今の会社に入って頑張っているもののいまいち仕事がうまくいかない。
職場の人間関係もあまりうまくいっている気がしなくて居心地が悪い。
この記事を読んでいらっしゃるという事はきっとあなたも同じような悩みを感じていらっしゃるのではないでしょうか。実はこの記事を書いている僕もまだ社会人2年目でまさしくその中の一人です。
この記事では仕事がうまくいっていない方や職場の人間関係で悩んでいる方の気持ちに寄り添うような考え方や解決策をご紹介します。この記事の内容を活かして明日からの仕事を一緒に前向きに迎えましょう!
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/search?q=仕事%E3%80%80悩み&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&color=all&model_count=-1&age=all&mdlrlrsec=all&prprlrsec=all)
仕事がうまくいかないのはあなただけではない
仕事がうまくいかない方へ前向きになれる考え方や解決策をご紹介する前に、まずは日本の若者の仕事に関する現状を知っていきましょう。
厚生労働省が2020年に実施した調査によると、2019年における入社3年以内の離職者は約3割です。具体的には大学卒の離職率が32.8%、短大卒は43.0%、高校卒は39.5%、中学卒は59.8%です。
(参考:001006082.pdf (mhlw.go.jp))
このデータから少なくとも入社3年以内の社会人の3人に1人は3年以内に離職をしていることがわかります。それでは次にその離職理由を見てみましょう。
退職理由 1位 | 仕事が自分に合わなかったため (43.4%) |
---|---|
退職理由 2位 | 人間関係がよくなかったため (23.7%) |
退職理由 3位 | 労働条件、休日、休暇の条件がよくなかったため (23.4%) |
上の表から、若者が早期退職をする結果となってしまう原因として仕事がなんとなく自分と合わないことが第一の理由であるようです。続いて職場の人間関係や休暇の条件も働く上で重要な要素であることが分かります。
それでは早期退職の原因がわかってきたところで、次の章からは皆さんお待ちかねの具体的にこういった悩みを持つ人がどのような考え方を持ったり、行動を起こしていけば良いのかというところを見ていきましょう!
仕事が自分と合わないことで悩んでいるあなたへ
仕事がなんとなく合っていない気がする・・・こんな風に悩んでいる方は多いと思います。ざっくりと仕事が合わないという表現だと広すぎるため、ここではもう少し細かくその理由を考えてみたいと思います。
僕は仕事が合わないと感じることには大きく分けて2つの要因があると考えていて、その一つ目は「自分の知識や能力不足」、2つ目は「就職前に抱いていたイメージとの相違」です。
それではそれぞれの解決策や持つべき考え方を見ていきましょう!
最初は仕事がうまくいかないのは当たり前
社会人一年目の社員は入社した会社で必要な知識や能力をほとんど持っておらず必要な知識を研修で学ぶことが多いです。
ただ、実際研修で学んだことが一度で身につく人はごく一部で大抵の人は実務で必要な知識を配属されてから学んでいくと思います。
なのでここでおすすめしたいのは、社会人として働き始めて数年はミスをしたり仕事ができなくて当然だという考え方を持つことです。
もちろん同じミスを何度もしていたら周囲からの信頼度は下がりますが、ミスが許されやすいというのは若手社員の確かな特権です。最初はこの考え方を意識すれば気分も軽くなると思います。
イメージと違った・・・そんな時は
「憧れていた企業に就職したのに、希望とは違う部署に配属されてやる気がなくなった。」のように自分の希望の企業や職種に就くことができたのに元々のイメージとのギャップに悩む方は多いです。
そんなギャップを感じて悩んでいる方へのおすすめな対処法としては、まずは与えられた仕事に全力で取り組んでみるということです。
一見体育会系の部活動の精神論のように聞こえるかもしれませんが、意外と重要な考え方だと思っています。その理由としては人は自分が情熱を注いだものを好きになったりやりがいを感じるからです。
数か月や数年、自分で設定した期間は本気で仕事に取り組み、それでもやはり合わないと思えばそれまでですが、本気で取り組んだ結果思わぬところでその業務の楽しさに気づくこともあるかもしれません。
人間関係がうまくいかないことで悩んでいるあなたへ
職場で上手く輪に入れず浮いてしまっている。人格否定してくる上司がいる。こんな風に職場の人間関係で悩んでいる方は多いです。実際僕にも合わないと感じる上司がいます。
職場の人間関係で悩んでいる方へ有効な方法としてはとにかく距離を取ることです。僕の場合は上司に対して挨拶以外積極的にコミュニケーションを取らないようにしています。
職場で合わない人を気にするよりも自分のことを大切にしてくれたり仲良くしてくれる人と楽しく過ごす方がよっぽどかお互いにとってプラスだと思います。
もし距離をどうしても取りづらいような環境にいるのであれば上司に相談したり部署変更を申請する必要があるかもしれません。
職場の労働条件や休暇に悩んでいるあなたへ
次に職場の労働条件であったり、休日休暇に不満を感じている方に対してですが、これは残念ながら先ほどの2つの悩みよりも自分自身で対策を講じるのが難しいと思います。
勤務先の労働条件や休日設定に関しては、なかなか社員の願望が実現することは少ないですし、ましてやこの記事で対象としている社会人になって数年の若手の方がそういった声を会社に挙げることすら困難でしょう。
ですので労働条件や休暇設定がどうしても自分に合わない場合は、その職場で条件改善を訴えるより、自分の希望に合う新しい勤務先を探す方がよっぽどてっとり早いと思います。
その会社・仕事だけが全てではないー転職という選択肢
悩みが自分ではどうしようもなかったり、どうしても譲れない会社とと自分とのズレがあるという方に関しては「転職」という選択肢を視野に入れて欲しいと思います。
少し簡単な計算をしてみると一日8時間、年間240日、40年間働くことを想定すると、合計で76,800時間を仕事に費やすことになります。日に直すとなんと3,200日です。
幸いにも現代は転職支援サービスが充実していて転職というものが非常にしやすい状況にあります。むしろこれからの時代一つの企業で勤め上げられる人の方が少ないでしょう。
今の職場を抜け出して完全に新しい職場に飛び込むのはとても勇気の要ることですが、今後のかけがえのない人生を幸せに歩むためであれば転職というのはとても重要で意味のある選択だと思います。
最後に!仕事・人間関係がうまくいかないあなたへ
まとめになりますが、仕事や職場の人間関係で悩んでいる方は本当に数多くいます。この記事を書いている僕もそうですし、きっとあなたもそうでしょう。
ここで是非この記事を読んでいる方に覚えておいて頂きたいことは、悩んでいるということは少なくとも仕事や人間関係に真剣に向き合っている証拠だということです。
ですので仕事で成果が出なかったり、職場の人間関係で上手くいかないことがあっても、決して自分を責めすぎないでください。逆に頑張っている自分を褒めてあげてください。
この記事を読んだあなたが少しでも昨日より仕事に対して明るいイメージを持ったり、頑張ってみようという気持ちになってくれていたら嬉しく思います。明日からまた一緒に仕事を頑張りましょう!応援しています!