「今からエンジニアに転職したいけどうまくやっていけるのかどうか不安だな…」「そもそもどうやって転職すれば失敗の可能性を減らせるんだろう?」「もう30歳を超えているけど大丈夫かな」
転職を考えているあなたは、こういった不安や疑問を抱えてはいませんか?転職活動は少し不安になってしまいますよね。それに、エンジニアに転職するならどのくらいの年収になるのか気になってくるものです。
この記事では、エンジニアになるための転職活動をどうすれば失敗の可能性を減らせるのか・気になる年収等を解説しています。また、30歳ごろから見られるポイントも説明しています。
この記事を読めばエンジニア転職への不安や疑問をなくすことができるので、ぜひご覧ください。
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エンジニアに転職したら年収は?
今の仕事から、エンジニアに転職する際に気になるのはやはり年収です。
正社員としてエンジニアになれば、平均年収は約500万円ほどのようです。ちなみに日本の平均年収は467万円となっているので、平均よりは高い傾向にあります。
ただし、一口にエンジニアといっても所属している会社が大企業なのか中小企業なのか・どういった内容で働いているのかによって、年収1,000万円を超える場合や年収300万円ほどである場合もあります。
エンジニアに転職したい理由は?
エンジニアに転職したい理由は何なのか、これははっきりさせておきましょう。エンジニア転職に失敗する理由で多いのは、転職したい理由があやふやで面接官に転職する意味を伝えられないというものです。
きちんとした理由とは、「自分は○○をやってきていて、この会社であれば××ができる」「自分のこんな能力をエンジニアとして活かせる」などの軸があるものです。
一方失敗する理由は、「今の会社では給料が低い」「とりあえずエンジニアになりたい」など、エンジニアである意味や、しっかりとした理由がない場合です。
特に、エンジニアになるといってもどんなことをエンジニアとしてしたいのか・できるのかは重要な点です。どのような種類があるのか見ていきましょう。
エンジニアの種類は?
エンジニアの種類としていくつか挙げられますが、大きく分けるとこのようなものです。
- システムエンジニア
- プログラマ
- インフラエンジニア
- ネットワークエンジニア
- サーバーエンジニア
- 制御・組み込みエンジニア
どの種類につくかによって、求められるエンジニアとしてのスキルは変わりますが、どの種類であっても必要なのはコミュニケーションスキルです。
基本的にはチームで働くので、自分が作ったものを説明したり、ほかの人と協力して作っていく必要があります。
エンジニア転職は本当に簡単?
経済産業省の調査によると、確かにIT人材の不足は起こります。しかし、それはあくまで「高度なスキルを持った」IT人材の不足になります。
ですから、すこしプログラミングできるという程度であれば難しいと言わざるを得ません。
現に小中高では2020年から順次プログラミング学習が必修化されています。ライバルは彼ら彼女らでもあるのです。
プログラミングにおいては、10代の学生であってもスキルさえ身につけてしまえば、20代30代それ以上の人と全く同じ成果を上げる事すら可能なのです。
エンジニア転職するならスクールに通うべき?
結論から言えば、スクールに通う方が早く、確実にエンジニアとしてのスキルは身につきます。では、スクールに通わなければスキルは身につかないかといえば、そうとも言えません。
書店に行けば様々なプログラミングの教本が置いてありますし、動画配信サイトにも勉強できる動画がアップロードされています。月額料金を払うことでプログラミング学習できるサイトもあります。
ですが、「エンジニアに転職したい」のであればやはりスクールに通うべきでしょう。独学での学習には限度がありますし、どういった仕事内容なのかを知るのは難しいからです。
スクールに通うことで、学習に使う時間・転職活動に使う体力を軽減できるというのは大きなメリットです。
実績があるとエンジニア転職に強い!
先ほどのスクールに通う方がいいという話にもつながりますが、エンジニアとしての能力を見てもらえるので自身でアプリやサイトなどを作り、ポートフォリオサイトを作成しましょう。
転職に強いスクールはオリジナルアプリ・サイトの開発をサポートしてくれるところが多いです。
どの程度のコードを使いこなせるかやミスに注意しているかなどは、いくら話をして面接したとしても伝わりません。ポートフォリオサイトを作ればそれらが伝わります。
会社側としても、「この人を雇ったならどのくらいの教育コストが必要なんだろう」と考えるのは当然です。レベル感が伝われば会社側の負担が減り、なおかつあなたにどんな仕事を任せるべきか判断しやすくなります。
エンジニアに転職するなら面接対策は必須!
どういった業界であっても重要ではありますが、エンジニアとして転職するのであれば特に面接対策はしっかり行っておきましょう。
前職がIT系の職業であればキャリアアップのためであったり、自身のライフプランに合わせて活動している、などとしっかりした回答をできるようにしておきましょう。
残業が多かったので、給料が少なかったので、などの理由を話してしまった場合、「うちでも残業があったら、給料に不満があればやめるのかな?」と思われてしまうので、可能な限り話さない方がいいでしょう。
エンジニア転職は若ければ若いほどいい
最近、30代からでも転職できる・何歳からでも転職できるという広告があります。これは間違えではありませんが、あくまで「できる可能性がある」ということだと念頭に入れて行動しましょう。
一般的にエンジニア職はほかの職種と比べて、新しい技術や知識が必要とされることが多いです。
若い方が知識の吸収が早いだろう、とみなされるのは当然ですから、そういった若い人が持っていない自分の武器を見つけておくことで転職活動にいい影響をもたらすことでしょう。
例えば、新卒・若い転職者では持ちえない今までの知識を活かす能力や、仕事につながるコネクションを持っている、仕事を回す方法を周りとしっかり共有できるなど、こういったものを持っていれば有利でしょう。
30代でエンジニア転職するなら気を付ける点
先ほどお伝えした通り、30代でエンジニアを目指すのであれば武器はほぼ必須といっても過言ではないでしょう。
他にも気を付けなければならない点としてこのようなものがあります。
- 自分より年下の上司にも従えるか
- 様々な知識を吸収できる素直さ・柔軟性を持つ
もしも前職がIT系である程度知識があり、なおかつ経験があれば問題は少ないかもしれませんが、未経験で転職を行うのであればこれらの点はしっかり押さえておきましょう。
まとめ:エンジニア転職するなら
この記事ではエンジニアとして転職するのであれば気を付けるべき点をお伝えしました。まとめると以下のようになります。
- エンジニアにもかなり種類がある
- エンジニアに転職する理由
- エンジニアに転職するならスクールに通う方がおすすめ
- 転職したいなら若い方が有利
IT業界はほかの職業と比べて技術の進歩が速く、常に新しい技術を自分の中に取り入れていかなくてはなりません。
ですが、実力次第でどこまででも上り詰めていくことができ、世の中の役に立つ瞬間を感じられることでしょう。