家電量販店などでWi-Fiルーターをおすすめされた経験があるかと思います。無線ネット環境を家で使いたいならWi-Fiルーターが必要です。
現在ほとんどのネットワーク対応端末は無線の電波で接続ができます。ケーブルの配置問題を考えず、通信データの月額制限も気にせず自由に使いたいなら。Wi-Fiルーターが必須となります。
現在Wi-Fiルーターは性能も価格も違い種類の多く存在するものから、どれにすればいいか悩まれている方も多いと思います。適切なWi-Fiルーターの選び方を紹介しますのでぜひ参考にしてください。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/vectors/wi-fi-%e7%b9%8b%e3%81%8c%e3%82%8a-1989627/)
Wi-Fiルーターの選び方1:家の構造を考える
Wi-Fiルーターを選ぶ時には、家の構造や広さを考える必要があります。家の構造によっては、電波が届きにくい場所が出てくる可能性があるので注意が必要です。
例えば、家が壁の素材などの原因で電波届け難い構造になっている場合。単純に家の広さがルーターの信号範囲を超えた場合。或いは戸建なので上層に届かない場合などの不具合発生する原因は色々あります。
Wi-Fiルーターには、使用する環境を記載している物が多いので、自分の家の間取りや構造を確認してから選びましょう。
Wi-Fiルーターの選び方2:使用人数を考える
ルーターを選ぶときに何台まで子機(通信設備)を繋げられるのも注意しましょう。特に家にWi-Fiを使用する設備が多く存在する場合は一気に接続すると速度低下になるかもしれません。
パッケージに推薦する人数や台数が書いてあることが多くあります。BUFFALOの場合は一人が三台まで子機を使用する想定をした数値になります。「6人」と書いてある場合は最大18台まで接続可能と思います。
6人まで接続可能ルーターが接続台数によって速度低下になるのはあんまりないと思います。しかし、接続人数はあくまで目安であるためこの基準はメーカーによって異なりますので購入後実際に通信して確かめましょう。
Wi-Fiルーターの選び方3:Wi-Fiの通信規格を考える
現在の市場では色んな規格のWi-Fiが出回っていますが、Wi-Fi規格は新しい順に「6、5、4」と三種類があります。基本的にこの数字が大きい程最大通信速度が速くなり動作の安定性や機能性が向上する。
Wi-Fi6は以前の規格よりも高速なネットワーク環境を構築するだけでなく、回線の混雑にも強く、複数の機器を同時に接続しても負担なく通信を行うことができます。
価格が少し高くなるだが性能に優れたWi-Fi6ルーターを使えば性能不足によるトラブルが発生する確率が減らせます。長い期間で使用する目的で購入するならWi-Fi6ルーターが一番いい選択しだと思います。
おすすめのWi-Fiルーターメーカー
トラブルが発生する確率を減らして購入後も長期間安心して使用できるように長年業界でルーター販売している代表的なメーカーがおすすめします、代表的なものとして以下3つ挙げられます。
- BUFFALO(バッファロー)
- ELECOM(エレコム)
- I-ODATA(アイ・オー・データ)
これらのメーカー以外にも色々大手メーカーが存在します。信頼性が他より高いとは言えこれだけで選ぶのも後悔の原因になるかもしれません。一番大事なことはご自身の環境にあったスペック・モデルを選ぶことです。
ルーターを実際に使用した方の口コミもネットで見ることができます。気になるモデルがあれば参考にしてみてください。
Wi-Fiルーターを選び時に注意すべきおすすめ機能
ここでは、Wi-Fiルーターのおすすめの機能を3つ紹介します。
- MU-MIMO
- バンドステアリング
- ビームフォーミング
MU-MIMO
Wi-Fi6やWi-Fi5規格からついてある機能。MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)は複数人で同時にも繋いでも一気に通信できる機能で、これがあると遅延なくスムーズに通信できます。
