Wi-Fiを使うには何からすればいいのか丁寧に1から解説

新生活を始めるためにWi-Fiを設置したい方の中には、新しくWi-Fiを使うには何からやればいいのかわからない方も多いと思います。

この記事ではインターネットの回線の種類や契約から設置までの手順も紹介していきます。

難しそうと感じるかもしれませんが、この記事を最後まで読めば意外と簡単に設置できることがわかりますよ。

(トップ画像出典：https://pixabay.com/ja/vectors/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF-iot-782707/)

Wi-Fiを使うにはまず回線の種類を知ろう！

インターネット回線とはインターネットをつなげるために必要な通信網のことです。インターネット回線は次の４種類に分けられます。

①光回線

今やどの世帯でも光回線を使用していると言ってもいいほど普及しているのが光回線です。光回線は通信速度の速い回線の１つで、高画質の動画を見たい方やオンラインゲームをしたい方におすすめです。

「フレッツ光」や「au光」や「ソフトバンク光」など有名どころと契約されている方も多いと思います。

②モバイルルーター

ポケットWi-Fiと呼ばれるのがモバイルルーターです。光回線は家に固定設置しますが、モバイルルーターは外にも持ち運びができるため携帯料金を下げることにも役立ちます。

③ADSL

ADSLとは電話回線を使ってインターネットに接続するものです。通信速度が非常に遅いため現在使用されている方はほとんどいません。

④CATV

ケーブルテレビの回線により通信します。光回線より値段が高いのに光回線によりスピードが遅いことが多いためこちらも現在使用している方はほとんどいません。

複数人でWi-Fiを使うには光回線がおすすめ

光回線は通信速度が速く、通信の安定性からしても優秀です。データの送受信が多く、たくさんの人で共有する場合は光回線一択と言っても過言ではありません。そんな光回線のメリットを下記にまとめます。

「通信速度や安定した通信ができるのはわかったけど、光電話やテレビまで見れるのか」と思った方も多いと思います。

多くの光回線サービスではオプションで光電話を使用することができます。既存の電話機や電話番号を使うことができ、主に事業を展開している方が使っています。

光回線サービスによっては、光回線を使って地上デジタル放送やBSデジタル放送を送受信できるため、テレビ用アンテナが必要ありません。

なかなかアンテナがテレビを受信してくれない場所に住んでいる方なら便利に感じるはずですよ。

手軽にWi-Fiを使うにはモバイルルーターがおすすめ

ポケットWi-FiはどこにでもWi-Fiを持ち運ぶことができるのが最大の利点です。携帯の通信容量を気にせずに外で携帯を使いたい方には非常におすすめです。モバイルルーターのメリットを下記にまとめます。

後ほどモバイルルーターの契約手順を紹介しますが、光回線に比べてWi-Fi開設までの手順が非常に楽です。なので単身で住んでいる方はポケットWi-Fiの方が光回線に比べて安く、利便性も高いです。

また通信速度は光回線には劣りますが、かなり早いです。テレビゲームなどの高画質オンラインゲームをする際は光回線をおすすめしますが、家で動画鑑賞をする程度ならポケットWi-Fiがおすすめです。

Wi-Fiを使うには光回線とモバイルルーターどっちがいいの？

結論から言うと光回線とポケットWi-Fiの良し悪しは人によって異なってきます。

家族がいる場合は、光回線の方が良いです。通信速度も速く、複数人で一緒に使用しても安定した通信が送受信することが可能です。

逆に1人または2人で暮らしている場合、ポケットWi-Fiがおすすめです。家で高画質なオンラインテレビゲームをする際は光回線をおすすめしますが、携帯で動画を見る程度ならポケットWi-Fiがおすすめです。

携帯会社で格安SIMを使っている方や大手携帯会社を使っているけど月々使えるギガ数が少ない方はポケットWi-Fiがあるとどこでもインターネットを使うことができるのですごく便利です。

