「家族で引っ越すけどどんなWi-Fiルーターがおすすめなのかよくわからない」「一人暮らしを始めるからWi-Fiが欲しいけど、どう選べばいいかわからない」と頭を抱えてはいませんか?
わかります。新生活。決めなきゃいけないことや買わなきゃいけないものがたくさんあって大変ですよね。
ここではWi-Fiルーターの選び方と、生活スタイルごとに分けた12種類のWi-Fiルーターを紹介しています。
この記事を読めば、あなたに合ったWi-Fiルーターをサクッと選べます。他のことに時間を使うためにも、ぜひ最後までご覧ください!
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e9%a0%ad%e3%81%84%e3%81%84-%e5%ae%b6-%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88-%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b3-3874907/
Wi-Fiルーターを選ぶ時に見るべきポイント①速度
Wi-Fiルーターの速度は、型番に書いている機種が多いです。なので、型番を見たらだいたいのスペックがわかります。
- NEC 「WG1200HS4」 速度:ざっくり1,200Mbpsくらい
- エレコム 「WRC-X3000GS2-B」 速度:ざっくり3,000Mbpsくらい
- ASUS 「ROG Rapture GT-AX11000」 速度:ざっくり11,000Mbpsくらい
youtube最高画質(4K)の動画容量が、6分で約1GBだそうです。つまり1秒あたり約2.8MB、2.8Mbpsの速度が出せれば、youtubeはなんとかなる。
最高画質のyoutube動画でさえ2.8Mbpsで足りるのですから、普通の人ひとりなら最も安い1,200Mbpsで十分です。
グレードを上げるのは、家族が増えたり仕事でWi-Fiを使うことになってからでOK。
ルーターが高性能でも、回線が遅いと意味がありません。契約する回線速度も考えて選ぶようにしましょう
Wi-Fiルーターを選ぶ時に見るべきポイント②接続数
10年くらい前は、接続数といえばパソコンとゲーム機の数だけを気にしていればよかったのです。
今やスマホもゲームも一人1台の時代。それだけではなくてエアコンや洗濯機までがWi-Fiを利用するようになりました。
1人暮らしなら10台程度、4人家族なら20台は繋げるものを選びたいですね。
- 1人暮らし:10台程度
- 4人家族:20台程度
Wi-Fiルーターを選ぶとき、気にするべきなのは「速度」と「接続数」の2つだけ。
「いやいや、もっと他にもあるだろう?」と思うかも知れませんが、最近の機種を買っていれば特に問題ありません。気にせず「速度」と「接続数」だけで決めてしまいましょう。
一人暮らしにおすすめのWi-Fiルーター2つ
では具体的な機種紹介。まずは一人暮らしの方へ。重視したいのは価格で、5,000円前後で購入することができる機種から選んでいます。
こういう条件で選んでいますが、あまり来客が多いと苦しいかも。
- 本体価格が安い
- 比較的新しい機種
一人、あるいは二人くらいの使用で、特に動画編集者のような人でなければこのスペックで問題ありません。
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評価 | |
---|---|
メーカー | NEC |
型番 | WG1200HS4 |
価格 | 4,000円前後 |
通信速度 | 1,200級 (5GHz帯:867Mbps/2.4GHz帯300Mbps) |
発売日 | 2020年10月発売 |
評価 | |
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メーカー | TP-Link |
型番 | Archer C6 V3.2 |
価格 | 5,000円前後 |
通信速度 | 1,200級 (5GHz帯:867Mbps/2.4GHz帯300Mbps) |
発売日 | 2022年2月発売 |
女性の一人暮らしにおすすめしたいWi-Fiルーターはこちら
女性の一人暮らしは色々と不安なもの。知らない人を家の中へ入れるのは避けたいですよね。
そんな時に選択肢に挙がるのがこちら。UQモバイルの「Speed Wi-Fi HOME L02」です。選んだ理由はこの3つ。
- 工事不要で、自宅に他人を入れなくてすむから
- 設置が簡単だから
- 「回線業者とプロバイダを選ぶ」という面倒さがない
工事がいらないタイプで、契約後送られてくるSIMカードを挿入してコンセントを刺すだけで使用可能。
ただし、これは他のルーターと違ってモバイル回線を使用します。契約によっては時間帯で速度制限を受ける場合がありますので要チェック。
すでに自宅の光回線が工事済みの場合は、上記のNEC「WG1200HS4」をおすすめします。
家族で使いたいWi-Fiルーターのおすすめ3選
