「ヘアケアオイルを使ったヘアケアの方法を知りたい」「髪質ごとにヘアケアオイルは使い分けた方がいいの?」あなたはこのような悩みをお持ちではありませんか?
ヘアケアオイルを用いたヘアケアは、髪の毛にとってメリットしかありません。
しかし、ヘアケアオイルごとの特徴を知らなければ、100%効果を発揮することはできないでしょう。
この記事では、ヘアケアオイルの特徴や髪質に応じたヘアケアオイルの選び方などをご紹介します。艶やかな髪の毛を手に入れるために、ぜひ参考にしてください。
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1241409?title=%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%81%AE%E3%81%8A%E6%89%8B%E5%85%A5%E3%82%8C4(%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%BA)&searchId=643393769
ヘアケアオイルが髪にもたらす効果
ヘアケアオイルが髪の毛にもたらす効果は、主に3つあります。順番に見ていきましょう。
髪に潤いやツヤを与える
ヘアケアオイルは髪に潤いやツヤを与えてくれます。髪の毛は乾燥したりダメージを負ったりすると、水分や栄養が蒸発しやすくなります。水分や栄養が不足すると、髪の毛がパサパサになるのです。
そこで、ヘアケアオイルで髪の毛を保湿して乾燥を防ぎます。結果、髪の毛に潤いとツヤがもたらされるのです。
ドライヤーの熱から髪の毛を守る
ヘアケアオイルは、ドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれます。
ドライヤーの熱は、髪の毛にダメージを与えます。具体的には、髪の毛の成分であるタンパク質が熱で変形してしまい、髪の毛の栄養が流出しやすい状態になってしまうのです。
そこで、ヘアオイルの出番。ドライヤーの前に、ヘアオイルを髪の毛になじませましょう。
ドライヤーの熱から髪の毛を保護して、ダメージを軽減してくれます。
ブラッシングの摩擦から守る
ヘアケアオイルはブラッシングの摩擦から髪の毛を守ってくれます。ブラッシングは、頭皮の血行アップや髪の毛の絡まりを溶かすことができます。
しかし、ブラッシングの摩擦は毛先が傷みやすくなり、枝毛の原因にもなるのです。
そこで、ブラッシングする前にヘアケアオイルを塗って髪の毛を保護しましょう。ブラッシング時にかかる摩擦を防止して、ツヤ髪をキープすることができます。
ここまでヘアケアオイルの髪の毛にもたらす効果について解説しました。次項では、ヘアオイルの種類について見ていきます。
ヘアケアオイルとは?
ヘアケアオイルとは、油分をベースとしたヘアケア剤のことをいいます。油分をベースとしているので、髪の毛にツヤや潤いがでるのです。
ヘアケアオイルは成分によって3種類に分かれます。髪質や肌の状態によって選ぶオイルは異なるので注意が必要です。
- 植物性
- 動物性
- 鉱物性
植物性
植物性オイルは、天然由来成分なので敏感肌の人でも安心して利用ができ、保湿効果やダメージ補修にも優れている特徴があります。植物性オイルの代表的なものは下記のとおりです。
- ホホバオイル
- ココナッツオイル
- アルガンオイル
- 椿オイル
カラーやパーマ、紫外線などでダメージが蓄積している方は植物性オイルを選びましょう。
動物性
動物性オイルは、動物から採取される油のことで、人間の皮脂成分と組織が酷似しているため、肌なじみが良く刺激が少ないのが特徴です。
さらに、保湿力も高いので髪の毛の乾燥も防ぐことができます。代表的なものは下記の2つです。
- スクワランオイル
- 馬油
スクワランオイルは鮫の肝臓を、馬油は馬の皮下脂肪を原料としています。
特にスクワランは、肌の保護膜に欠かせない成分なので、肌ケアにも利用ができます。保湿力を重視したい方は、動物性オイルがオススメです。
鉱物性オイル
鉱物性オイルは、石油やプラスチック製品を作った後に出る廃油を精製して作られています。鉱物性オイルには、髪のツヤや手触りを良くする特徴があります。
さらに、人口オイルのため価格が手ごろでありお財布にも優しいです。代表的なものは下記の2つです。
- ワセリン
- ベビーオイル
髪にツヤを出したい方は、鉱物性オイルをオススメします。ここまでヘアケアオイルの種類について解説しました。次項では、実際のヘアケアオイルの使い方を見ていきます。
ヘアケアオイルの使い方
ヘアオイルの最も効果的な使い方は、タオルドライ後に使用することです。
