「仕事を辞めたい」誰もが一度は思ったことがあるかと思います。あなたは毎日仕事で頑張りすぎてはいませんか。日本では新卒就職者の3割が転職しているという統計があります。
ここでは「転職したいけど何から始めたらいいか分からない」という方へ、転職の第一歩を踏み出せるようアドバイスと注意点を説明します。ぜひ最後まで御覧下さい。
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仕事を辞めたいと思ったらまずやること
一度仕事を辞めたいと思うと頭がそのことでいっぱいになり、仕事が手につかなくなりますよね。ですが冷静になぜ辞めたいのかを考えることが大切です。以下3点を考えましょう。
- なぜ辞めたいのかを箇条書きで書き出す
- 書き出した内容を嫌な順に並べる
- 自分で解決できること、そうでないことに分ける
なぜ辞めたいのかを箇条書きで書き出す
まずは冷静に頭の中をまとめるために、辞めたい理由を書きだします。このとき長文にまとめようとすると、より分からなくなるため箇条書きで書いていくことがポイントです。
「職場の雰囲気」や「仕事内容が納得できない」など簡潔に書くことで頭の中が整理され、なぜ仕事が辞めたいのかをまとめることができます。携帯のメモを使うと便利です。
書き出した内容を嫌な順にまとめる
次に書き出した内容を特に不満に思っている順に並べます。この手順を踏むことで自分の人生の中で選択しない優先順位をつけることができます。
自分にとって嫌なことと我慢できることを明確化できていることは自分の強みになります。その力は転職する際にも有利な力に繋がります。
自分で解決できること、そうでないことに分ける
ここまでくると大体は頭の中が整理されてきています。箇条書きした内容を優先順位をつけたあとは自分で解決できること、そうでないことに分けていきます。
自分で解決できることが多いとき、転職活動の前に自分のスキルアップを目指し努力することも1つの手になります。スキルを上げることで仕事にやりがいが出ることもあります。
自分で解決できることが少ないときは、転職のプロや信頼できる友人や家族に相談しましょう。自分の目線と違う視点から物事をみることができるため、新しい気づきに繋がります。
仕事を辞めたい判断ポイント:人間関係
仕事を辞めたい理由は数多くあると思いますが、本当に辞めていいときの判断ポイントがあります。その1つが人間関係です。
あからさまないじめはもちろんですが「指導を行ってくれない」「書類を確認してくれない」など仕事に支障が出るような環境は辞める1つのポイントです。
心身ともに健康であるからこそ人生を大切にできます。その足かせになるような仕事環境ではこれからもうまくいかないため転職を考えることが必要です。
仕事を辞めたい判断ポイント:低い給与、サービス残業
職場環境が見直されている会社が多いと思いますが、現状低い給料でサービス残業をしている会社もまだまだあります。そのような会社で働いているとやりがいも見失っていきます。
1年同じ職場で働くと自分のキャリアプランややりたいことが見えてきます。給与や労働時間も含め自分のライフプランと合っていないと感じたら転職を検討しましょう。
そのとき自分の業務量や業務内容を客観視し、どうして給与が低いのか、現状行っている業務内容は給与と見合っているのかを見定めることが大切です。
仕事を辞めたいが検討すべき時:理由が明確でない
仕事を辞めたいと考えたとき一度冷静になり検討すべき時もあります。その1つ目が辞めたい理由が明確でないときです。
辞めたい理由が「ただ働きたくない」だと転職活動中に目的を見失ってしまい、何をしたくて辞めたのか分からなくなります。そのため転職活動中に路頭に迷ってしまいます。
その結果「失敗した」と考えてしまい大切な人生を棒に振ってしまうことがあります。そうならないためにも理由を明確にし、退職後のプランを立てておくことが必要です。
以下の本に転職する際の考え方や転職理由の探し方などが詳しく、分かりやすく載っています。本当にこの理由で辞めていいのかと悩んだ時、ぜひ1度手に取ってみてください。
仕事を辞めたいが検討すべき時:家族が理由のとき
日本は超高齢化社会です。そのためキャリアアップしたいときでも家族が介護が必要になったり、けがや病気で看病しなくてはいけない状況がでてくることもあるでしょう。
しかしそれを理由に退職すると、収入がない中介護費用や療養費用を払わなくてはいけなくなります。その結果家族全員で路頭に迷ってしまうことに繋がります。
今の日本は医療保険が充実しているため様々な休暇やサービスを受けることができます。退職を考える前に介護休暇など厚生労働省が認めている休暇取得などを検討しましょう。
仕事をやめたいその前に「リスク」をイメージをしよう
冷静になっても仕事を辞めたい、どうしても仕事が手につかないほど今すぐに仕事を辞めたい、そういったときもあるでしょう。そんな時退職後リスクのイメージをします。
退職後収入はがくっと減るため貯金がいくらあるのか次第で焦り方は変わります。また手続きでは社会保障の切り替えや納付の仕方が変わるため、自分で行わなくてはいけません。
「辞めるリスク」をとことん隅々まで考えることで、その後の人生は大きく変わります。今すぐに辞めたい気持ちはぐっと堪えて冷静に俯瞰して考えていくことがポイントです。
仕事を辞めたいが明確になったらすること
仕事を辞めたいが確定となったとき何をしておけばいいのかを説明します。それは退職日を決めることです。退職日を明確に決めることは準備を先延ばしにしないことに繋がります。
退職日を決めたらその日から1~3か月前には上司や会社に報告しましょう。またお世話になった人や直属の上司には直接伝えることも大切です。
また家族にもきちんと退職理由と次の計画についても話しましょう。今までの手順を踏んでいれば家族にも簡潔かつ明瞭に意思を伝えられることができると思います。
退職理由は前向きに伝えよう
会社に退職を伝える時ついマイナスなイメージを持ってしまいませんか。私も昔はそうでしたが今は違います。それは退職=マイナスなことやだめなことではないからです。
たとえ退職理由がマイナスな内容だったとしても円満退職を目指すのであれば、前向きな伝え方をします。もし人間関係が悪く退職するのであれば尚更理由は言わない方がいいです。
必要以上のことを言うとそれがまた噂となり出回り、退職するその日までもっとつらい環境に身を置くことになってしまいます。理由はキャリアアップなどと伝えるといいですね。
転職活動をするのは辞めてから?働きながら?
転職活動をするにあたって2通りのやり方があります。それは会社に勤めながら転職活動を行うことと一度退職し転職活動をすることです。
会社で働きながら転職活動をすると給料が安定しているため収入に悩むことが少ないです。しかし本業があるため転職活動に割く時間が少なくなります。
また反対に退職してから転職活動を行うと自由な時間は多くありますが、収入が減るため生活に支障が出てます。貯蓄や生活環境によってどちらが自分に合うかを検討しましょう。
まとめ:仕事が辞めたくなったら
仕事がつらくなり辞めたくなることは誰にでもあります。あなた1人で悩み心身ともに疲れ果ててしまっては、元も子もありません。
心と身体が資本であることは必ず肝に銘じていて下さい。また信頼できる友人や家族に相談しましょう。今は転職アドバイザーもいるので有効活用していくことも重要です。
仕事で悩んだときにおすすめの1冊を貼りましたのでぜひ一度ご覧ください。あなたの人生がよりよくなる手助けになれていれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。
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