ユーザーの設定は不要で端末もWPSボタンを使えばパスワードの入力も必要ありません。
初心者の方にも手が出しやすい商品になっているのでおすすめです。
Wi-Fiルーターの寿命は?
Wi-Fiルーター本体の平均的な寿命はおよそ4~5年と言われています。私たちが家にいない間や寝ている間にもルーターは休むことなく稼働しています。
そのため、年月が経つと不具合が起きやすくなってしまうことがあります。
Wi-Fiルーターの購入から4~5年以上が経過していて、通信が不安定だと感じる場合はルーターが原因の可能性があります。
そのような状況であれば、買い替えを検討してみるとよいでしょう。
まとめ:自分の生活に合ったおすすめのWi-Fiルーターを選ぶ
Wi-Fiルーターを選ぶ時には、価格や家の間取りなどを考慮し自分の使用環境に合ったWi-Fiルーターを選ぶことが大切です。
マンションに住んでいる方はビームフォーミング機能が搭載されているWi-Fiルーター、一軒屋に住んでいる方はメッシュWi-Fiがおすすめです。
また、引越しの予定がある方は、置くだけW-Fiがおすすめです。ゲームを楽しみたい方は、高機能のゲーミングルーターを使用すると良いでしょう。
たくさんあるWi-Fiの中から、あなたに合ったWi-Fiルーターを見つけて楽しい生活を送りましょう。