あなたの家族が3人〜6人くらいなら、気になってくるのは「そのWi-Fi、何台繋げるの?」というところでしょう。
今やWi-Fiは家電製品にまで利用されます。掃除機や洗濯機など、使えるものは全部繋いでしまいたいですよね。
ということで3つのWi-Fiルーターを選びました。選んだ基準はこの3つ。
- 接続できる機器数が多いこと
- 家族全員が動画視聴しても耐えられる速度
- 最新のモデルであること
家族全員がそれぞれyoutube最高画質(4K)の動画を視聴していても、問題なく通信できる機種から選びました。
評価 | |
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メーカー | TP-Link |
型番 | Archer AX53 |
最大接続数 | 42台 |
価格 | 10,000円前後 |
通信速度 | 3,000級 (5GHz帯:2,402Mbps/2.4GHz帯574Mbps) |
発売日 | 2022年4月 |
評価 | |
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メーカー | エレコム |
型番 | WRC-X3000GS2-B |
最大接続数 | 36台 |
価格 | 10,000円前後 |
通信速度 | 3,000級 (5GHz帯:2,402Mbps/2.4GHz帯574Mbps) |
発売日 | 2022年6月 |
評価 | |
---|---|
メーカー | NEC |
型番 | WX3000HP2 |
最大接続数 | 36台 |
価格 | 10,000円強 |
通信速度 | 3,000級 (5GHz帯:2,402Mbps/2.4GHz帯574Mbps) |
発売日 | 2022年2月 |
ルーター1つじゃ届かない家におすすめのWi-Fi
「家が結構広くて、ルーターひとつじゃ電波が届くかどうか不安」「ルーターひとつで届かなくて、2つめの購入を検討している」そんな人へのおすすめです。
Wi-Fiルーターを2つ以上設置した場合、1つめのWi-Fiから2つ目のWi-Fiへ移動するときに通話が途切れたりなど、電波が不安定になります。
それを解決するのが近年開発された「メッシュWi-Fi」という機能。
ここではTP-LinkのDeco S7を紹介します。選んだ理由はこの3つ。
- メッシュWi-Fiのために開発されたルーターで、メッシュ構築が簡単
- 足りない場合、後からいくらでも買い足せる
- 接続するID(SSID)が共通なので、端末側の設定は1回でOK
「メッシュWi-Fi」がどういう機能なのかは「Wi-Fiルーターの最新機能5つ」の項目で説明します。
プロ個人へおすすめの最強Wi-Fiルーター3選
プロの動画編集者。プロのゲーマー。そういう方々がWi-Fiルーターに求めることを想像しました。
まず第一に速度。特にゲーマーであれば、0.1秒の遅延が与える影響は甚大なものになることでしょう。
つまりここで大事な速度とは、データの転送速度よりも処理速度の方。
とはいえ通信速度も譲れない。ということで重視したのはこの2つ。
- 搭載しているCPUが高性能なもの
- 通信速度が十分なもの
条件に合うのはこの3機種。4GBのデータを1秒(理論上)でダウンロードできる爆速ルーターを選びました。
評価 | |
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メーカー | エレコム |
型番 | WRC-X6000XS-G |
搭載CPU能力 | 2.2GHz×4 クアッドコア |
価格 | 25,000円前後 |
通信速度 | 6,000級 (5GHz帯:4,804Mbps/2.4GHz帯1,147Mbps) |
発売日 | 2022年7月 |
評価 | |
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メーカー | バッファロー |
型番 | WXR-6000AX12B |
搭載CPU能力 | 2.2GHz×4 クアッドコア |
価格 | 35,000円前後 |
通信速度 | 6,000級 (5GHz帯:4,803Mbps/2.4GHz帯1,147Mbps) |
発売日 | 2022年6月 |
評価 | |
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メーカー | IODATA |
型番 | WN-DAX6000XR |
搭載CPU能力 | クアッドコア クロック周波数非公表 |
価格 | 35,000円前後 |
通信速度 | 6,000級 (5GHz帯:4,804Mbps/2.4GHz帯1,147Mbps) |
発売日 | 2022年9月 |
Wi-Fiルーターの最新機能5つ
ここからは、近年開発された新しい機能について紹介していきます。
特に驚いたのが「メッシュ」と「ビームフォーミング」。どんどんと便利に進化していきますね。
ここで紹介するのは以下の5つ。知っておけば選ぶのが少し楽になる!
