一生一度の人生の中で、仕事に費やす時間は平均1,924時間(約22%)と言われています。
一回でも「仕事を辞めたい!」と思ったことはありますよね。ただし勢いで辞めると失敗する可能性もあります。
そこで、この記事では辞めたいと思った時に取った方が良い行動や考え、あなたにとってベストな解決策をご紹介します。
最後まで目を通してインプットしながら、今よりも素敵な人生を歩んでくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24726324#goog_rewarded)
仕事を辞めたいと思う原因を追求する
前述したように、人生の中で働く時間って結構ありますが、誰しも「辞めたい」と思うことはあるはずです。
もし今、あなたが仕事を辞めたいと思っていましたら、以下の4つの原因が考えられます。
- 人間関係がうまくいってない
- 仕事量が多くてキャパオーバーになる
- 経験年数が足りてない・知識不足である
- 給料が割に合ってない
人間関係がうまくいってない
仕事を辞めたい原因として多いのが、人間関係だと思います。例えば上司、同僚、部下など様々考えられますね。
上司と性格不一致で相談できない場合は、同僚や部下に相談してみては如何でしょうか?
直属の上司に相談しても意見を受け入れてもらえなければ、本部にいる上司より上の立場の人に相談しましょう。
日頃から上司、同僚、部下とコミュニケーションを交わしておくといざとなった時に力になってくれることもあります。
仕事量が多くてキャパオーバーになる
本来自分のタスクだけやれば良いのに、いつの間にかキャパオーバーになって困ることがありませんか?
私はあります。どうしてそういう状況になったのか冷静に分析した結果、断れないで引き受けてしまうことにたどり着きました。
相手が同僚なら「断ったら嫌われるかもしれない」、相手が上司なら「自分が困った時に教えてくれないかもしれない」と恐怖心の故に。
ですが、無理な時は断らないと精神的に追い詰められて取り返しがつかなくなる事もありますので、断る勇気を持ちましょう。
経験年数が足りてない・知識不足である
仕事を辞めたいと思う原因の一つとして、経験年数が不足しているということが挙げられることがあります。
ただ単に経験年数が不足してるだけで上司から罵声を浴びせられたりパワハラ発言されると仕事全体に対して嫌気がさしますよね。
たとえ経験者でも、職場が違ったりその会社の独自のルールを覚えないといけません。
入社したばかりは、最初はできなくても仕方がないと割り切って対処すると良いでしょう。
給料が割に合ってない
仕事を辞めたいと思う4つ目の原因は、「業績が良いのに給料に反映されない」という給料に対する不満があると思いますが如何でしょうか?
この原因は一番と言っても過言ではないほど多い割合かと思います。生活するために働くのに、給料に不満があると元も子もないですね。
「いつかは上がるはず」と期待して数年が経っても上がらない場合は、辞める選択も頭に入れましょう。
いきなり辞めるより上司に相談し、最終的に社長に相談することも良いですがそれでも解決しなければ、辞める選択肢も持ちましょう。
嫌なことや不満を書き出すこと
「仕事を辞めてやる!」と思ってる時は冷静じゃないことが多いので、まず嫌なことや辞めたい理由をノートに書き出してみましょう。
書き出したら順位をつけてあなた自身で解決できそうなら解決し、難しければこういう記事を読んで解決しましょう。
書き出してるうちにどうでも良くなって辞めたい気持ちが消える可能性もあります。それはそれで良いことですが可能性は低いと思います。
この行動は自己分析にもなりますので、あなたにとってメリットになります。本当に辞めたいか認識できれば次のステップにも進みやすいですよ。
嫌なこと・不満を書き出した結果の分析
嫌なことや、不満を書き出した結果、明らかに能力不足の場合は努力をしましょう。
例えば経験が浅くても資格を取得すれば評価に繋がることもありますよ。今ではネットでも学べる時代です。
