毎月支払っている携帯料金、安くなったらいいなと思いませんか?
そんな願いを実現させてくれる格安SIMとはどんなものか。安さの理由や選び方など、実体験を交えてお伝えします!
格安SIMに乗り換えれば、月額1,000円を切ることも可能です!
携帯料金を今よりも安くしたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20160350074sim-2.html)
格安SIMとは?
docomoやSoftBankなどの大手キャリアに比べ、月々の利用料金が安くなるSIMカードを指します。
SIMカードとは、キャリアから発行されるICカードのことで、電話やインターネットのデータ通信を行う際に必要なものです。
Wi-Fiに繋がっていない時でもインターネットができるのは、あなたのスマホに内臓されたSIMが働いてくれているからなんですよ。
格安SIM(OCNモバイルONE)に乗り換える前は月3,280円で5GBまで使えましたが、現在は月額1,320円で6GBも使えるようになりました。
また、月のデータ使用量が3GBGBなら、月額1,000円を切る格安SIMが多数あります。
大手キャリアで3GBを利用すると、最低でも3,200円。差額にして2,200円もお得に!
安さの秘密はここにあった!格安SIMが格安な理由
大手キャリアは自社の通信設備を持っています。それらに充てる費用を上乗せしている為、どうしても割高になってしまいます。
格安SIMは、大手キャリアから既存の回線を借りている為、それらの費用がかかりません。
また、格安SIMの多くは実店舗がなく、インターネット販売が主流です。実店舗で発生するテナント代や店舗設備の費用が抑えられることも、低価格で提供できる理由の一つになっています。
繋がりやすさは大手キャリアと違う?
結論からお伝えすると、格安SIMによって異なります。同じ大手キャリアの回線を利用していても、通信の安定性に違いが出てしまうことも。
特に、平日のお昼時など回線が込み合う時間は不安定になりやすいですが、大手キャリア並に通信が安定している格安SIMもあります。
格安SIMを検討する際は、あらかじめ通信速度や安定性を調べておくといいでしょう。
私が利用している格安SIMはかなり安定していて、お昼時にアプリゲームや動画視聴をしても大手キャリアと変わらない使用感でした。
お得にお得を重ねちゃおう!格安SIMのメリットとは
格安SIMは通信料の安さ以外にもメリットがあります。「知っていればもっと早くに乗り換えたのに!」そんな後悔をしない為にも、ここであげる2つのメリットを参考にしてくださいね。
- データ容量の種類が豊富
- 格安でスマホを購入できることも
データ容量の種類が豊富
格安SIMの多くはデータ容量の種類が細かく刻まれているので、自身の使用量にフィットしたプランを選択できます。
イオンモバイルなら、最小値が0.5GBで、1~10GBまで1GB刻み。最大50GBのプランまで選べますよ。
また、余ったデータ容量を翌月に繰り越し可能な格安SIMもあります。
例えば、6GB契約中に3GB残したまま翌月を迎えた場合。3GB+6GBで、翌月は9GBも使えるように!
繰り越した容量と当月の容量は、繰り越し分から先に消費されます。
前月に繰り越した容量だけで当月を過ごせば、翌月は最大2倍の容量を追加料金なしで使うこともできますよ。
格安でスマホを購入できることも
格安SIMの中にはセットで端末を購入すると、通常よりもお得にスマホが買えるところもあります。
ラインナップは会社ごとに異なりますが、iPhoneを取り扱っている会社もあります。キャンペーンや条件によっては、1円で買えるスマホも!
スマホが古くなってきたなと感じているなら、格安SIMに乗り換えて、お得にスマホを購入してみては?
