やっとの思いで就職出来た!でもな…何かちょっと違うし、正直辛い。まだ就職して3ヶ月経ってないけど転職しようかな…。と思う事、ありませんか?
しかも前回はやっとの思いで就職したのにそんなすぐ転職、そんな状態で自分の進路が不安になってしまうな。という不安はありますよね
でも安心してください。3ヵ月で転職してしまったり、仕事を辞めてしまうというのは珍しい事ではないのです。そしてしっかり対策すれば転職も可能です。
もし以下のような事に当てはまる方はこの記事を参考に今一度転職活動をしようかどうか考えてみてください。勢いで転職活動をしても幸せになれるとは限りません。
- 転職して3ヵ月で辞めるか悩んでる人
- 転職した後にどういう事があるかわからなくて不安な人
- 退職する際にどうしたらいいかわからない人
アイキャッチ画像出典:https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=23030281&word=%E8%BB%A2%E8%81%B7%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%A8%E6%B1%BA%E6%84%8F%E3%81%AB%E6%BA%80%E3%81%A1%E6%BA%A2%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%A5%B3%E6%80%A7&data_type=&from_order_history=#goog_rewarded
転職”3ヵ月の壁”とは?
転職3ヵ月の壁というのは、職場に馴染むまでの3ヵ月を主に指しています。以下のような経験はありませんか?
- 生活サイクルに慣れていない
- 新しい仕事のスピードについていけない
- 上司との人間関係が悪くなってしまった
- 会社のよくわからないルールや文化になれない
- 新しく覚える事が多くて覚えきれない
これらの正体が転職3ヵ月の壁です。そしてこれらを超えれない方や、辛くなってしまい退職してしまうというのがよくある話です。
そしてこれら以外にも、ストレスとして感じてしまう事がいくつかあります。それらを意識して対処していく事で、早期退職を回避する事が出来るのです。
転職後に感じるストレス
転職後にどういったストレスを感じるか?というのは多くの人が疑問に思いますよね。多くの人は以下のような事をストレスに感じます、転職する前に把握しておきましょう。
- 仕事が出来ない
- 労働環境や人間関係が悪い
- 入社前とのギャップを感じる
転職して3ヶ月の壁「仕事ができない」
「3ヵ月も経つのに、まだこんな仕事も出来ないの…?」という言葉を言われてしまうと自己嫌悪に陥ってしまいます。
前職ではスムーズに出来ていた仕事でも、ミスを繰り返してしまう事もありますよね。僕も転職後に同じような悩みを抱えていたことがあります。
ただこれらの悩みって以下のような要素があったから自分でストレスを感じていたんだな、と思いました。これらを辞めてから病まなくなったので一度意識しない事をお勧めします。
- 仕事が出来る上司と自分を比べてしまう
- 前職でスムーズに仕事をしていた自分と比べてしまう
- 新卒で入社して仕事をバリバリこなしている同僚と比べてしまう
労働環境や人間関係が悪い
ひとえに労働環境や人間関係が悪いと言っても、やりがいのある仕事だから我慢できるというケースもあります。
自分のやりたい事をやれているから残業が100時間超えてもいいや!と言いながら働いている友人もいました。
ただ労働環境が悪いからといって自分は働けないかも…と思うのは少し早いかもしれません。
入社前とのギャップを感じる
3ヵ月働いてくると、大体の社内ルールや社風などを掴めてくるようになります。その際に以下のような部分に違和感を感じるでしょう。
- 聞いていた仕事の内容や条件が違った
- 思っていた社風と異なる
- 社内ルールが前職と大きく違う
これらのような違和感は会社が変えてくれるようなものではありません。基本的には「自分が慣れるか」「転職するか」の二択となってきます。
3ヶ月の短期間で仕事を辞めるデメリット
3ヶ月勤務したけどまだつらい、もうやめようかな…と思っているのであればちょっと待ってください。
今は辞めて楽になっても、後からとにかくきつくなってしまう事があります。世間一般ではこれらの理由により基本的に3ヶ月での転職は危ないと言われているので確認してくだざい。
- 引き止められる可能性がある
- 転職時に不利になる可能性がある
引き止められる可能性がある
3ヶ月で仕事を辞めたい!と思っても、上司に退職を引き止められる可能性があります。世間一般では3ヶ月は耐えて1年様子を見るというのが主流です。
更に会社からしたらお金をかけて手に入れた人材がすぐに抜ける、となるとどうしても嫌がります。さらに3ヶ月だと上司と仲良くなれないなんて事もありますよね。
仲良くない状態で退職をしようとすると、叱責や引き止められる可能性があるのであまり急ぎで辞める必要がないのであればもう少し居た方が良いでしょう。