自力で解決できない事に関しては親や友人に相談してアドバイスもらった後に、家族に打ち明ける方が話しやすいでしょう。
ただし、信頼できる人に相談しても解決に至らない場合は転職も視野に入れ、自己分析をしっかりしましょうね。
仕事を辞めたいけど言い出せない7つの理由・解決策
退職したいのに職場に言い出せなくて結局辞めれていないなんて事もありますが、そうなってしまっては手遅れになる事もあります。
精神的にどんどん追い詰められて体調を崩し、他でも働けない状態になる事なんて珍しくありません。
そこで言い出せない7つの理由と解決策をご紹介しますので、最後までご覧ください。
- 上司に退職の話をしづらいから
- 辞めたら周りが困ると思ったから
- 退職日まで気まずい思いをするかもしれないから
- 辞めた後の生活費に不安があるから
- 次の道が決まっていないから
- 辞めたら後悔する可能性もあるから
- 人手不足で反対されるかもしれないから
上司に退職の話をしづらいから
誰でも退職の話をするのは気まずい事ですよね。一般的に、会社規則には退職日の1〜3ヶ月前までに申し出ることと定められています。
会社規則で確認してから退職したい日から逆算して会社に申し出ましょう。円満に済ませたければ繁忙期は外した方が良いです。
基本は直属の上司に話しますが、トラブルがあったり話いづらければ他のコンプライアンス関連部署に相談するのも良いですね。
辞めたら周りが困ると思ったから
辞めたら周りが困ると思うタイプの人は、責任感・思いやりがある人だと思われます。しかし続けていく気持ちがあるのか考えてみてください。
「絶対に辞めたくない」という気持ちが無ければ、いつかは踏ん切りを付けなきゃいけません。
辞めた後のあなたのポジションに人員補充するかは会社が決める事なので、あなたが心配しなくても大丈夫ですよ。
退職日まで気まずい思いをするかもしれないから
辞めると分かってる人に対して、冷たく当たる人もいるかもしれませんが気にしない方が精神的にも良いです。
明らかに酷いことをされたら、上司か労働基準監督署に相談しましょう。精神的に悪影響でしたら慰謝料問題になる可能性もあります。
もし精神的にダメージがありましたら心療内科に行ってどういう対処をしたら良いのか相談しても良いでしょう。
辞めた後の生活費に不安があるから
辞めたは良いけど生活ができなくなるのは避けたいところです。貯金があれば問題ないですが余裕ない場合もありますよね。
辞めると決めてから転職活動して正社員で働くか、正社員よりも見つかりやすいアルバイト形態などとにかく収入が入る準備はしましょう。
体調が悪くて辞める場合は、親にお金を借りたり、地域の生活課などに相談しましょう。
次の道が決まっていないから
どうしても辞めたくても次の進む道が決まっていないと、いつまでも辞められませんよね。
理想は転職活動して決まりそうになったら、退職日を決めてそれまでに有給休暇が残ってれば消化して退職する事です。
有給休暇中に今までの疲れを癒したり、次の会社で働くための勉強や気持ちの整理などの準備期間として扱うのも良いですね。
もし転職先が決まっていなくて辞めたい事を伝えたければ、辞めると申し出た後にすぐ転職活動しましょう。
辞めたら後悔する可能性もあるから
辞めたいと思う反面、「本当に辞めても良いのかな?」と思う事もあるかと思いますが、働いてて辛かった事と嬉しかった事の気持ちを比較しましょう。
辛かった事の方が多ければ間違いなく辞めても良いでしょう。働いててもあなたにとってマイナスになるだけです。
嬉しかった事の気持ちが多ければそもそも、今こちらの記事を読んでいないですよね。
全く後悔しないとも言い切れませんが、後悔したとしても少しでしょう。
人手不足で反対されるかもしれないから
会社に辞めると切り出すと、人手不足で困ると思われるかもと思いがちですが、辞めた後の事は会社が解決します。
「どうしても辞めて欲しくない」と引き止められた場合は、給料を上げてもらうなどの条件を提示して会社の様子を伺いましょう。
仕事量がキャパオーバーで辞めたい・特徴5つ
仕事をやめたいと思った時にキャパシティをオーバーして(以下キャパオーバー)、誰にも頼れないから辞めたくなる事もあります。
そこで、キャパオーバーになりやすい人の特徴を5つご紹介しますので、最後までご覧くださいね。
- 仕事の理解度・コミュニケーション能力が不足
- 仕事の段取りを考えることが苦手
- 処理能力と仕事量を把握できていない
- 仕事のスピードが遅い
- 周りからの頼まれごとを断れない
仕事の理解度・コミュニケーション能力が不足
上司や同僚、顧客から何度も説明されても覚えることができず、分からないことがあっても周りに質問できなくて身動きが取れなくなることがあります。
解決策として、理解できない内容と質問事項を明確にしましょう。この段取りが出来ずに闇雲に周りに質問しても悪循環です。
いかなる時も自己分析が必要不可欠です。しっかり出来ないと「仕事が出来ない人」というレッテルを貼られてしまいます。
仕事の段取りを考えることが苦手
上述に似ている内容ですが、仕事のスケジューリングが苦手だと嫌になってしまいがちですので、優先順位をつけてその日のToDoリストなど作りましょう。
その日のToDoリストをその日中に完了するのがベストですが、どうしても厳しい場合は翌日中に終わらせるようにすると良いですね。
処理能力と仕事量を把握できていない
キャパオーバーになる原因として、処理能力と仕事量を把握できてないことが多いです。
何でもYESで受け入れてしまって整理つかずにいると、ただ仕事量が増えて溢れてしまいます。
その場合は周りに自分が抱えてる仕事量を伝えておけば、周りも「今はこの人の頼めない」というように理解してくれるでしょう。
仕事量が多いと伝える事は恥ずかしい事でもサボりとか相手に嫌なふうに思われる事ではないので、悪循環になる前に防ぎましょう。
仕事のスピードが遅い
仕事のスピード次第で仕事量が多いか少ないかとなりますが、遅い原因は仕事の目的を理解していなかったり完璧に仕上げようとする気持ちが強い事です。
他には周りに頼れないで一人で抱え込んでしまうとスピードが当然遅くなりますよね。
上司に相談して解決できれば理想ですが、相談しても「あなたが悪い」と言われた場合は潔く転職した方が無難でしょう。
周りからの頼まれごとを断れない
こちらも前述していますが、社内の人からの頼まれごとに何でもOKで対応すると、手一杯になってしまいます。
断ったら嫌われるとか、ヤル気がないと思われるという不安もありますが、無理な事は無理ですのでキッパリと断りましょう。
もし不愉快になることを言われたら、ボイスレコーダーで録音しておくか、細かくメモに残しましょう。それを基に然るべき処置を取ってもらう手段もありますよ。
今の給料に不満なので仕事を辞めたい
仕事を辞めたくなる理由の一つとして、給料に不満があるという割合は多いでしょう。
「仕事量に対して割に合っていない」とか、「実績を出しても反映されない」など色々あると思います。
解決策として実績をデータに残してる場合はそれをネタに上司に交渉しましょう。過去の実績に対して理想の給料の割合を伝えれば説得力もありますね。
上司に交渉しても歯が立たない場合は、社長に交渉しましょう。勇気が必要ですが、それでも受け入れてもらわなければ転職を視野に入れましょう。
円満に仕事を辞めたい場合にやるべきこと
もし退職する決断を出すならできれば円満に辞めたいと思うこともあるでしょう。
入社する時よりエネルギーが必要になりますので、現在関わっている仕事の整理や引き継ぎを後の人が困らないようにやりましょう。
退職すると会社に伝えてから退職日まで大体2ヶ月要する企業が多いですが、退職日までに計画して引き継ぎなどやり始めると良いですね。
退職日の時は贈り物を用意しておくと尚、円満に辞めれるでしょう。人数が少なければ個人にハンカチや文房具、役職付きの人には万年筆など如何でしょうか?
転職したいあなたにオススメな転職サイト4選
この際だから転職して新たな人生を歩みたいと決心しましたら、早速転職活動にうつりましょう。
転職活動と言っても色々な転職サイトがありますので、筆者がオススメな転職サイトを4つご紹介します。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- Doda
- ビズリーチ
リクルートエージェント
業界最大級の非公開求人が多数あります。好条件の求人を紹介してもらえる確率も高いでしょう。
書類添削・模擬面接などの選考対策が手厚いです。面接で年収アップのコツも教えてもらえるそうですよ。
ぜひ下記のURLから無料なので登録して、早速転職活動にうつりましょう。
マイナビエージェント
アドバイザーの質が好評です。求人とのマッチング率も高いですので、色々と紹介してもらいましょう。
マイナビエージェントは第二新卒や20代向けの求人が多いそうです。初めての転職でも安心のサポート付きですよ。
Doda
こちらも非公開求人が多数あり、一度に大量の求人を紹介してくれます。
面接の日程調整や困った時に何度も相談に乗ってくれたりなどの手厚いサポートをしてくれますよ。
ビズリーチ
CMでもお馴染みの「ビズリーチ!」ですが、こちらの求人紹介はハイクラスや企業及びヘッドハンターからのスカウトを特徴としています。
年収600万円以上からの求人が多いですので、スキルがあったり前職でそれなりの立場でしたら、登録してみても良いでしょう。
在宅で時間に縛られずに働きたければ必見
仕事を辞めたいと思う原因の一つに人間関係を挙げましたが、転職先でも人間関係で悩むことはゼロではありません。
少しでも人間関係で悩むのが億劫に思うなら、在宅勤務が良いですよね。
時間に縛られないオススメの仕事3選と選ぶ上での注意点をご紹介します。
- webライター
- wabデザイナー
- 動画編集
webライター
まず1つ目にご紹介するのはwebライターになります。いわゆるweb上のメディア媒体に記事を寄稿するお仕事ですね。
発注者との取引はオンラインで完結なので、在宅勤務としてはもってこいの仕事でしょう。
初心者でいきなり稼ぐのは厳しいので、オンラインスクールでスキル習得した方が高単価の案件を獲得しやすいです。
webデザイナー
2つ目は、webデザイナーですがこちらもスキルが必要ですね。クリエイティブ職の定番とも言えて実力主義の仕事です。
webデザイン未経験ですとやはりwebデザインスクールの受講をオススメします。
動画編集
3つ目は、動画編集のお仕事です。web上の動画コンテンツを編集するお仕事ですが、スキルというスキルが無くても編集ソフトは使えます。
最初はスマホの無料アプリで使い勝手や動画編集の工程を身につけてから、有料ソフトでパソコンで編集という流れになるのがベストですね。
代表的なのがYoutube動画や動画広告の編集ですが、スマホの動画広告の需要が拡大してるので、編集も今後は需要が高まる傾向にあります。
しっかりとスキルを学びたければオンラインスクールがあります。
フリーランスになる方法・手続きと準備の解説
例えば人間関係が原因で仕事を辞めて、もう組織に雇われたくなかったらフリーランスになる道もあります。
ここではフリーランスになる為の準備をご紹介していきますので、参考にしてみましょう。
- 仕事探し
- 手続き
- 必要書類の準備
- 開業届の準備
仕事探し
フリーランスになる準備として1つ目は、仕事探しになります。受注できなければ生活もできません。探す方法としては、下記の5つがありますよ。
色々と試してみても良いでしょう。そうするとどの方法で仕事探しが向いてるか分かってきます。
- 知人からの紹介
- クラウドソーシングの利用
- SNS経由で営業活動
- ブログやホームページ開設
- フリーランスエージェントを通す
手続き
2つ目は、手続きする事が必要です。健康保険と年金の切り替え手続きや開業届の提出です。
会社員を辞めてフリーランスになる場合は、会社の健康保険から国民健康保険に切り替える必要があります。
厚生年金から国民年金への切り替え手続きも忘れずに、同時に行っておきましょう。
必要書類の準備
3つ目は、仕事を始めるとなると請求書や見積書、納品書が必要になります。書類の雛形を予め作成しておきましょう。
確定申告をしなければいけないので、青色申告承認申請書を用意しましょう。
あとは個人事業の開廃業届出書を税務署に申告しなければいけないので、国税庁のホームページからダウンロードしましょう。
開業届の準備
4つ目は、開業届は必須ではありませんが、税務署に申告することで青色申告が利用でき、最大65万円の特別控除を受けられます。
屋号付きの銀行口座を開設すれば事業所得とプライベートのお金の管理を分ける事も可能ですよ。
【まとめ】仕事を辞めたいと思ったら最初にやること
これまで、仕事を辞めたいと思い始めたら取るべき行動や解決策を執筆してきました。
あなたはどういう行動や考え方をすれば良いのか、この記事で学べたことでしょう。ぜひ活かしてみましょう。
勢いよく辞めると後悔するかもしれませんので、まずは冷静に自己分析をすることが大事ですね。
あなたにとって素敵な人生になるように、悩みごとは溜めずに記事を読んだり誰かに相談して一刻も早く解決しましょうね。