研修 PR

犬のしつけはいつから?厳選5種とタイミングをご紹介!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

子犬を新しい家族として迎えたけど、「しつけはいつからしたらいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

安心してしつけをスタートさせたいけど、初めて犬を飼う方は特にどうしていいか分からないことも多いですよね。

この記事では、生後3ヶ月を迎えた子犬の飼い主さんに向けて記事を書いています。優先的に教えたいしつけやタイミングに加え、しつけをする上で注意したいこともご紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね。

この記事で分かること
  • 優先的に教えたいしつけ
  • しつけるタイミング
  • しつけをする上で注意すること

(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/4WsxPLCNr9U)

犬のしつけはいつから?生後3ヶ月ごろから始めよう

(出典:https://unsplash.com/photos/DTSDD968Mpw)

犬のしつけは、幼いころから始めることが理想的だといわれています。しかし、早ければ良いわけではありません。

しつけは、生後3カ月ごろを目安に始めましょう。生後2~3カ月までは「社会化期」という、犬社会や人間社会に順応していくための大切な時期です。また、脳が未発達なためしつけをしても理解することができません。

生後3ヶ月を経過するまではたっぷり愛情を注ぎ、様々な場所や環境、人や物に慣れてもらうことを優先しましょう。

犬のしつけはいつから?お迎えする前に

(出典:https://unsplash.com/photos/sgfU7G0JIbU)

犬を一人暮らしで飼う方や、家族みんなで飼う方など環境はそれぞれ違うでしょう。どんな場合でも、犬をお迎えする前に統一しておきたいルールを2つご紹介します。

しつけの「指示語」を統一する

まずは、犬に対する「指示語」を決めましょう。してはいけないことを伝えるときに、「ダメ」「NO」「いけない」と使用する言葉がバラバラだと、理解できない原因となってしまいます。
また、言葉は簡潔に伝えましょう。たとえば、「ダメ、ダメ!」と繰り返すのではなく、「ダメ!」と短く一語で伝えることで、犬が理解しやすくなります。

人や日によって対応を変えない

たとえば同じイタズラをしたとき「昨日は叱ったけど、今日は叱らない」「お父さんは叱ったけど、お母さんは叱らない」など、日や人によって対応を変えるのはやめましょう
ルールを統一しておくことで混乱を防ぎ、犬の理解がスムーズになります。

優先して教えたい犬のしつけ5つ

(出典:https://unsplash.com/photos/QZenflkkwt0)

優先して教えたいしつけは以下の5つです。信頼関係を築くために大切なしつけや、しつけの基礎となるものをピックアップしました。優先して教えることで、今後増えてくるしつけもスムーズに進みやすくなります。

優先して教えたい犬のしつけ5つ
  • 名前を憶えてもらう
  • アイコンタクト
  • トイレ
  • おいで
  • まて
  • ハウス

優先して教えたいしつけは、教える適切なタイミングがあります。次は、しつけの種類とタイミングを紹介していきます。

犬のしつけはいつから?方法とタイミング

(出典:https://unsplash.com/photos/o2_YrfmR1Vs)

「犬は賢い」というイメージが強いですが、一度にたくさんのことは覚えられません。一気に詰め込みすぎると混乱してしまうため、一つずつ丁寧に教えていきましょう。
また、教えるには適切なタイミングがあります。愛犬の様子に合わせて進めてくださいね。

①犬を迎えてすぐ

犬をお家に迎えたら、名前を覚えてもらう・アイコンタクト・トイレを優先的に行いましょう。信頼関係を築いておくことで、心の距離もぐっと縮めることがきますし、しつけのしやすさにも繋がっていきます。

犬を迎えてすぐ教えたいしつけ
  • 名前を覚えてもらう
  • アイコンタクト
  • トイレ

名前を覚えてもらう

名前を覚えてもらうことはしつけの第一歩です。大切なことは、愛犬の名前を固定の名前で呼ぶことです。
例えば、愛犬の名前が「さくら」の場合、「さくちゃん」「さーちゃん」「さー」など、複数の呼び方をしてしまうとなかなか覚えられません。1つの呼び方に統一しましょう。

また、名前を呼びながら褒めてあげたり、なでてあげることで名前を呼ばれることが嬉しいことだと認識します。名前を呼ばれると嬉しそうに駆け寄ってきてくれるようになるので、普段から心がけておきましょう。
次に紹介するアイコンタクトを教えるときにもスムーズに進められるようになるので、ワンちゃんが楽しみながら名前を覚えてもらうと良いですね。

アイコンタクト

アイコンタクトは、こちらに「注目させる」というのがポイントです。犬が何かに夢中になっていても、飼い主の呼びかけで注目するという状態を目指しましょう。

まずは、家の中で犬が落ち着いているときに名前を呼びます。目が合ったらおやつなどのご褒美を一粒あげて、アイコンタクトができたことを褒めてあげます。
これが繰り返しできるようになったら、おもちゃで遊んでいるとき、お散歩中など様々状況で名前を呼んでみましょう。

できるようになるまでは、おやつや褒めるなどのご褒美をあげて、慣れてきたらご褒美を少しずつ減らしていきましょう。

トイレ

犬の排泄しやすいタイミングに、こまめにトイレに連れて行きます。正しい場所で排泄ができたらたくさん褒めて、おやつのご褒美をあげましょう。成功体験を増やすことで覚えが早くなります。

排泄しやすいタイミング
  • 寝起き
  • 水を飲んだあと
  • 遊びや散歩で体を動かしたあと
  • 興奮したあと
  • 食事のあと

トイレのしつけで大切なことは、失敗させないこと・失敗しても怒らないことです。畳など、染み込む素材で失敗すると匂いが残りやすくなります。匂いが残っていると、失敗を繰り返してしまう原因になります。
また、失敗して怒ってしまうと「トイレをすることが悪いことだ」と思い込み、我慢したりこっそり隠れてする原因になります。もし失敗しても冷静に片づけて、怒ることはしないようにしましょう。

②犬がお家の環境になれてきたら

犬がお家の環境に慣れてきたら、「人の指示を理解し行動することができるようになる」しつけに移りましょう。

お家の環境に慣れたら教えたいしつけ
  • おいで
  • まて
  • ハウス

おいで

お家の中で「おいで」と呼ぶのは、ごはんや散歩、お風呂や歯磨きのときなどがあります。外では散歩中立ち止まってしまい歩かないときなどが考えられます。
「おいで」と呼んで上手にくることができたら、ほめたり、おやつをあげたりしてあげましょう。

「おいで」が嫌いにならないようにしつけをして、どんなとき・場所でも「おいで」で戻ってくるようにしつけておくのが望ましいです。

まて

「まて」は犬に静止を指示するものです。ごはんを与えるときに「まて」と使うことが多いですが、どんな時・場所でも「まて」ができることで、危険な場面で動かないように指示ができ、愛犬を守ることにつながります。

「まて」の練習は、ごはんのときだけでなく、お家で遊んでいるときや、お散歩中など環境を変えて行い、どんなときでも「まて」ができるように目指しましょう

ハウス

「ハウス」は「自室に戻りなさい」という意味で使われます。お留守番やお出かけをするときに、クレートやゲージの中にスムーズに入ってくれると、犬にとっても飼い主さんにとってもストレスがかかりません。

「ハウス」ができないと、ハウスに入ることに対して犬は恐怖心や強いストレスを感じることになります。ハウスは安心できる場所として自由に出入りできるようにし、居心地のいい場所にしてあげることが大切です。

犬のしつけを教えるとき1番大切なこと

(出典:https://unsplash.com/photos/xvYxGcwFvuE)

ここまで読んでみて、「難しそうだな」「早く覚えさせなきゃ」と焦る気持ちが出てきたかもしれません。しかし、しつけで1番大切なことは愛情と根気です。
犬も人間と同じように、覚える→忘れる→思い出すを繰り返しながら学習していきます。

なかなか覚えられないことは、何度でも教える・必要以上に怒らない・うまくできたら大げさなくらい褒めてあげるということが大切です。

練習でうまくできたときは、愛情いっぱい喜んで褒めてあげましょう。そして、うまくできなかったときは感情的に怒るのではなく、大きな声・低めのトーン・短い言葉で犬に分かりやすく叱るようにしましょう。

気を付けて!犬のしつけで注意すること4つ

(出典:https://unsplash.com/photos/NoLROyZdRdI)

しつけに熱心になっていると、ついつい厳しくしてしまうこともあるかと思います。ですが、それは逆効果になる可能性が高いです。しつけでやってはいけないこともあるので、合わせて確認していきましょう。

犬のしつけで注意すること4つ
  • 叩く・蹴る
  • 感情的に怒鳴りつける
  • 叱るタイミングを間違える
  • 顔を無理やりこちらに向かせる

叩く・蹴る

叩く・蹴ることは絶対にやめましょう「ダメでしょ!」と言いながら叩いても、犬は言葉の意味を理解できません。不安や恐怖を感じてしまい、信頼関係が崩れる原因にもなります。
本当に教えたいことが伝わらず、かえって問題行動を悪化させるきっかけになることもあります。暴力行為はしないようにしましょう。

感情的に怒鳴りつける

突然感情的に怒ってしまうと、「なぜ怒られているのか?」というより「怖い」という恐怖を強く感じます。これも、叩く・蹴るなどの行為と同様に、本当に教えたいことが伝わりません。
また、飼い主の落ち着きのない行動に対し「頼りがいがない」と判断され、いうことを聞いてくれない場面が増える可能性が高くなります。

感情的に怒るのではなく、叱るようにしましょう。落ち着いた態度で、大きな声・低い声のトーン・短い言葉で分かりやすく伝えるようにするのがポイントです。

叱るタイミングを間違える

叱るタイミングは、好ましくない行動をした直後にしましょう。時間が経つと、行動自体を忘れて何に対して怒られているのか分からず「理不尽に怒られた」と感じてしまいます。
間違えたタイミングで叱ることが多いと、信頼関係を上手く築けない原因にもなるので注意しておきましょう。

顔を無理やりこちらに向かせる

犬が叱られたときに目をそらすという行動は、「ごめんなさい」という意思があることの表れです。飼い主のほうが立場が上であることを理解し、「あなたに対して敵意はありません」と服従している状態です。
それに追い打ちをかけるように、無理やりこちらを向かせたり目を合わせようとすることは犬にとって恐怖でしかありません。

恐怖心を植え付けることは、信頼関係を深める妨げになります。犬を怖がらせてしまう行動は避けて、犬にちゃんと伝わっていることを理解してあげましょう。

しつけがうまくいかない飼い主の6つの共通点

(出典:https://unsplash.com/photos/07YV0y-kqvw)

犬のしつけがうまくいかないときは、飼い主であるあなたの行動・しつけ方法をもう一度振り返ってみてください。
うまくいかず、犬に対してイライラするかもしれませんがあなたがしつけたいことが正しく伝わっていない可能性が高いです。以下の項目に当てはまっていないか確認してみましょう。

しつけがうまくいかない飼い主の6個の共通点
  • 感情的に怒る
  • 同じことをしても褒める日と叱る日があるなど、教え方に一貫性がない
  • 叩く・蹴るの暴力で教えようとしている
  • 褒めるときと叱るときの違いが分かりにくい
  • 褒めることが極端に少ない
  • 甘やかしてばかりいる

これらに当てはまっていたら要注意です。当てはまる方はすぐにやめましょう。当てはまらない方はその調子です。そのまま続けていきましょう!

犬のしつけはいつから?まとめ

(出典:https://unsplash.com/photos/jd0hS7Vhn_A)

犬のしつけは生後3ヶ月からが基本です。迎えたその日からできることは始めていきましょう。

「しつけ」というと、厳しい印象を持つ飼い主さんもいらっしゃいますが、しつけとは飼い主さんと愛犬が快適に過ごすためのルールです。

思うようにいかなくても、焦らずじっくり愛犬と向き合ってみてください。たくさんの愛情をもって愛犬との信頼関係を築きながら、楽しく生活のルールを教えてくださいね。