転職時に不利になる可能性がある
3ヶ月で退職して転職しよう!とすると、転職時にあまりいい印象を抱かれない可能性があります。たとえ3ヶ月という短期間であっても履歴書には職歴と記さなければなりません。
そのため短期間で辞めてしまうと、転職する際に不利な方向へ働いてしまう可能性があります。そういった可能性がないのであれば問題はないですが、出来れば避けておきましょう。
3ヵ月での退職は、転職時にデメリットを引き起こす可能性があります。というのも、3ヵ月しか働いてなくても履歴書には職歴として記さなくてはならないからです。
転職後3ヶ月間のストレス解消・克服術
ここまで転職直後に抱えてしまうストレスや短期離職のデメリットについて見てきました。もしかするとこのままで大丈夫かな?と思う方もいるかもしれません。
しかし、これらの現象はある程度までは対処する事が可能です。これらを実践して、転職直後のストレスを解消していたのでぜひ参考にしてみてください。
- 社内に一人だけでいいので味方を作る
- 会社を辞めないまでも転職活動をしてみる
- 転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談する
社内にひとりだけでいいので味方を作る
転職直後ってどうしても大きなストレスを抱えやすいです。ですがそのままにして、車内で味方が誰も居ないとなるとどうしても心理的負担は増えてしまいます。
仕事の愚痴ってどうしても会社の人以外にこぼせない事情とかある事もありますよね、そういった時に愚痴をこぼして共感してくれる人が一人いるだけで心理的負担は減ります。
現実的な改善が必要な場合、上司や頼れそうな先輩社員を味方にしてみてはどうでしょうか?自分一人で解決しようとするとどうしても心理的ストレスが増えてしまいます。
一人で行動するよりも改善責任がある人や、既に社内で確固たる地位を確保してる人と改善しようとするとかなりスムーズに解決出来ます。
会社を辞めないまでも転職活動をしてみる
「もういっそ辞めるか」と思ってしまうほどのストレスを会社に感じてしまった時は、一度転職活動を行ってみるのもおすすめです。転職直後はどんな人であろうとネガティブになりやすいです。
どうしても慣れるまでは隣の芝生は青く見えてしまうのが人間です、なので一度転職活動をしてみましょう。その際に今までより得られたものが大きいのであればとどまってみてください。
ただ、それでも転職する気持ちがあるなら転職活動を行う事をお勧めしますが、早期に転職を行う事はお勧めしません。基本的には早期の転職では不利になってしまい、内定が取れないからです。
次の会社に入ってすぐに転職活動を行うという事は、今回の転職活動の結果を受け入れ、覚悟を決める為のものと考えてください。
転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談する
もし、転職エージェントを介して転職をしたのであれば、そのエージェントのキャリアアドバイザーに相談するのもひとつの手です。
前述した通り、愚痴をこぼせる相手や悩みを相談できる相手がいるというのはそれだけで心理的負担が大きく軽減されます。
キャリアアドバイザーに相談したい場合、転職エージェントに登録してから面談や相談日程が送られてきます。
転職を考えているのであればリクナビネクストやdodaなど登録してみてはどうでしょうか。大手なので求人もかなり多く、転職までのサポートも手厚いですよ。
3ヶ月で辞めるなら4つ確認しといて!
転職3ヶ月でもう無理!辞める!と思う事はあると思います。ただ辞める前に絶対確認しておかなきゃいけない事が4つあるのでこれらは必ず確認してください。
- 今の会社の就業規則
- 本当にやめてもいいか?という再確認
- 一時的な感情で辞めようとしてるか
- 転職先を見つけてからじゃだめか
今の会社の就業規則
今の会社の就業規則は、辞めるのであれば必ず確認しておきましょう。特に派遣社員や契約社員の方は必ず確認しておいてください。
原則、派遣社員や契約社員は契約期間内の退職は法律でも制限されています。その一方で、退職の意思を伝えれば退職可能な企業も存在しています。
正社員の方は法律上は14日前に申告すれば辞めれますが、就業規則では1ヵ月前だったりと記載があるのでそれらを確認しておきましょう。
本当に辞めていいのかをもう一度考える
せっかく努力して転職した会社を、入社3ヶ月で退職するなんて言うのは正直勿体ないと思われてしまいます。しかし誰にだって「どうしても辞めたい」と思う気持ちはあります。
ただ、3ヶ月で辞めるという事は前述した通り転職する際に不利になってしまうという事です。もう一度考え直してみて、それでも辞めたいと思うならやめましょう。
一時的な感情で辞めようとしていないかを考える
会社を辞めるかどうかの最終判断を行うのはあなたです、そこは何も変わりません。ですが「辞めたい」という気持ちが一時的かどうか、ちゃんと判断していますか?
