自宅でインターネットを利用するためには「Wi-Fiルーター」が必要不可欠です。
しかし、自分にとっておすすめのWi-Fiルーターを選ぶ方法が分からず、頭を抱えていませんか?
どれも黒くて同じものだと思ってしまいますが、人によっておすすめなWi-Fiルーターは異なります。
そこでこの記事では、「Wi-Fiルーターの選び方」と「おすすめのWi-Fiルーター」について詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください!
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4326151?title=Wi-Fi%E3%80%80%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC&searchId=1459045503
規格は「Wi-Fi6」がおすすめ!
通信速度を気にする人は、規格に注目してWi-Fiルーターを選びましょう。
規格は「Wi-Fi5(IEEE 802.11ac)」と「Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)」の2種類が主流となっています。
Wi-Fi5の最大通信速度は6.9Gbpsなのに対し、Wi-Fi6は9.6Gbpsです。
最大通信速度が速いほど、動画の視聴やアプリのダウンロードなどがスムーズに行えます。通信速度に拘りたい人は「Wi-Fi6」となっているWi-Fiルーターを選びましょう。
おすすめのアンテナの本数
Wi-Fiが届く範囲を気にする人は、アンテナの本数に注目しましょう。
現在販売されているWi-Fiルーターには、アンテナが搭載されているものもあります。アンテナの本数は2本から8本が主流です。
アンテナの本数が多いほど通信速度が速くなり、広範囲にWi-Fiを届かせることができます。
ですが、多すぎても不便ですよね。自宅内のどこにいても快適に使いたい人は、4本のアンテナが搭載されたルーターで十分です。
同時接続台数もWi-Fiルーターの大事な要素
特に家族でWi-Fiを利用する場合は、同時接続台数を必ず見ておきましょう。
機種によって同時に接続できる台数が異なります。記載された同時接続台数よりも多くの機器をWi-Fiにつなげようとすると、通信速度が低下する恐れがあります。
Wi-Fiにつなげる機器が最大で何台になりそうか事前に考えてから、適切なWi-Fiルーターを選びましょう。分からない場合は、余裕を持って15台以上接続できるルーターがおすすめです。
初期設定が不安な人は接続方法で選ぶのもおすすめ!
本来であればWi-Fiルーターと各端末を接続する際に、端末側で「暗号化キー」と呼ばれる長いパスワードを入力する必要があります。
こうした初期設定に不安を感じる人は「ワンタッチ接続」や「自動接続機能」があるWi-Fiルーターがおすすめです。
ワンタッチ接続とは、Wi-Fiルーターにあるボタンを長押しするだけで接続できるものです。
接続のしやすさもルーター選びでは重要になりますので、確認しておきましょう。
おすすめのメーカー
より安定したサービスを利用したい人は、メーカーで選ぶのも1つの手段です。
Wi-Fiルーターには販売しているメーカーごとに特色があります。1つずつ紹介しますね。
- BUFFALO(バッファロー)
- NEC
- ELECOM(エレコム)
BUFFALO(バッファロー)
BUFFALOのWi-Fiルーターには「ビームフォーミングEX」という機能を搭載しています。
「ビームフォーミングEX」とは、Apple製品に対応したワンタッチ接続が可能な機能となります。Apple製品を利用している人はおすすめです。
NEC
NECのWi-Fiルーターには自動接続機能が搭載されています。また「Aterm」シリーズは低価格と高性能を兼ね備えており、豊富なラインナップも揃えています。
「初期設定が不安」「Wi-Fiルーターのことが全然分からない」という人におすすめです。
ELECOM
ELECOMのWi-Fiルーターには使用制限機能が搭載されています。インターネット依存の対策をしたい人におすすめです。
また、セキュリティ面も充実しており、機能性を特に重視したい人にもおすすめなメーカーになっています。
3,000円台のWi-Fiルーターが一般的
Wi-Fiルーターの価格は規格や性能によって大きく異なります。「Wi-Fi5」は最安で3,000円ほどですが、「Wi-Fi6」は8,000円以上かかります。
価格が高いほど性能も高くなりますが、特に1人暮らしで性能にこだわりがない人は「Wi-Fi5」を搭載しているWi-Fiルーターがおすすめです。
反対に、3,000円を下回るWi-Fiルーターはスペックが適していないため、安くても3,000円台のWi-Fiルーターを選びましょう。
【機能別】おすすめのWi-Fiルーター
ここからは、重視する機能別におすすめのWi-Fiルーターを紹介しますね。
通信制限を防ぎたい人はTP-LINK製がおすすめ
通信速度の低下を防ぎたい人や同時接続台数を重視する人は、TP-LINKのWi-Fiルーターがおすすめです。
通信速度の低下を防ぐ「MU-MIMO」に対応しており、同時接続台数も30台以上となっています。
9年連続世界シェアNo.1のTP-LINKのWi-Fiルーターなので、安心して使うことができますよ。
日本製にこだわりたい人はBUFFALO製がおすすめ
セキュリティや初期設定のしやすさを重視する人は、BUFFALOのWi-Fiルーターがおすすめです。
BUFFALOの無線LAN製品は日本国内販売台数18年連続No.1で、メーカーによる動作確認も行われています。
同時接続台数は12台になってしまいますが、低価格で安定したサービスを利用することができますよ。
【自宅の間取り別】おすすめのWi-Fiルーター
続いて、自宅の間取り別におすすめのWi-Fiルーターを紹介します。
狭い場所で使う人はNEC製がおすすめ
ワンルームマンションや1LDKの部屋などで使う人は、NECのWi-Fiルーターがおすすめです。
高さ110mm、幅40.5mm程度と非常にコンパクトなうえ、低価格で購入することができます。
広い場所で使う人はTP-LINK製がおすすめ
家族で暮らす人や3LDKの家で利用する人は、TP-LINKのWi-Fiルーターがおすすめです。
4本のアンテナがあることで、広い範囲でWi-Fiを利用することができます。
Wi-Fiルーターは機能と間取りから選ぼう
Wi-Fiルーターの選び方とおすすめのWi-Fiルーターについて紹介しました。
Wi-Fiルーターは全体的に黒くてどれも同じように見えてしまいますが、しっかり比較をしてから購入することが大切です。
メーカーによってWi-Fiルーターの特徴が異なりますので、重視するポイントや部屋の間取りをあらかじめ整理してからWi-Fiルーターを選んでください。
自分の生活スタイルに適したWi-Fiルーターを選んで、快適な通信環境を手に入れましょう!