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ピグミーマーモセットはペットにできる?価格や飼育方法を解説!

「ピグミーマーモセットを飼ってみたいけど、そもそもペットにできるかわからない」「ピグミーマーモセットの価格や飼育方法がわからない」と悩んでいませんか?

世界最小クラスに小さい猿なので名前は知っているけど、生態はよくわからないと言った方も多いでしょう。

本記事では以下の内容についてまとめています。「ピグミーマーモセットを飼ってみたい!」と思っている方は、是非参考にしてくださいね。

この記事を読んでわかること
  • ピグミーマーモセットはペットにできるのか
  • ピグミーマーモセットの価格や性質、寿命など
  • ピグミーマーモセットを飼うために必要な道具や知識、飼い方など

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ピグミーマーモセットはペットにできるの?価格はいくら?

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ピグミーマーモセットは生息数が減少しており、ワシントン条約で取引を規制されている動物です。

その為、取り扱っている店も限られてきますが、ペットとして飼うことは可能です。

価格は一頭につき50万円以上かかりますが、2匹セットで販売されていることも多いので、その倍になることも。

一頭だけで育てていると臆病な性格になることが多いので、金銭的に余裕があるなら2匹同時に迎えてあげるといいかもしれませんね。

賢くて警戒心が強い?ピグミーマーモセットの性格について

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野生のピグミーマーモセットが樹液を食べる時、木の幹を削ってすぐに食べるのではなく、暫く時間を空けます。そうすれば、より多くの樹液を得られると理解しているからです。

このように未来を予測して行動するのは、人間かピグミーマーモセットくらいしか行わないとされている、非常に賢く珍しい行動です。

ピグミーマーモセットは賢いと同時に警戒心も強いので、無理にスキンシップをとろうとすると逆に心を開かなくなる可能性があります。

最初は無理をさせずに、少しずつ慣れさせていくことで彼らも心を開いてくれるようになるでしょう。

ピグミーマーモセットの寿命は?

ピグミーマーモセットの寿命は10~12年です。ペットとして飼われることの多いリスザルの平均寿命は10~15年なので、同じ小型の猿でも少しだけ短いと言えますね。

ピグミーマーモセットは希少性が高い動物なので、診てもらえる病院が多くありません。異変に気付いたらすぐにつれていけるように、あらかじめ病院を探しておきましょう。

また、日頃から体調の変化に気を配ってあげることも大切ですよ。

ピグミーマーモセットは新世界猿!分類ごとに異なる性質の違い

猿は大きく分けて原猿類と真猿類に分けられます。本記事のメインであるピグミーマーモセットは真猿類です。真猿類は更に細かく分類され、旧世界猿と新世界猿が存在します。

旧世界猿は、アカゲザルやマンドリルなどが類し、新世界猿はフサオマキザルやリスザル、ピグミーマーモセットが類しています。

旧世界猿と新世界猿の違いは、必要な栄養素が異なるところです。

旧世界猿はビタミンD2を利用できますが、新世界猿はビタミンD2を利用できないので、日光浴をするか、食事からビタミンD3を摂取しなければなりません。

ペットとして飼うために知っておきたいこと①飼育環境

ピグミーマーモセットが自由に動き回れるように、高さが1m~1.5m程度のケージが必要になります。

その中に止まり木を用意してあげましょう。ピグミーマーモセットは物をかじる習性があるので、太くて丈夫なものを選ぶのがコツですよ。

室内で飼育する場合、太陽光からビタミンDを得られないので、くる病を発症するリスクがあがります。くる病を予防するためにも紫外線ライトは用意しておきましょう。

元々、南米に棲息しているピグミーマーモセットは寒さに弱いので、冬場はヒーターで室温を調節する必要があります。

くる病とは、カルシウムやビタミンDが不足することによって引き起こされる病気です。

骨密度が低下することで、骨が折れやすくなるなどの症状が現れます。

突然動きが鈍くなったり、普段よりも大人しいなと感じるようであれば注意深く様子を見てあげましょう。

ペットとして飼うために知っておきたいこと②与える餌について

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ピグミーマーモセットに与える餌は、モンキーフードと呼ばれる猿専用のフードがあるので、そちらをメインにバランスよく食べさせます。

モンキーフードには様々な種類があるので、新世界猿用マーモセット用を選んで買いましょう。

モンキーフードの他に野菜や果物、穀物類や餌用昆虫、ゆで卵やチーズなども与えられます。

一日の食事量の目安は、成体なら乾燥重量で体重の3~5%です。一日に必要な分を2~3回に分けて、少し多めにあげましょう。

全ての猿は人間同様にビタミンCを体内で生成できません。ビタミンC不足が原因となる病気も存在するので、積極的に食事に取り入れてあげましょう。

ペットとして飼うために知っておきたいこと③しつけは難しい

犬や猫は人間と共に過ごすために長い時間をかけて改良されているので、飼いやすく、しつけも行いやすいです。

しかし、ピグミーマーモセットは元々野生の動物でなので、人間の飼育下にあったとしても人間の言うことを聞かない可能性があります。

そもそもしつけという概念を持ち合わせていないと考えた方がいいでしょう。

しつけのために行動を制限したり叱ったりするとストレスを与えてしまうので、しつけはできる範囲で行い、強要しないであげてくださいね。

ペットとして飼うために知っておきたいこと④病気について

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ピグミーマーモセットがかかる病気はくる病だけではなく、ストレスによる下痢やビタミンC欠乏による壊血病もあります。

人間の風邪もうつってしまうので、風邪気味の時は距離をとり、近付く際はマスクを着用してくださいね。

ピグミーマーモセットは体が小さいので、あまり丈夫とは言えません。少しでも長い時間を共に過ごせるよう、リスクとなりえる行為は極力避けましょう。

猿の病気が人間に感染するケースもにあります。彼らのためにも自分のためにも、お互いに体調の変化が現れたときは慎重に対応するよう心掛けてくださいね。

壊血病とはビタミンCが不足することにより引き起こされる病気です。

骨端が腫れたり、四肢を引きずって歩いていたら注意です。また、歯茎からの出血なども現れます。

ピグミーマーモセットに噛まれた時の対処法は?

猿は成体になるにつれ自我が強くなります。これまで大人しかった子でも本能のままに振舞い始めたり、突然豹変して噛みついてくることもあります。

噛まれた箇所から出血していた場合は感染症を引き起こす可能性もあるので、すぐに水で洗い流して病院へ行きましょう。その際は猿に噛まれたと伝えることが大切です。

どれだけ慣れている子でも豹変することはありますので、その覚悟を持って迎え入れてあげてくださいね。

ピグミーマーモセットはペットにできるけど、飼育はやや難しい

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ピグミーマーモセットを飼うために知っておきたいポイントは以下の通りです。

ピグミーマーモセットを飼うために知っておきたいポイント
  • ケージは1.5m程度の大きさで紫外線ライトが必要。
  • 1日の食事量の目安は、成体なら体重の3~5%(乾燥重量)。
  • しつけの概念を持ち合わせていないので、しつけは強要しない。
  • 人間の風邪が猿にうつったり、猿の病気が人間に感染したりすることもある。

掌サイズで可愛らしい見た目のピグミーマーモセットですが、価格は50万以上~とそれなりに高価です。

猿の飼育情報は犬や猫に比べて量が少ないので、事前に相談できる場所を見つけておきましょう。

元々は野生に生きる動物ですので飼育はやや難しいです。ペットとして迎える際は情報収集を十分に行い、最後まで愛情をもって接してあげてくださいね。