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モモンガをペットとして飼うには?種類や値段、注意点まで紹介!

「モモンガを飼いたいけど何が必要?」「ペットのモモンガは何を食べるの?」と悩んではいませんか?

ペットとして飼う方の増えてきているモモンガ。お迎えする前にしっかりと準備や飼育環境を整えてあげたいですよね。

この記事ではモモンガの値段や必要な環境、飼育の際の注意点までご説明します。ぜひ参考にしてみてください。

アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/NaqYGZDEUuE

モモンガってどんな動物?

モモンガはネズミ目リス科リス亜科モモンガ属に属する小型の哺乳類です。

主に山間部や標高の高いエリアの森林地帯に生息する夜行性の動物で、昼間は巣穴で寝て過ごします。一生のほとんどを樹上で過ごすと言われています。

両前脚から両後脚にかけて飛膜を持ち、広げて滑空することで木から木へと飛び移ります。木の高さや風などの条件が揃った場合、50m近くもの距離を滑空することもできます。

ペットで飼うモモンガの種類は?

野生のモモンガは45種類以上存在していますが、日本で飼育できるモモンガは「フクロモモンガ」と「アメリカモモンガ」の2種類のみです。

フクロモモンガ

フクロモモンガには、メスのお腹に子供を育てるための袋があります。そのため、カンガルーと同じ「有袋類」に分類されます。

体長は12〜15cm程度が一般的ですが、大きいものだと30cmほどになる個体もいます。

生息地域はオーストラリアやニューギニアで、主に黒い縞模様の毛並みでお腹部分が白またはクリーム色なのが特徴です。

アメリカモモンガ

アメリカモモンガは、その名の通りアメリカやメキシコ、カナダなどのアメリカ圏が生息地域のげっ歯類です。

体長は13〜15cmほど、長くて薄い尻尾がついているのが特徴で、全体的に短毛・灰色に近い茶色・お腹部分がクリーム色です。

モモンガの性格は?

種類によってある程度性格は異なりますが、基本的には臆病警戒心が強くデリケートな性格です。

しかし、知能が高いため、慣れてきたら飼い主の顔と匂いを覚えたり、しつけをすることも可能ではあります。

フクロモモンガは、モモンガの中では比較的人になつきやすく、野生では群れで生活するため複数飼育にも向いています。

一方アメリカモモンガは、臆病でなつきにくいですがストレスに強く、飼育しやすいと言われています。

モモンガの寿命はどのぐらい?値段は?

モモンガの寿命は一般的に10年前後と言われており、小動物の中では比較的長い寿命を持っています。

しかし野生での寿命は5年程度であり、間違った飼育方法や不注意による事故などにより、野生と同程度しか生きられなくなってしまう可能性もあります。

フクロモモンガ・アメリカモモンガともに、15,000〜30,000円ほどが相場ですが、フクロモモンガは目や毛の色が珍しいカラーになるほど値段が高くなります。

モモンガの飼育はそれほど簡単ではありません。できるだけ長く一緒にいるために、飼い方のポイントをしっかりと押さえておきましょう。

ペットとしてモモンガを飼うには?

フクロモモンガの赤ちゃんを飼う場合、温度30℃湿度50%を保ち、8時間毎にスポイトでミルクを上げるようにしましょう。

成獣のモモンガを飼う場合、適温は18〜28℃と言われていますが、寒さに弱いため20℃を下回らないよう調節しましょう。また、アメリカモモンガの場合18〜23℃ほどがいいでしょう。

ケージは直射日光の当たらない場所に設置します。ただし、カルシウム不足を補うために適度な日光浴も必要です。

モモンガはペットとして懐く?

臆病で神経質な性格で、人に懐きにくいと言われていますが、全く懐かないわけではありません。

懐くための手順としては、いきなり触れず環境に慣らす・専用の巾着などに入れて飼い主の匂いを覚えてもらう手で餌を与えてみる・慣れてきたらスキンシップをとっていく、といった流れです。

モモンガが自ら寄ってきたり手に乗ったりするようになればスキンシップが可能です。おでこやほっぺなど優しく撫でてあげましょう。

モモンガを飼う前に準備するもの

モモンガを家に迎え入れる前に、飼育に必要なものは揃えておくといいでしょう。

必要なもの
  • ケージ
  • 餌入れ・給水器
  • 止まり木
  • 巣箱
  • ペット用シーツ

ケージ

モモンガは活動範囲が広いため、飛び回れる程度の大きさのケージを用意してあげるといいでしょう。

マーキングしながら移動するため、ワイヤーにコーティングされているものが扱いやすくおすすめです。脱走しないようワイヤーの幅にも注意しましょう。

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餌入れ・給水器

リス用・小動物用として販売されているものを使用できます。ひっくり返らない程度の重さのあるものか、ケージに取り付けられるタイプがいいでしょう。

餌入れはケージのなるべく高い位置に棚を設置し、さらにその上に設置します。

どちらも齧ってもいいよう、塗装などはないものを選びましょう。

止まり木

先ほども書いた通り、野生のモモンガは一生のほとんどを樹上で過ごします。

そのため、ケージの中にも止まり木を設置し、野生に近い環境を作ってあげましょう。

巣箱

モモンガ用、もしくはリス用の巣箱がおすすめです。布製や木製、ココナッツを使った物など様々な種類があります。

基本的に巣箱で寝るため、ケージの中に入るサイズで、小動物用のおがくずなどを床材として入れてあげるといいでしょう。

ペット用シーツ

モモンガは樹上で生活しているため、排泄時も木の上です。ケージ内では、ケージに掴まって排泄する傾向があります。

ケージの床だけでなく、ケージの周辺にもペット用シーツを引いておくといいでしょう。

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モモンガの餌は?

モモンガの餌は、モモンガ用の総合栄養食であるペレットをメインに与えるのがいいでしょう。

モモンガは雑食性のため、野生下では樹液や果汁、昆虫類などを食べています。そのため、おやつとして果物昆虫種実類も与えて大丈夫です。

ただし、嗜好性に偏りがある子も少なくないため、食べ残しは必ず確認し、栄養バランスが崩れないよう注意してあげましょう。

食事を与えるタイミングは、夜行性のため夕方から夜にかけての時間帯に、1日一度あげれば十分です。与えすぎにも気をつけましょう。

ペットのモモンガにとって危険な場所

ケージから出して遊ばせる場合、室内にはモモンガにとって危険が多くあります。

もし他のペットがいる場合、モモンガが攻撃されることが多くあります。モモンガは樹上性のため地上性の天敵を知らず、回避が遅れると致命傷となってしまいます。

モモンガは少量の水でも溺れてしまう可能性があります。また、毛が密集しているため一度濡れると乾きにくく、体温が低下してしまいます。水回りに近付かないよう気を付けましょう。

ペットのモモンガが罹りやすい病気

モモンガが罹りやすい病気として、くる病・骨粗鬆症などの代謝性疾患、下痢、寄生虫による病気、ストレスからくる自傷行為などがあげられます。

偏食による栄養失調、餌が合わない、ストレスなどの生活習慣が原因となっているものがほとんどです。

モモンガはいわゆるエキゾチックアニマルであり、全ての動物病院で対応できるわけではありません。事前に診察可能な病院近くにあるか調べておくことも必要です。

【まとめ】モモンガをペットとして飼うには

国内ではフクロモモンガとアメリカモモンガの2種のみ飼育することができ、およそ15,000〜30,000円ほどで購入できます。

臆病でデリケートな性格のため懐きにくいと言われていますが、小さい頃から育てたり徐々に慣らしていくことによって懐く場合もあります。

雑食のため、ペレット以外にも好みの餌をあげてみるのもいいかもしれません。

まずは今回まとめた情報を元に、モモンガをお迎えする準備から始めてみましょう。たくさん愛情を注ぎ、モモンガとの生活を楽しんでくださいね。