- Wi-Fi6って?
- メッシュって?
- ビームフォーミングとは
- Mu-Mimoは何?
- バンドステアリングとは
Wi-Fi6は電波の新規格!スマホの4Gと5Gのようなもの
細かい説明はなしにしましょう。新しい電波。それだけで十分です。
ただ気をつけたいのは、端末によって使えるものと使えないものがあるところ。
iPhoneで言うならば、iPhone 11シリーズ以降とiPhone SE(第2世代)が対応しているようです。
つまり2019年以降の発売機なら大抵は使えると思っていいでしょう。
メッシュは複数のWi-Fi設定を一つにまとめる仕組みのこと
これがあると便利なのは例えば学校。例えば市役所。例えば職場の高層ビル。
フロアや建物によってWi-Fiが違うと面倒ですが、一つ設定するだけで全てのWi-Fiへつながるとしたら楽ですよね?
今は気にしなくて大丈夫ですが、もし大きな家に引っ越すとき、知っていれば便利です。
ビームフォーミングは、あなたを狙って電波を送ってくれる
電波は波です。穏やかな水面に広がる波紋のように、波は全ての方向へ進み、向きがないのです。
つまり、Wi-Fiルーターから発生する電波はどの方向にいても同じ強さだと言うこと。それが普通なんです。
ところが、ビームフォーミングはあなたのスマホを狙って電波を送ってくれる機能。「ウチのWi-Fi、電波が弱い!」を解決してくれそうですね。
MU-MIMOは、たくさんの端末が同時通信できる機能
MU-MIMOは「Multi-user-Multiple-Input and Multiple-Output」の略で、日本語にすると「多くのユーザーが同時に送受信する機能」です。
具体的には、アンテナの数を増やすことで対応しています。アンテナの数が多ければ多いほどたくさん接続できるということ。
アンテナの数はパッケージに書かれていますので、気になる方は確認を。高価なルーターほどアンテナが多い傾向です。
バンドステアリングは、混雑回避して別電波に避難する機能
Wi-Fiの電波には5GHzと2.4GHzがあります。通常そのどちらかに接続してデータをやり取りしますが、片方に人が偏ってしまうことがあります。
偏ってしまうと通信が遅くなってしまいます。避難したいところですがこれが割と面倒。みんな避難したら結局反対が混雑しますしね。
それを自動で割り振って解決してくれるのがこの「バンドステアリング」機能。使う端末が多い人にもおすすめの機能です。
Wi-Fiルーターは自分に合わせて選ばないともったいない!
比較的新しい機種を中心に12種類のWi-Fiルーターを紹介してきました。機能も金額も、あなたの納得できるものはありましたでしょうか。
Wi-Fiルーターは、価格も能力もピンキリです。一人暮らしにプロ用を使うのは無駄な出費だし、プロが速度の遅い機種を使うと作業効率が悪い。
ルーターの他にも決めなきゃいけないことはたくさんありますよね。もうここでサクッと決めてしまいましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました!