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駐車場を経営で儲かるための3つの視点

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更地を持っていてとりあえず駐車場経営をして活用したいけど、本当に儲かるのか疑問に思っていませんか?

よくわからないけど土地を相続してしまって使い道に困っていると、比較的簡単に始められそうなのは駐車場経営だと思います。

駐車場を経営するのにあたって、費用がどれくらいかかって、売上はどうやったらわかるのかをまとめました。

駐車場経営を始める前に収益を考えて、更地を有効活用しましょう。

出典:https://unsplash.com/photos/yvfp5YHWGsc

駐車場経営とは

駐車場経営は土地があれば、初期費用をあまりかけずに始めることができます。

簡単な駐車場であれば、更地を舗装して線を引けばそれで立派な駐車場として経営することが可能です。

簡単に始められるからといって、何も考えずに始めてしまうと後で痛い目を見てしまうかもしれません。

イメージは比較的簡単にできるかと思いますが、2種類の経営方法をとることができます。

2種類の駐車場経営手法
  • 月極駐車場
  • コインパーキング

駐車場経営 1.月極駐車場

月極駐車場は前述したとおり、更地を舗装してその上に線を引くだけでも月極駐車場として機能します。

住宅街の近くや駅の近くなどにあり、近辺の住民の方に使用してもらうことが多いです。

月極駐車場のメリットとしては、初期費用がかなり抑えて始めることができ、中長期での契約になりやすいため安定することができます。

ただし、個人でやろうとすると、清掃やクレーム対応等もしなくてはいけませんので基本的には業務委託することがおすすめです。

駐車場経営 2.コインパーキング

コインパーキングは駅の近くなどでよく目にすると思いますが、コインパーキングの会社に管理を委託して行うことが基本になります。

コインパーキングも初期費用は控えめで始めることができますが、舗装した上で機器や看板を設置する必要があるので月極駐車場よりは少し高くなってきます。

ただし、管理会社が運用してくれるので、クレーム対応等は自分で行う必要はありません。

月極駐車場とは違い、毎日の利用時間に応じて収入が入ってくることになります。

出典:https://pixabay.com/photos/parking-meter-parking-park-fee-3556171/

駐車場経営は本当に儲かるのか?

駐車場経営は最初にも書いたように、他の不動産投資と違って初期投資をかなり抑えて始めることができます。

でも、一番大切なのは駐車場を運用している間に、しっかりと利益を上げてくれるかですよね。

利益を考えるときには、売上とコストが大切になるので、その両面と仕組みについて考えていきます。

売上がどれくらいあがるのか、どういったコストがいくらくらいかかるのか、参考にしてみてください。

出典:https://pixabay.com/photos/car-renault-clio-parking-lot-4760008/

駐車場経営は儲かる?ーどれくらいの売上があがるのか?

駐車場経営においての売上は簡単にイメージがつくかと思いますが、実際にはどれくらい売上はあがるものなのでしょうか。

大きな違いとしては月極駐車場では毎月同じ契約者がいて安定していますが、コインパーキングでは日ごとに利用者が変わってきます。

月極駐車場の売上

月極駐車場の平均単価は約8,300円ですが、東京23区であれば数万円以上で契約をすることが可能です。

自分の持っている土地の近くの駐車場の単価を参考にして単価を確認してみましょう。

あとは、自分の土地に何台駐車することができるのかがわかれば簡単に月の売上を考えることが可能です。

コインパーキングの売上

コインパーキングでは売上を予測するのはかなり難しいですが、まずは1日の最大の売上を算出してそこに稼働率と日数をかけることで計算してみましょう。

例えば、時間当たりの金額が100円、駐車可能な台数を3台だとすると、100円×24時間×3台で1日の最大の売上が出てきます。

そこに、近くのコインパーキングでどれくらいの割合で止まっているのかがわかれば大体の売上が出てきます。

コインパーキングの売上

コインパーキングの売上 = 時間単価 × 24時間 × 駐車可能な台数 × 稼働率(%) × 30日

駐車場は儲かる?ーコストはどれくらいかかるのか?