私の場合、本来なら3万円前後のスマホを1万円で購入できました。
キャンペーンの時期や条件は格安SIMごとに様々なので明記しませんが、新規契約よりも他社乗り換えをした方がお得になりやすいです。
気を付けて!格安SIMのデメリットとは
これだけ優秀な格安SIMにもデメリットは存在します。乗り換えてから「こんなはずじゃなかった」と頭を抱えないよう、問題になりそうな点を2つまとめてみました。
- キャリアメールを含むキャリア独自の機能が使用不可。
- 対面でのサポートが受けにくい
キャリアメールを含むキャリア独自の機能が使用不可
ただし、キャリアメールは1アドレスにつき月額330円で引き継げます。こちらは全キャリア共通で、解約後31日以内の申し込みが必要になりますので注意しましょう。
格安SIMには独自のメールアドレスを提供している会社もありますが、大手キャリア同様、解約後は利用できないのであまりおすすめしません。
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールであればキャリアを跨いで利用できるので、こちらの利用をおすすめします。
対面でのサポートが受けにくい
格安SIMは実店舗が少ない為、電話やチャットサポートのみで問題を解決するしかない時もあります。
例えば、SIMカードの挿入や回線の開通手続き。サイトから購入した場合、同梱されている説明書を見ながら購入者自身で行います。トラブルが発生した時も同様です。
ですが、実店舗が多い格安SIMもありますので安心してください。店舗購入なら、その場でSIMカードの挿入から開通手続きまでしてもらえるところもありますよ。
私は、格安SIMを公式サイトから購入したので、SIMの挿入からネットワーク設定まで全て一人で終えました。
各種手続きは全て販売員にお願いしていたのでそれらの知識は0でしたが、同梱された説明書とインターネットの力を借りれば思いのほか容易でした。
ある程度スマホの扱いに慣れている方なら、問題なく終えられるかと思います。
電話できない可能性も!?SIM選びの重要性とは
お得な格安SIMと言っても、どれを選んでもいいわけではありません。販売されているSIMの種類や月々のデータ使用量を把握しておかなければ、損をしてしまったり、電話ができなくなる可能性もあります。
- SIMの種類
- 月々のデータ使用量の把握
SIMの種類
SIMの種類は主に3種類あり、それぞれ「音声対応」「SMS対応」「データ通信専用」があります。それぞれのSIMで利用可能な機能は以下の通りです。
SIMの種類/利用可能な機能 | 電話(電話回線利用) | LINEやショートメッセージ | インターネット |
---|---|---|---|
音声対応SIM | 〇 | 〇 | 〇 |
SMS対応 SIM |
× | 〇 | 〇 |
データ通信専用SIM | × | × | 〇 |
ここまででピンと来る方もいらっしゃると思いますが、電話ができなくなるケースとは、音声対応SIMではなく、SMSやデータ通信専用SIMを購入してしまった場合です。
LINEや無料通話から発信することはできますが、携帯番号を持てず、電話回線からの発信ができなくなります。
特別な理由がない限り、携帯電話用のSIMを探しているなら、音声対応SIMにしましょう。
月々のデータ使用量の把握
元々低価格とはいえ、固定費は少しでも安く済ませたいですよね?そのためにも、月々のデータ使用量は把握しておきましょう。各キャリアのマイページから確認できます。
また、会社によって電話かけ放題のサービスや、特定アプリをデータ消費なしで使えるサービスが付帯することもあります。
自身のデータ使用量とサービスの内容を照らし合わせながら考えると、より最適なプランを選びやすくなりますよ。
解約金制度は廃止!乗り換えるならいつが最適?
大手キャリアの解約金制度は廃止されているので、更新月を考慮する必要はありません。
各種キャンペーン時期を除いて、少しでもお得に乗り換えたいなら月末がおすすめです。なぜなら、月始めに解約しようと日割りはされず、満額請求されるからです。
また、データの繰り越しがある場合。契約した容量が月末に付与され、使い切れなかった残りが翌月に繰り越されます。本記事の「データ容量の種類が豊富」の項でお伝えした手法を実践できるんですね。
格安SIMは、格安で安全につかえます!
格安SIMが安い理由は、大手キャリアから回線を借りたり、テナント費用や人件費を抑えているからです。
それ故にスマホやSIMを格安で提供できる反面、実店舗が少なく、対面サポートが受けにくいデメリットもあります。
大手キャリアの解約金制度は廃止されているので、あなたが乗り換えたいと思い立ったタイミングで行動するといいでしょう。
月額1,000円以下も目指せる格安SIM。ぜひ検討してくださいね。最後までご覧いただきありがとうございました。