結婚を理由に退職したい!でも結婚を理由に転職する時、どのように面接で話せばいいのか、結婚を理由に転職するのは不利になるのではないかとお悩みではないでしょうか?
結婚を理由に転職することは珍しいことではありません。結婚しても家庭と両立できる仕事がしたいなら、子供ができても続けられる仕事に転職したいと思いますよね。
結婚を理由に転職する時の面接での上手な伝え方、不利にならないポイントを、わかりやすく解説しますのでお付き合いくださいね。(アイキャッチ画像:https://winnova.net/wp-content/uploads/2021/04/5722a255d786a14ef1456a0f9d017766.jpg)
なぜ結婚を理由に転職したいのか?
結婚をきっかけに転職したい理由の多くは、家庭と仕事の両立ができるかどうかです。フルタイムで仕事した後に家事をしなければならないのは、体力的につらいですよね。
残業が多かったり休日出勤がある職場では、夫婦の時間が取れなかったり、または通勤時間が長くなるとの理由で転職を考えたくなります。
妊娠・出産となれば、産休や育休が取れる職場かどうかについても、仕事を続けていく上で大切な条件になります。今の職場に産休・育休の制度に実績がなく、それでも仕事を続けたいなら転職した方がいいでしょう。
結婚を理由に転職するのは不利?
結婚を理由に転職するのは、不利なのでしょうか?企業側としては子供ができたら辞めるとか、長期で休まれると思うと戦力にならないと思い、採用を見送る企業もあるでしょう。
しかし、人材不足の企業も多く、企業が求めている優秀な人材であれば積極的に採用しようという流れになってきています。自分のスキルと企業が求めている人材とマッチングすれば採用されるでしょう。
なので、面接で結婚を控えていると伝えても、仕事への意欲のアピールができれば不利になるようなことはありません。結婚の予定があるならば隠さずに伝えるようにしましょう。
面接で企業が重要視するポイント
面接で企業があなたを見る時に重要視するポイントは、なぜその企業を志望したのかです。結婚が理由で転職するにしても仕事内容に言及した志望動機を伝えると好印象をもたれます。
面接のときから採用した場合を考えて、社風に合った人柄か見ます。これまでの経歴や資格が素晴らしくても、身だしなみや言葉使いなどのマナーが良くなければ採用を見送られるでしょう。
またどの企業でも、長く働ける人材を求めています。出産や育児で退職しないか遠まわしに聞かれるでしょう。その時は出産後も働き続けたいと就業意欲を見せましょう。
結婚を理由に転職する面接での企業の本音
面接官が面接の時に結婚する予定があることを知った時、重視する本音のポイントは次の通りになります。
- すぐに転職しないかどうか
- 子育てと仕事の両立はできるか
- 残業ができるのか
面接官は、結婚が理由で転職をするとわかったら、仕事が続けられるか気になります。入社後すぐに、妊娠・出産となれば、その人の代わりを見つけなくてはいけません。
企業側はとしては戦力になって長く勤められる人を雇いたいのが本音です。
結婚を理由に転職する場合の面接の上手な答え方
結婚を理由で転職する場合、面接でどのようなことを意識すれば上手に答えれるか紹介していきます。
自分勝手な理由で転職しないことを伝える
仕事を続けたかったが、結婚が理由で転職しなくてはならなかった事を伝えましょう。「前の会社がいやになったから転職した」など自分勝手な理由を言うのはやめましょう。
結婚を理由に転職する場合に大切なのは、この会社のために勤めたい、戦力になりたいと好印象を与える伝え方です。
長く働きたい気持ちを伝える
企業にとっての一番のリスクは、採用してもすぐに辞めてしまうことです。採用と育成にはお金と時間がかかります。少しでも長く働き続けたいということを伝えましょう。
企業目線で考える
結婚して家庭を守りながら仕事をするのであれば、待遇が気になりますが、面接で自分のことしか考えていないことが分かってしまうと採用は見送られるでしょう。
採用されたいと思うならば、まずはあなたから企業に対してどれだけ貢献できるのかを伝えましょう。
出産の予定を聞かれたときの答えを考えておく
面接では「結婚して子供ができたらどうしますか?」と質問されるかもしれません。「子供ができても産休後働きたい」と言いうよりも、「子供はまだ考えていません」と答えた方が良いでしょう。
企業側からしたら、しっかりと働ける人を雇いたいですよね。雇用してもらいたければ長く働けるアピールをして、相手への不安をなくしましょう。
結婚を理由に転職したい志望動機の上手な伝え方の例文
転職の理由で結婚をあげるのは問題ないですが、それだけでは企業へのアピールになりません。結婚生活を含めて、将来のための前向きな転職であることを伝えましょう。
転職したい理由が結婚でも、志望動機の上手な伝え方の例文を載せてみました。参考にしてみてください。
どちらの例文も「結婚しても働き続けたい」という前向きな気持ちをアピールすることで、結婚をプラスに持っていきます。うまくいけば、高評価を受けるでしょう。
結婚に理解のある転職先のポイント5選
結婚してからも続けられやすい、理解のあるおすすめの転職先のポイントを5つ選んでみました。
- 時短勤務の制度がある
- 休暇が取りやすい
- 在宅勤務がある
- 女性社員が多い
- 産休・育休の制度や実績がある
家庭と仕事の両立は想像以上に大変です。ましてや、妊娠・出産は想像以上に体力と精神力を消耗します。子供が育ってくると、突然の病気やケガも対応しなくてはいけません。
女性が多くて産休・育休の経験のある人がいる職場や、急に休みたい時に休めるような時間の融通がきく転職先がおすすめです。
結婚を理由に転職するならプロに相談する
結婚を理由に転職の効率を高めるなら、プロに相談すると良いでしょう。女性の転職にも強い「就職エージェント」を利用するのをお勧めします。
就職エージェントは、無料で登録できて、選考対策や推薦文の作成、日程調整や書類の作成・管理など代理でやってくれます。「残業なし」や「時短勤務」といった条件で会社の検索もできます。
応募先企業が女性にとって働きやすい会社であるのかといった情報を提供してくれますので、時間も短縮できて就職の成功率も上がるので、ぜひ活用したいですね。
女性の気持ちに寄り添ってくれる、おすすめの転職エージェントを2件紹介します。無料なので登録をしてくと良いでしょう。
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マイナビAGENTは女性のコンサルタントが充実しており、最適なアドバイスを受けられます。20代、30代の女性から支持されていますよ。
パートナーと結婚後についてよく話し合っておく
結婚を理由に転職したいのであれば、最も大切なことはパートナーと方向性を話し合うことです。結婚後の家事の分担や、妊娠・出産後についても協力し合えるようにしておきましょう。
まずは自分が子育てと自分の仕事について長期的にプランを立てて、自分のキャリアプランと結婚生活をどうしていきたいのか見直していくとよいでしょう。
また、実家と同居の予定があったり、転勤などで転居の可能性があるかも確認しておくとよいですね。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、しっかりコミュニケーションを取っておきましょう。
結婚を理由に転職して一歩踏み出そう
結婚を理由に転職をしたい人に面接で上手に話せるポイントを解説してきました。結婚が理由で転職するのはめずらしいことではありません。仕事に対して前向きだから考えるのです。
結婚生活を充実したものするために、まずは自分が結婚後の生活や仕事を長期的に見てどうしていきたいのか考えて、パートナーとわかり合えるよう話し合うことが大切です。
パートナーとの幸せな結婚生活を築くことが一番の目的です。家事と仕事が両立でき、充実な毎日が過ごせますように、お役に立てれば嬉しいです。