前述した通り、3ヶ月というのは多くの人が辛いと感じてしまう期間です。その期間を乗り越えてから判断してみてもいいのではないのでしょうか?
ただし、パワハラやセクハラなどが原因で仕事を辞めたいと思っているのであれば今すぐやめましょう。
転職先を見つけてから退職できないかを考える
3ヶ月で仕事を辞めてしまうと次の就職先が探しにくくなる、というのは前述した通りなんですが、中々決まらず長期的な転職活動を行う事になるかもしれません。
そして多くの人はそれを行えるだけの資金を確保できずに仕事を辞めてしまうので、出来るのであれば転職先を見つけてから仕事を辞めましょう。
入社後3ヶ月で会社を辞める理由
入社3ヶ月後に仕事を辞めるなんて非常識だ!とよく言われていますが、辞めてしまう人は少なくないんです。
ではなぜ入社3ヶ月で多くの人が辞めてしまうのか?というので、多くの人は以下の3つを理由に辞めています。
- 社風が合わなかった
- ノルマが達成できなそう
- 残業が多く、残業代が出ない
- 人間関係が上手くいかない
社風が合わなかった
中途採用の場合は面接回数が2~3回と設定されている事がほとんどです。そして、面接を通して会える人数はどうしても限られてしまう傾向にあります。
面接だけではどうしても実際の社風を把握するという事は出来ず、実際に入ってから社風を確認するというケースが多々あります。主に以下のようなケースが多いです。
- 採用担当者とは馬が合ったが、現場配属後の直属の上司とは馬が合わなかった
- 一緒に働く同僚と自分のレベルが合わなかった
- 話で聞いていたより飲み会や接待が多く、雰囲気についていけなかった
- ノルマはないと言われていたが、新規営業のがつがつした雰囲気の人が多かった
- 入社してみたら空気が重たく、社員同士の会話がない風土だった
ノルマが達成できなそう
営業などの職種はどうしてもつきものになってしまいがちですが、数字の目標が想定以上に厳しく不安になってしまうケースが挙げられます。
面接で受けていた目標設定と、現場配属後の目標数字に大きな乖離がある場合は早期に辞めてしまうことなどがあります。
特に以下のような事が起きてしまう場合、どんなに優秀な営業マンであっても早期に見切りを付けて辞めてしまう事が考えられます。
- 自社商品に魅力がない
- シェアが落ちてきている
- 提案しても会社のサービスそのものに課題がある
残業が多く、残業代が出ない
これらは辞めれるのであれば出来る限り早い段階で辞めた方がいいです。残業時間が多く、残業代が出ないというのは法律違反です。
そして未だに入社初月から100時間残業したけど、残業代が払われなかった。なんて場合もあります。
人間関係がうまくいかない
これに関しては社風の問題ですが、どうしても人間というのは相性の良し悪しが存在してしまいます。
ただ、面接官と実際の現場の雰囲気が違ったりして、自分と思っていた環境と違うという事で辞めてしまう方は少なくありません。
会社を早期に辞めないようにする方法
会社を早期に辞めてしまったら後々の転職活動にかなり響いてしまうというのが分かりますよね。では早期に辞めないにはどうすればいいのか?方法は以下の2つです。
- 社風や労働条件をきちんと確認しておく
- コミュニケーション能力を磨く
社風や労働条件をきちんと確認しておく
面接で会える人数は少ないことは事実ですが、可能な限り社風を理解できる場を設けてもらいましょう。意外とこれらをやれるかどうかは意識しておきましょう。
- 面接の前に、カジュアルな面談を設定してもらう
- オフィスの見学をさせてもらう
- 面接ではなく、食事や飲み会を設定してもらい社員と会話してみる
- 転職エージェントなど第三者を交えた、会話の場をセッティングしてもらう
コミュニケーション能力を磨く
人と中々合わないなって感じる事、たまにありますよね。ただそういった場合、本人に問題がある事もあるんです。
もし自分に問題がある場合、どんなに環境を整えようが上手くいかない事の方が多いです。一度自分のコミュニケーション能力を見直してみてくださいね。
転職して3ヶ月で向いていない仕事を辞めたい時の対処法3つ
どうしても仕事をしていると向いていないから辞めたいな…と思う事、ありますよね。そんな時は以下の3つを行ってみてください。
- 自己分析に時間を割いて自分にあった仕事を考える
- 働きながら転職活動を始める
- 転職するかどうかプロコーチに相談する
自己分析に時間を割いて自分にあった仕事を考える
今まで転職や就職をする際、自己分析を行った事はありますか?ただ何となく就職して、何となく転職している。そして何となく辞めたいと思っていませんか?