光回線でWi-Fiを使うにはどんな手順を踏めばいいの？

光回線を開通しWi-Fiを使用できるようになるまでの大まかな流れは以下の通りです。

1. インターネットの回線を選ぶ
2. ルーターを選ぶ
3. 回線工事の実施や接続機器の到着を待つ
4. 端末を接続する

作業的には少なく見えますが、インターネットの回線やWi-Fiルーターを選んだりするのは意外と時間を消費します。

Wi-Fiルーターとは、スマホやPCなどの機器とWi-Fiを接続してくれる通信端末のことです。

インターネットの回線を家に開通させた後、Wi-Fiルーターでインターネット接続に必要な電波をWi-Fiルーターで飛ばし、スマホやPCで受信させるとネット回線が使えます。

Wi-Fiルーターは通販サイトや家電量販店などで購入でき、家の大きさやWi-Fiを使う人数によって性能や値段が変わってきます。

安くWi-Fiを使うには回線選びが大切！

光回線でWi-Fiを使うにはインターネット回線とプロバイダー契約が必要です。プロバイダとはインターネット回線を通してインターネットに接続する役割を担っています。

最近の主流はインターネット回線とプロバイダの一体型契約ですが、数年前まではプロバイダとインターネット回線を別々に契約している方も多くいらっしゃいました。

コスパを重視するならばプロバイダ込みのインターネット回線を選ぶことをおすすめします。インターネット回線は携帯料金とのセット割も多く、携帯会社大手3キャリアも光回線のプランがあります。

携帯会社大手3キャリアのうちどこかの携帯を使っている場合は、使っている携帯会社の光回線プランがおすすめですが、格安SIMなどを使っている方はNURO光など大手の光回線会社がおすすめです。

回線工事の実施や接続機器の発送を待とう！

契約するサービスを選んだら、回線を通すための工事が必要になってきます。室内工事など立ち合いが必要な工事が多いため計画的に日程調整をしましょう。

光回線の場合申し込んですぐにインターネットが開通できるわけではないので、余裕をもってスケジュールを組んでくださいね。

なおマンションなどの集合住宅の場合すでにインターネット工事がされている場合が多く、わざわざ工事しなくてもすぐに回線を開通できることがあります。

住んでいる家がインターネット完備と書かれているか一度チェックしてみてください。

端末をインターネットに繋ごう！

ルーターには2種類あり、有線ルーターと無線ルーターがあります。一般的に使われているのは無線ルーターの方で、パソコンやスマホなどでSSIDとパスワードを入力してWi-Fiを使用していると思います。

最近ではテレビゲーム機なども無線ルーターでWi-Fiにつなげるため、有線ルーターは特に必要はありません。

インターネットが開通したら、無線ルーターの裏側に書いてあるSSIDとパスワードを入力するとWi-Fiが使えるようになり、光回線のWi-Fi導入方法はこれで終了です。

モバイルルーターでWi-Fiを使うにはネット契約が安い

モバイルルーターは回線工事不要で、手軽にインターネットを利用することができます。

契約手順も簡単でビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店や、ネットで申し込みをすることができ、契約と本体がそろえば次の日からでもポケットWi-Fiを使用することも可能です。

ポケットWi-Fiの契約をする際はネット契約がおすすめです。ネットで契約するとキャッシュバックキャンペーンを受けられることが多く、量販店などで契約するよりも安く済むことが多いです。

光回線と違って回線工事などの日程調整などをしなくて済むので、簡単にどこででもWi-Fiを使いたい方はモバイルルーターがおすすめです。あとは光回線同様、端末をポケットWi-Fiにつなげるだけで完了です。

まとめ

光回線の特徴やWi-Fi設置までに必要な手順を下記にまとめておきます。

次にモバイルルーターの特徴やWi-Fi設置までに必要な手順を下記にまとめておきます。

以上がWi-Fiの特徴とWi-Fiを使うまでの手順でした。Wi-Fiの設置は難しそうに見えますが、手順さえちゃんと踏めばそんなに億劫になることはありません。

光回線とモバイルルーターはかなり特徴が異なっているので自分の状況や環境にあった方法でWi-Fiの契約をしてください。