ソフトバンクは現在、Wi-Fiに関する様々なサービスを提供しています。ですがどれも、ややこしい数字が多かったり、専門用語が羅列されていたりと、理解するのが難しいですよね。
ということで今回は、ソフトバンクが提供しているWi-Fiに関するサービスを分かりやすくご紹介していきます。ショップへ行く前の予習にぴったりですよ。ぜひ読み進めてみてください。アイキャッチ参照『https://pixabay.com/ja/illustrations/iot-%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88-3337536/』
ソフトバンクでWi-Fiを使う方法①『ソフトバンク光』
まずご紹介するのがソフトバンク光です。ソフトバンク光とは光回線を自宅に引っ張ってきて、そこにWi-Fiルーターなどを接続することでWi-Fiを利用するサービスの事です。
ADSLなどの通信は電話回線を利用していて、通信局から離れるほどに通信が遅くなってしまうというデメリットがあります。しかし光回線は専用の光ファイバーケーブルを通っているので速度が速いんです。
ややこしい専門用語がいくつか出てきましたがつまり1言で表すと、光回線というのはとても通信速度が速いので、Wi-Fiを便利に使うことができるという事です。
ソフトバンク光の長所はWi-Fiが速いこと
ソフトバンク光の1番の長所は通信速度が速いことです。先にもありましたが光回線を利用しているので最大1Gbpsの速度があります。もちろんこれは最大速度なので常にこの速度が担保されている訳ではありません。
ですが最大限これだけの速度が出るというのは、見逃せないポイントです。なのでソフトバンク光は主に在宅ワークをする人や、オンラインゲームなど通信速度が重要なことをする人はおススメですね。
ソフトバンク光のデメリットは工事が必要
ソフトバンク光は確かに通信速度は速いですが、光回線を自宅に引っ張ってくるための開通工事が必要になります。いくつかの例外はありますが、この工事費用は最大26,400円かかる場合もあります。
なのですぐに引っ越す可能性がある1人暮らしや、そこまで通信速度にこだわりがない人には各種費用ばかりが高くなってしまって、提供される通信速度を活かしきれないという悲しいことになってしまいかねません。
ソフトバンクでWi-Fiを使う方法②『ソフトバンク Air』
2つ目はソフトバンク Airです。これはソフトバンク光とは違い、面倒な工事は必要なくてルーターをコンセントに差しこむだけで簡単にWi-Fiを利用することができます。
ソフトバンク Airは光回線ではなく、スマホ等と同じ4G/LTE回線を利用します。ですが後に紹介するポケットWi-Fiやスマホと違って容量制限はありません。つまり使い過ぎの心配は無いということですね。
ソフトバンク Airの特徴はWi-Fiを使うまでの手軽さ
ソフトバンク Airの1番のメリットはやはり手軽さです。Airターミナルという白い箱型のルーターをコンセントに差すだけでWi-Fiを利用できるのは、機械が苦手な人には嬉しいですよね。
光回線のような面倒な工事なども必要無く、別途Wi-Fiルーターを用意する必要も無いので、手続きは必要になりますが引っ越しなどをしてもすぐにWi-Fiを利用できるという手軽さも魅力の1つですよね。
ソフトバンク Airのデメリットは速度に難あり?
そんな手軽さが魅力のソフトバンク Airですがもちろんデメリットもあります。それは少し速度に難があるということです。ソフトバンク Airの最大速度は481Mbpsです。
動画やSNSを見る分にはあまり問題は無い様に感じますが、あくまで最大速度なので平均するとこれより遅いです。つまり夜など沢山の人がWi-Fiを利用する時間帯は速度が遅くなる場合があります。
つまり家に帰ってから沢山動画を見る人や、テレワークなど在宅勤務が多い人にはソフトバンク Airだと物足りないどころか、むしろ支障をきたす場合もあるので注意が必要です。
ソフトバンクでWi-Fiを使う方法③『ポケットWi-Fi』
最後にご紹介するのはポケットWi-Fiです。その名の通り、ポケットに入るくらいの小さいサイズのWi-Fiルーターを持ち運ぶことで、常にWi-Fiを利用することができるというサービスです。
ソフトバンク Airは持ち運びできませんが、ポケットWi-Fiはどこでも持ち運びが出来て、電波が入ればどこでもWi-Fiが利用できるという、手軽で便利なのがポケットWi-Fiです。
ソフトバンクのポケットWi-Fiの特徴は便利さ
ポケットWi-Fiの特徴であり、1番のメリットはその便利さでしょう。かばんに入れておいても邪魔にならないくらいのサイズであるのに、いつでもWi-Fiが使えてしまいます。
スマホは4G回線を利用しているのであまり問題はありませんが、出先のカフェで仕事をしたいという時にパソコンにWi-Fiを繋げたい時ってありますよね。そんな時にポケットWi-Fiがあると便利なんですよね。
ポケットWi-Fiはデータ容量に上限がある
そんなポケットWi-Fiにも勿論デメリットがあります。それはスマホと同様に使用できるデータ容量に上限があるという事です。つまり契約したプラン以上にデータを使うと速度制限をかけられるということです。
つまり家でも外で沢山動画を見たり、ゲームをする人はソフトバンク Airなどデータ容量無制限のプランを契約した方が最終的にはお得になる場合もあるので、そこは注意が必要です。
まとめ『結局どれを選ぶのが正解なのか』
ということで今回のまとめです。結局どんな人にどんなプランが向いているのか、まとめてご紹介しますね。
- ソフトバンク光は通信速度にこだわりがあり、そしてすぐには引っ越さない人。
- ソフトバンク Airはあまり速度にこだわりがなく、とにかくすぐにWi-Fiを利用したい人。
- ポケットWi-Fiは、1人暮らしなどすぐに引っ越す可能性がある場合や、出先でWi-Fiを使いたい人。
これらのWi-Fiを契約するとき、ネット上の代理店で契約すると大きなキャッシュバックを受けられることもありますが、キャッシュバックの条件が厳しかったり、詐欺まがいの代理店もあります。
なので知識があまり無い人は、実際にショップや家電量販店に足を運んだ方が安心です。ということで、これらの注意点や特徴を踏まえて、賢くWi-Fiを利用していきましょう。