もしこれに当てはまってるかも…と思っている方は一度下記の内容を深掘りしてみてください。これらをしっかり深掘りし、当てはまった会社で働くと長期的に働けると思いますよ。
- 自分の志向に合った社風
- 仕事を通じて得たいスキル
- 働き方が個人かチームか
働きながら転職活動を始める
働きながら転職活動って少し大変そうに思いますよね?ですが、働いていると経済的な余裕があるため、多少転職活動が長引いても辛い思いはしにくいです。
そして転職活動をスタートしてから内定をもらい、転職するまで平均的には2~3ヵ月かかると言われています。そしてこれより早く終わる場合もあれば、遅くなる場合もあります。
ただ、転職で一番大事な事は短期離職を繰り返さない事です。一度自分に向いている仕事を考えた後に、キャリア相談を受けてみる事をおすすめします。
転職するかどうかプロコーチに相談する
転職エージェントは基本的に転職ありきで話が進みます。もし転職するかどうかわからない…という方は一度プロコーチに相談しててはどうでしょうか?
プロコーチングのカウンセリングは自己分析や現職のもやもやなどを相談でき、転職ありきで相談しなくても大丈夫なのでおすすめです。
キャリドラやマジキャリなどは無料体験があるので一度そちらで相談してみて、もし自分に合っているなと感じたのであればさらに利用してみてはいかがでしょうか。
転職して3ヶ月以内でも円満退社するためのポイント
3ヶ月以内で転職する事は意外と珍しくないですが、退職する上でいくつかのポイントを抑えておかないといけません。
これらを抑えていない状態で転職をしてしまうと、周りから白い目で見られたり思わぬトラブルに見舞われる可能性があるので、これらはかならず抑えておきましょう。
- メールや電話でなく、直接対面で伝える
- 前向きな理由を伝える
- 業務の引継ぎをきちんとする
メールや電話でなく直接口頭で伝える
退職のを電話やメールでしてしまえばいいや!と思っている方、いませんか?退職の意思を伝えるのはあなたにとっても上司にとっても大切な事です。
そんな大切な事を一方的に伝えたら上司は怒ってしまう可能性もありますし、あまりいい印象は持てないですよね。
そして3ヶ月という短い期間の間でも、仕事を教えてくれたりお世話になった部分というのは少なからずあると思います。
そしてそういった不満などが原因で揉め事に発展してしまう可能性があるので、出来る限り対面で退職の意思を伝えましょう。
前向きな理由を伝える
今の職場を辞める際、退職理由を聞かれる事が大半です。そういった場合は必ず職場への不満ではなく、前向きな理由を伝えましょう。
退職理由を今の職場への不満や嫌な事などにしてしまうと退職する際に以下のような事が起きてしまいます。
- 上司や周囲から反感を買う
- 今の職場の不満点は改善する!だから残って欲しいと引き止められる
- 転勤などで対処できるなら転勤しよう!と言われてしまう可能性がある
こういった事もあるので、退職理由は自分の実力を磨くためやキャリアを上げる為など、引き止めにくく前向きな理由を伝えましょう。
業務の引き継ぎをきちんとする
業務の引継ぎはきちんと行っておきましょう。業務の引継ぎが滞ってしまうと、あなたが今まで行っていた業務が出来る人が居なくなってしまい、業務に支障が出てしまいます。
あなたが新卒かどうかで多少は変わりますが、必要最低限のマナーを守らないと社会人としての品位にかける人というレッテルを貼られてしまいます。
立つ鳥跡を濁さずという言葉の通り、引継ぎなどは問題なく行っておきましょう。自分の為にも周りの為にも。
転職して3ヵ月で辞めたいときのまとめ
転職して3ヶ月の壁などに関して解説しました。仕事を辞めたい!と思った時はまずは以下の3点を行ってみてください。出来る限り早期退職は避けていきましょう。
- 自己分析に時間を割いて自分にあった仕事を考える
- 働きながら転職活動を始める
- 転職するかどうかプロコーチに相談する
もしこれら上記の事を行っても、転職したい!という意思が変わらなければ以下の4つを確認しておいてください。これらを行わずに退職してしまうと損してしまう事があるので。
- 今の会社の就業規則
- 本当にやめてもいいか?という再確認
- 一時的な感情で辞めようとしてるか
- 転職先を見つけてからじゃだめか