つまり、少し水分がある状態の方が、ヘアオイルが効果を発揮してくれます。具体的な手順は下記のとおりです。
- タオルで優しく髪をドライする
- 適量のヘアオイルを手に取り手で温める
- 髪の内側に手を入れて、髪の毛全体の半分ぐらいから毛先までヘアオイルをなじませる。
- ドライヤーで乾かす
ポイントは、髪の毛の内側まで丁寧に塗ること。そして、体温で温めれば、髪なじみもよくなります。
ヘアオイルを使う際は、髪が濡れた状態で行うようにしましょう。次項では、髪質に合わせたヘアオイルをご紹介します。
くせ毛・剛毛の方にオススメのヘアケアオイル
髪が広がりやすい、くせ毛や剛毛の方には「シリコーン」入りのヘアオイルがオススメです。
シリコーンは、吸着性に優れ、髪の毛1本1本をコーティングしてくれる働きがあります。
その結果、湿気による髪の毛の広がりやヘアボリュームを抑えてくれるのです。下記3つは特にオススメのシリコーンです。
- ジメチコン
- シクロメチコン
- シクロペンタシロキサン
くせ毛・剛毛にお悩みの方はこれらの成分が含まれているか確認してヘアオイルを選ぶようにしましょう。
ダメージ毛の方にオススメのヘアケアオイル
カラーやパーマでヘアおしゃれを楽しむと同時に、髪の毛は悲鳴を上げています。そこで、ダメージを負った髪の毛には「ケラチン」入りのヘアオイルがオススメです。
ケラチンとはタンパク質の一種で、髪の毛の主成分となるものです。
ダメージが重なるとケラチンが不足してしまい、髪の毛が細くなったりツヤがなくなったりします。
髪の毛のダメージにお困りの方は、ケラチン入りのヘアオイルを選ぶようにしてください。
軟毛・細毛の方にオススメのヘアオイル
ヘアオイルを使うと髪が重くなりやすい軟毛・細毛の方には、ノンシリコーンや植物性のヘアオイルがオススメです。
ノンシリコーンや植物性のヘアオイルは、さらっとした使い心地で、肌にも優しいので安心して使うことができます。
ノンシリコーンを選ぶ際は、有効成分に“○○コン”や“シリ○○”などシリコーンの名前が入っているものを避けるようにしてください。
植物性オイルには添加物が入っている可能性があります。選ぶ際は、全成分が植物性オイルか確認するようにしましょう。
ヘアオイルで頭皮も健やかに
ヘアケアオイルは頭皮ケアも兼ねることができます。頭皮ケアで血行を促進すれば、薄毛やフケの改善にもつながります。
具体的な手順は、ヘアケアと同時にヘアオイルを頭皮全体にもなじませる。その後、指の腹で円を描くように優しくマッサージしてください。
ヘアオイルを使った頭皮ケアで健やかな頭皮を目指していきましょう。
ヘアオイルはヘアケアと頭皮ケアに有効ですが、注意点もあります。次項では、ヘアオイルを使う際の注意点について解説します。
ヘアケアオイルを使う際の注意点
ヘアケアオイルを使う際の注意点はただ1つ、“適量を守る”ことです。
ヘアオイルは髪にメリットしかありません。しかし、いくら効果があるとはいえ量が多すぎると、油分が頭皮の毛穴に詰まりやすなります。
その結果、吹き出物ができてしまうのです。髪の毛は守るために頭皮環境を悪くしては意味がありません。
先ほどもお伝えしたように、適量は商品パッケージに記載してあります。ヘアケアは適量のへアオイルを使うようにしてください。
ヘアオイルとヘアクリームの違い
ヘアオイルと似たものにヘアクリームがあります。どちらも、髪のダメージケアや保湿に効果がありますが、決定的な違いが2つあります。
仕上がり
ヘアオイルは主成分が油分のため、髪にツヤがでます。一方、ヘアクリームは油分と水分が混じったものです。
水分が含まれているため、ヘアオイルより軽めな仕上がりになります。よって、ツヤ感を出したい方はヘアオイルを利用しましょう。
ダメージケア
ヘアクリームにはコラーゲンやローズヒップ・ビタミンなど髪にとって有益な栄養素が含まれており、ダメージケアの効果が高くなっています。
ダメージケアを重点的に行いたい方は、ヘアクリームを利用しましょう。
まとめ ヘアケアには髪質に合ったヘアオイルを使おう
ここまでヘアオイルを使ったヘアケアについてご紹介してきました。この記事でお伝えしたいことは下記のとおりです。
- ヘアオイルは髪の保湿や保護に最適
- ヘアオイルは髪質に合わせて使い分ける
- ヘアオイルには、植物性、動物性・鉱物性の3種類がある
- ヘアオイルは適量を守って使う
ヘアオイルによって髪にもたらす効果が異なるので、自分の髪質やダメージ具合に応じて、ヘアオイルを使い分けましょう。
ヘアオイルを使ったヘアケアで、誰もがうらやむ艶やかな髪の毛を手に入れて下さい。