それまで(MIMO)は接続している端末が複数あった場合、ひとつずつ順番に通信していたため、通信中のデバイスが受信し終えるのを待たなくてはいけませんでした。
例えでいうならお客様が沢山来られても複数店員で混乱せずスムーズに接客ができるみたいなものです。実際に家でWi-Fiを使う人数を考えてMU-MIMO(マルチユーザーマイモ)機能を考慮しましょう。
バンドステアリング
Wi-Fi通信には「2.4GHz」と「5.0GHz」の二つの周波数帯があります。「2.4GHz」は「5.0GHz」より遅いけど障害物に強い、「5.0GHz」は「2.4GHz」より速いけど障害物に弱い。
Wi-Fiルーターにバンドステアリングの機能が搭載されている時、どちらかの周波数帯に接続が集中して混雑した場合には自動で空いているほうの周波数帯へ移動してくれます。
この機能が付くルータを購入すれば、家の構造が複雑な状態でも自動的に適切な周波数帯に切り替えます。快適にネット環境を楽しむためにバンドステアリング機能を考慮しましょう。
ビームフォーミング
ビームフォーミングとは電波を特定の通信機器に向けて飛ばせる機能のことを指します。この機能があれば電波が弱い部屋に行っても、狙った端末に電波が届くようになります。
この機能あればルータはWi-Fiが繋がり難い場所でも効力を発揮できます。しかも最新ルータのほとんどがこの機能がついてますが、注意すべき点は子機の方もビームフォーミング機能対応してないと使えません。
ルータと子機の両方が対応してないと使えない機能なので、購入時はルータの方だけでなく手持ちの通信機器もビームフォーミングに対応しているのかを確認しましょう。
Wi-Fiルーターのおすすめの設置場所
実際に購入した後も、Wi-Fiルーターは本体の性能だけではなく、自宅のどの場所に設置するも非常に大事なことになります。
私からルータに適切な設置場所を5つあげてみます。あくまで参考なのでご自宅状況に合わせて探してみてください。
- 電波を出す家電製品付近を避ける場所
- 本棚やテレビ台などの中は避ける場所
- 水槽やウォーターサーバー付近を避ける場所
- 床から1~2mの高さの場所
- 部屋の中心部付近の場所
Wi-Fiの電波は障害物にあたるたびに弱くなる性質があるため、できる限り障害物で囲まれていない場所に置くのが良いでしょう。
おすすめのWi-Fiルーター1:「WSR-2533DHP3」
バッファロー製の「160mm、160mm、37.5mm」とコンパクトで置き場所に困らないサイズ感が魅力です。
使用端末を特定し、遠くまで電波を届けてくれる「ビームフォーミング機能」や複数端末に同時接続できる「MU-MIMO」にも対応しているので、複数人使用する際も便利に使えます。
推薦利用環境も戸建3階、マンション4LDK対応が紹介文に書いてあります。家が大きいかつ複数人利用の方には最適だと思います。
おすすめのWi-Fiルーター2:「WN-DEAX1800GR」
ネットワークの混雑状況に合わせて周波数を自動選択する「バンドステアリング機能」を搭載。通信が途切れにくく快適なネットワーク環境を実現できます。
Wi-Fi6対応スマホに最適で、ストレスのない高速通信が可能です。可動式アンテナを搭載し、設置場所やお部屋に合わせて最適な方向にWi-Fi電波を飛ばすことができます。
家の構造によって電波が届け難い部屋でWi-Fi使用する方におすすめです。
Wi-Fiルーターの選び方とおすすめの機種まとめ
快適なインターネットライフを送るためにはWi-Fiルーターを設置することは欠かせないとも言えます。この文章ではWi-Fiルーターの選び方のポイントと設置する場所などを紹介しました。
Wi-Fiルーターを設置する際には、自宅の広さや間取りを考慮しつつ、自分の使用状況や何を重視して選ぶかが大切です。
購入時にこの記事で紹介したメーカーの情報、Wi-Fiルーターを使用時利用できる機能などを家の実際状況とWi-Fiルーターの価格に合わせて自分に合うWi-Fiルーターの選びにきっとお役に立つと思います。