駐車場経営では初期費用はかなり抑えて始めることができますが、実際にはどれくらいの費用がかかるものなのでしょうか。

コストを考える上では経営方法にもよって変わってきますが、今回は経営を委託する方法でのコストについて考えてみます。

月極駐車場のコスト

月極駐車場のコストは初期投資として舗装と線引きをする必要がありますが、それ以外にはほとんどありません。

初期コストとしては舗装の種類や広さにもよりますが、5台から10台の駐車場で数百万円もあれば始めることが可能です。

ランニングコストとしては広告、集金、清掃等をする必要があり、その業務を委託する費用が売上の約10%発生します。

コインパーキングのコスト

コインパーキングは舗装に加えて、機器や看板をしっかりと設置する必要があります。

その分、初期費用は比較的高くなり、5台から10台のコインパーキングで約500万円かそれ以上のコストがかかってきます。

コインパーキングの場合には24時間トラブル対応の必要もあるため、業務は委託がほぼ必須になり売上の約20%程度のコストが発生します。

ただし、契約によって、一括借り上げや委託、機器の購入/リースといった様々な契約を選べるので必ず確認しましょう。

駐車場経営は儲かるのか?ーどのような仕組みで運営されるのか?

駐車場を経営するうえでのおすすめは委託をすることでほとんどの業務は委託先が行ってくれます。

月極駐車場であれば個人で経営することでほとんど費用をかけずに行うことができますが、トラブル対応や集客等も自分で行う必要がありあまりおすすめできません。

業務委託をして駐車場の運営を始めてしまえば、手がかからずに経営することが可能です。

初期経費も少なく始められ、委託としてほとんどの業務を投げられるため、ローリスクローリターンなビジネスでいえるかと思います。

出典:https://pixabay.com/photos/acura-rear-break-lights-hatchback-2834133/

儲かる駐車場を経営するための唯一の条件

儲かる駐車場経営をするために必ず必要な条件としては、駐車場として必要な立地にあることのみです。

例えば、住宅街であれば住民が車を置いておくために月極駐車場が必要であったり、駅前や観光地であればコインパーキングのほうが有効的に活用ができることが想像できます。

逆に立地が良ければ、土地がかなり狭かったり、いびつな形をしていて使いづらかったりしても駐車場としては必ず機能します。

駐車場を行う上ではその場所が駐車場として必要とされているのか、月極駐車場とコインパーキングのどちらがいいのかを考えて始めるようにしましょう。

駐車場経営での注意点

駐車場経営は不動産投資の中では税金の面であまり優遇されておらず、比較的高めの税金を払う必要があります。

アパート経営の場合には固定資産税の減額を受けることができ、約6分の1の固定資産税まで減額することができます。

しかし、駐車場経営の場合には該当するものがないため、100%が課税対象となってしまいます。

建物を建てる土地活用と比べると税金が少し高くなるということを覚えておきましょう。

駐車場経営は儲かるのか?-まとめ-

もし相続などで土地を持っているけど使い道が決まっていない土地があって駐車場経営をやってみようかと思っていませんか?

駐車場経営を始める前に、駐車場経営がどれくらい儲かるのかを確認してから始めるようにしましょう。

まず、駐車場経営には大きく分けて2種類の経営方法があります。

2種類の駐車場経営手法
  • 月極駐車場
  • コインパーキング

月極駐車場では、初期投資を抑えて始めることができ、中長期の契約になるので安定的な収入を得ることができます。

コインパーキングでは、毎日の利用状況によって売上が変わるため予測はしにくいですがその分少し月極駐車場よりは売上は多くなりやすい傾向にあります。

駐車場経営をする上で注意しないといけないのは立地で、駐車場経営において立地がすべてと言っても過言ではありません。

駐車場経営はローリスクローリターンのビジネスだと思いますが、始めるにあたってしっかりと自分の土地ではどれくらいの収益があがるのかを考えてから始めるようにしましょう。

ABOUT ME
太郎
サラリーマン人生10年のうち7年以上を海外で過ごす海外駐在サラリーマンの太郎です。 タイに2年、カンボジアに5年駐在しており現在カンボジアに住んでいます。 海外駐在している間に、自由を求めるようになりブログを始めました。 どこでも働けるライター目指して頑張ります。