本記事では、Wi-Fiルーターの機能や選び方、おすすめのWi-Fiルーターを紹介しています。
在宅勤務やオンラインゲームなどに欠かせないWi-Fiルーター(無線LANルーター)。近年では、通信の速いWi-Fi 6という最新規格が登場しています。
しかし、バッファローやNECといったメーカーから販売されており、マンションや一軒家など使用環境によって選ぶべき商品が異なるため、どれを選んでよいか迷いますよね。
ぜひ本記事をWi-Fiルーター選びの参考にしてみてください。
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Wi-Fiルーターとは?
Wi-Fiルーターは「無線LANルーター」とも呼ばれ、無線でインターネットを利用できる便利なアイテムです。
パソコンやテレビなどを配線しなくても無線でインターネットを利用でき、ゲーム機やスマホでの高速通信も実現できます。
配線を必要としないため、リビングやキッチンなど場所を選ばずにインターネットへ接続できるのも大きなメリットです。
固定回線の通信を利用するため、スマホのデータ通信量を気にしなくて済むのも魅力の1つです。
Wi-Fiが遅い原因は?
Wi-Fiの接続が遅いとき、考えられる原因には以下の3つがあります。
- ルーターとの距離が遠い、障害物がある
- ルーターまたは端末に不調がある
- ルーターの接続方式がIPv6ではない
・ルーターとの距離が遠い、障害物がある
ルーターと端末の距離が離れすぎていると、電波が届きづらくなります。
障害物の問題もあり、ドアを開けるか閉めるかだけでも届きやすさが変わるケースもあります。
特に、コンクリートや鉄は電波を遮りやすいのでおぼえておきましょう。
・ルーターまたは端末に不調がある
これは、ルーターに不具合が発生しているケースです。真夏などはルーターが熱暴走してうまく動作しないことがあります。
また、ルーターではなくスマートフォンやタブレットなど、Wi-Fiにつなげている端末側に不調があるケースも考えられます。
・ルーターの接続方式がIPv6ではない
ルーターの接続方式が「トンネル方式」と呼ばれるIPv4 PPPoEの場合、回線速度が遅くなる可能性があります。
同じ時間に多くの人がIPv4 PPPoE方式でインターネットへ接続すると、NTT基地局からプロバイダへの通信経路となる「網終端装置」へのアクセスが込み合うためです。
Wi-Fiが遅い際の対処法は?
では、Wi-Fiが遅いときにはどんな対処をすればよいのか、原因ごとの対処法をお伝えします。
Wi-Fiが遅いな……と感じたら、以下のように一つひとつチェックしてみることをおすすめします。
- 距離が遠い、障害物があるときは中継機を検討
- ルーター再起動、ファームウェアのアップデートを試す
- Wi-Fiルーターの接続方式をIPv6に変更する
・距離が遠い、障害物があるときは中継機を検討
ルーターを端末の近くに置いて使用することが一番の解決法ですが、それが難しいときはWi-Fi中継機を導入する方法があります。
必ず電波が届くようになるとは限りませんが、中継機を設置する場所を変えてみるなど、条件によってはよくつながるようになります。
・ルーター再起動、ファームウェアのアップデートを試す
ルーターの不具合が疑わしいときは、ルーターの電源を切り、しばらく時間を置いてから電源を入れ直すなど、マニュアルに書いてある方法で再起動してみましょう。
ルーターの不具合は、この再起動で直ることが多いのでぜひ試してみてください。
また、不具合はルーターのファームウェアをアップデートすることで解消されることもあります。
一方、スマートフォン側に問題があるときは、スマートフォンのリセットも有効です。メモリの不安定が解消されるなどして、Wi-Fiとの接続が安定するようになることがあります。
・Wi-Fiルーターの接続方式をIPv6に変更する
Wi-Fiルーターの接続方式をIPv6 IPoEにすれば、IPv4 PPPoE方式で経由しなければならなかった「網終端装置」を経由せずともインターネットへ接続できます。
そのため、光回線が本来持っている速度を引き出しやすくなります。
また、回線につながっている端末が多すぎて回線速度が遅くなってしまう問題も、IPv6に変更することで解決する可能性があります。
Wi-Fiルーターのおすすめの選び方
Wi-Fiルーターをいざ新調しようとしても、店頭やオンラインショップには驚くほど多くの種類があります。
しかも、型番は英語と数字の羅列で、外観も箱形でどれも似たり寄ったり(最近は変わった形のものも増えてきていますが)。
それでいて、通信規格やアンテナの数などチェックすべきポイントが多いので、自分に合ったモデルを選ぶのは至難の業です。
そこで、Wi-Fiルーターのおすすめの選び方を7つ、ピックアップしました。
- 自宅の間取りをチェック
- 利用人数に合わせた「同時接続数」で選ぶ
- 通信規格をチェック
- セキュリティ機能があると安心
- 設定が簡単にできる「ワンタッチ接続機能」
- 買い替えは「引っ越し機能」があると便利
- オンラインゲームには「ゲーミングルーター」がおすすめ
自宅の間取りをチェック

自宅の間取りによって、Wi-Fiルーターに必要なスペックは異なります。
ワンルームの場合は、あまり気にする必要はありませんが、2階建ての戸建てや部屋数の多い間取りのマンションに住んでいる場合は、電波を遠くまで飛ばせる外付けアンテナ搭載モデルがおすすめです。
また、メッシュWi-Fiに対応していれば、3階建てのような、より広範囲な間取りでもシームレスにカバーできるので重宝します。
利用人数に合わせた「同時接続数」で選ぶ
Wi-Fiルーターは、利用人数に合わせて、全員が使用するデバイスの数に対応できるモデルを選びましょう。
スマホ・タブレット・パソコンなど、1人で複数のデバイスを使用するケースも珍しくありません。プリンターや家電といった共用で使う機器も含めて、接続台数を確認しておくのがおすすめです。
多くの製品が、利用できる人数や接続できる台数の目安を記載しているので、参考にしてみてください。
通信規格をチェック
通信規格は「IEEE802.11◯」で表されます。1997年に標準化された第1世代が「11」。2013年に制定された第5世代の「11ac」を経て、第6世代の「11ax」が普及しはじめています。
また、Wi-Fi電波の周波数には5GHzと2.4GHzの2種類があります。
5GHz帯は、ほかの機器が発する電波との干渉が少なく、安定かつ高速に通信できるのが特徴。一方の2.4GHz帯は、壁などの障害物に強く、対応機種の多いのが特徴です。
通信規格によって、両方の周波数帯を使うモノと片方しか対応しないモデルがあるので、購入時にはよくチェックしてみてください。
セキュリティ機能があると安心
Wi-Fiルーターを選ぶ際にはセキュリティ機能にも注目しましょう。ネットを安全に利用するなら、セキュリティ規格WPA3に対応したモデルがおすすめです。
強力な保護機能を有しており、不正なアクセスなどから自宅のWi-Fiをしっかりとガードします。
IoTデバイスも安心して追加しやすいので、スマート家電の利用を考えている方にもおすすめです。
設定が簡単にできる「ワンタッチ接続機能」
Wi-Fi接続を利用する際は、出力する電波の名前となる「SSID」を端末側で選び、パスワードとなる「暗号化キー」を入力して接続するのが一般的です。
ボタンひとつで接続できる「ワンタッチ接続機能」を有しているものなら、入力作業の手間が省けます。
ワンタッチ接続機能を利用することで、桁数の多い暗号化キーの入力を省略できるのがポイント。初心者の方や、ややこしい操作が苦手な方などにおすすめの機能です。
買い替えは「引っ越し機能」があると便利
引っ越し機能」が備わっていると、Wi-Fiルーターを買い替えるときに便利です。
WPS(Wi-Fi Protected Setup)を利用して、無線の設定情報を引き継ぐ便利な機能。ボタンを押すだけなので、初心者の方でも簡単にセットアップがおこなえます。
また、デバイス側の設定が不要なのも便利で、魅力的なポイントです。
オンラインゲームには「ゲーミングルーター」がおすすめ
オンラインゲームなど、高速通信を必要とする場面では「ゲーミングルーター」を選ぶのもおすすめです。
ゲーミングルーターには、オンラインゲームの通信処理を高速で実行できる高性能CPUが搭載されています。
また、CPUの処理によって、ほかのデバイスが動画を閲覧しているときでもオンラインゲームの通信を優先して処理できるのがポイント。
通信速度にラグが発生しにくく、快適にオンラインゲームを楽しみたい場面に最適です。
その他のあるとうれしい便利機能
Wi-Fiルーターを選ぶ際にチェックすべき機能はほかにもたくさんありますが、これだけは知っておきたいという機能をまとめました。
MU-MIMO
複数の端末を使っているという人はチェックしておきたい機能です。
従来のSU-MIMO(シングルユーザーMIMO)は、Wi-Fiルーターと端末(子機)の1対1で通信します。そのため、接続する端末が増えれば増えるほど順番待ちが発生し、その分通信速度が低下します。
その点、MU-MIMO(マルチユーザーMIMO)は、1対複数(数はモデルで異なります)で通信するので、速度低下を防げるというわけです。
ビームフォーミング
Wi-Fiの電波はアンテナから360°あらゆる方向に飛びますが、指向性の強い電波を使って、特定の通信機器に向けて飛ばすのが「ビームフォーミング」です。
Wi-Fiルーターから離れた場所でもつながりやすく、通信速度が落ちにくくなる効果があります。
特別な設定はいりませんが、Wi-Fiルーターと接続する機器の両方が対応していないと基本的には使えません。
アップルの「iPhone」(6以降)のほか、一部のAndroidスマートフォンなどが対応しています。メーカーの対応情報を参考にするとよいでしょう。
バンドステアリング/オートチャネルセレクト
バンドステアリング、オートチャネルセレクト、どちらも通信を安定させる機能です。
バンドステアリング
5GHz帯と2.4GHz帯の混雑してない周波数帯に自動で切り替える機能です。
家族みんなが5GHz帯を使っていると、5GHz帯が混んでくるので、空いている2.4GHz帯に切り替えることで快適に通信ができるというわけです。
オートチャネルセレクト
周波数帯を区切ったチャネル単位で空いているところに切り替える機能です。
同じチャネルを利用していると干渉が起こり、速度低下につながります。
集合住宅などではチャネルが同じになることがあるので、オートチャネルセレクトがあるといいでしょう。
最新の機種には動作中に自動で切り替わるものがありますが、古いモデルでは再起動後に切り替わるものがあるので、遅いと感じたら再起動してみると改善されるかもしれません。
IPv6
従来のIPアドレス「IPv4」の枯渇問題で開発された新しいIPアドレス。最新の方式とだけ覚えておくといいでしょう。
メリットは、対応の通信サービスや機器であれば、従来よりもストレスなく通信できることです。
自分の利用している回線がIPv6に対応している(対応予定)であれば、IPv6に対応したWi-Fiルーターを選んでおくと安心です。
Wi-Fiルーターのおすすめメーカー
近頃は、無線通信技術の発達により、製造メーカーごとの性能差などは徐々になくなりつつありますが、特徴や得意とする分野はそれぞれのメーカーで異なります。
Wi-Fiルーターの開発を手がける主要な人気メーカーを、あわせて5つほどピックアップしました。
- 「TP-Link」
- 「BUFFALO」
- 「NEC」
- 「ASUS」
- 「ELECOM」
「TP-Link」
数あるメーカーの中でも、Wi-Fiルーター製品の世界ナンバーワンシェアを誇るのが、中国深圳(しんせん)に拠点を構える「TP-Link」です。
特に、同社の製造する「Archerシリーズ」では、ビームフォーミング機能やステアリング機能などの各種機能面が充実しており、安定した通信を実現させることが可能です。
「BUFFALO」
国内のWi-Fiルーターで言えば、マウスやキーボードなどのPC関連アクセサリの製造と販売を手がける「BUFFALO(バッファロー)」が有名なところではないでしょうか。
コストパフォーマンスの高さを大きな特徴としており、同社の販売する「AirStationシリーズ」などは、充実した製品ラインナップから人気の高い製品となっています。
「NEC」
ラップトップPCやタブレット端末などの製造を得意とする「NEC」も、Wi-Fiルーター製品には定評のある国産メーカーの中のひとつです。
高いセキュリティ性能と高速通信が魅力のメーカーで、ロングセラー商品の「Atermシリーズ」などは、同社の代表的な無線LANルーターと言えるでしょう。
「ASUS」
台湾は台北(たいぺい)に本社を構える「ASUS(エイスース)」は、PCおよびPCパーツの開発を主力事業とする大手メーカーで、Wi-Fiルーターの製造も得意としています。
PC向けのマザーボードやグラフィックスカードの開発を手がけているということもあり、高品質かつ高速なWi-Fiルーター製品を数多く取り揃えています。
「ELECOM」
長期の利用にも耐えうる耐久性の高さと、初心者にも扱いやすいシンプルな操作性を特徴としているのが、国産メーカーである「ELECOM(エレコム)」のWi-Fiルーターです。
手軽に購入することができる安価なエントリーモデルから、業務用途やゲーミング用途に適したハイエンドなモデルまで、幅広い製品バリエーションが魅力のメーカーです。
Wi-Fiルーターのおすすめ 一人暮らし
続いて、一人暮らしにおすすめのWi-Fiルーターを4つ紹介します。
- NEC「Aterm(エーターム)」PA-WG1200CR
- バッファロー「AirStation」WSR-1166DHPL2
- アイ・オー・データ WN-DAX1800GR
- TP-Link「Archer A6」
「Aterm(エーターム)」PA-WG1200CR
NECの手頃な価格が魅力のWi-Fiルーターです。有線環境を低コストで無線化したい方におすすめのエントリーモデル。
Wi-Fi 5に対応しているため、最大867Mbpsでの高速通信がおこなえます。
「Wi-Fi設定引っ越し機能」を搭載しているのもポイント。WPSを利用し、各デバイスの設定情報をまとめて引き継げます。
Wi-Fiルーターを買い換えた場合でも、一から設定し直す面倒はありません。
「AirStation」WSR-1166DHPL2
バッファローのIPv6サービスに対応したWi-Fiルーターです。回線の混雑状況にかかわらず、快適にネットを利用したい方におすすめのモデル。
MU-MIMOに対応しているため、複数のデバイスを接続してもストレスなく使用できます。
ビームフォーミング機能を備えているのもポイントです。自宅の中で移動しながら使用しても安定した通信が維持できます。
WN-DAX1800GR
アイ・オー・データのWi-Fi 6に対応した製品です。複数のデバイスで利用しても安定した通信ができるのが特徴。
20台程度の機器が繋げられるなど、多くのデバイスを同時接続したい方におすすめのモデルです。
5GHzなら最大1201Mbps、2.4GHzでも最大574Mbpsの高速通信がおこなえます。
縦置きや横置きはもちろん、壁掛けにも対応しているため設置場所を選びません。
「Archer A6」
TP-Linkの4本の大型外部アンテナを搭載したWi-Fiルーターです。ビームフォーミング技術を採用しているのが特徴。
デバイスの位置を自動で検知し、電波を集中的に送信します。離れた場所でも安定して繋がるため、家中で快適に使用することが可能です。
セキュリティ規格WPA3に対応しているのも本モデルの特徴。外部からの悪意ある攻撃から、自宅のネットワークをしっかりと保護できるので安心です。
Wi-Fiルーターのおすすめ 戸建て
続いて、戸建てにおすすめのWi-Fiルーターを4つ紹介します。
- バッファロー「AirStation」WSR-5400AX6S
- NEC「Aterm(エーターム)」PA-WX6000HP
- TP-Link「Archer GX90」
- Google「Google Nest Wifi」GA00822-JP
「AirStation」WSR-5400AX6S
バッファローの手頃な価格が魅力のWi-Fi 6対応モデルです。コスパに優れた高速Wi-Fiルーターを求める方におすすめ。
自宅のネットワーク環境を気軽に高速化することが可能です。OFDMA機能を備えているため、多くのデバイスを接続してもスムーズに通信できます。
「バンドステアリングLite」機能を搭載しているのも特徴。デバイスとの電波強度に応じて周波数帯を切り替えるので、多くの部屋で快適に使えます。
「Aterm(エーターム)」PA-WX6000HP
NECの5GHz帯の8×8高性能アンテナを内蔵したWi-Fiルーターです。多くの機器を接続したい方におすすめのモデル。
コンパクトな上壁掛けにも対応しているため、設置場所に困りません。
ハンドステア機能を搭載しているのも特徴。電波強度に応じて5GHzと2.4GHzを自動で切り替えます。
離れた場所でも接続が安定しているので、部屋数が多い家でも快適に使用することが可能です。
「Archer GX90」
TP-Linkのトライバンドに対応した高性能なWi-Fiルーターです。最大速度4.8Gbpsのゲーム用バンドにより、スムーズなプレイを実現。
ゲームストリームを検出して最適化する「ゲームアクセラレーター」を搭載しているため、ゲームを快適に楽しむことができます。
ダッシュボードからリアルタイムの遅延やプレイ時間などを一目で確認可能。また、HomeCareのセキュリティシステムが、大切なデバイスやアカウントを守ります。
ストレスフリーかつ安全なゲームライフを求める方におすすめです。
「Google Nest Wifi」GA00822-JP
Googleの部屋のインテリアとしてもよく映える、おしゃれなデザインを採用したWi-Fiルーターです。
1台で最大約120平方メートルの広いエリアに電波を届けられます。
付属の拡張ポイントを設置すれば、より広範囲で快適なネット利用が可能。部屋数の多い間取りにもしっかりと対応できます。
さらに、Googleアシスタントを搭載しているため、スマートスピーカーとしても使えるのがポイント。音楽の再生や調べ物を音声操作で実行できます。
Wi-Fiルーターのおすすめ マンション
続いて、マンションにおすすめのWi-Fiルーターを4つ紹介します。
- バッファロー「AirStation」WSR-2533DHP3
- TP-Link「Archer AX20」
- エレコム WMC-2LX-B
- エイスース「ZenWiFi AX Mini」
「AirStation」WSR-2533DHP3
バッファローの基本性能が充実した製品です。はじめてWi-Fiルーターを購入する方におすすめのモデル。
MU-MIMOやビームフォーミング機能を備えているため、多くの部屋で快適にネットを利用できます。Wi-Fi 5の通信速度があれば十分と考えている方にもぴったりです。
アンテナ内蔵のコンパクトなボディを採用。縦置きのほか壁掛けにも対応するなど、設置場所に幅があるのも本モデルの魅力です。
「Archer AX20」
TP-Linkの手頃な価格が魅力のWi-Fiルーターです。コスパに優れたWi-Fi 6対応機を探している方におすすめのモデル。
4本の外付けアンテナを搭載しているのが特徴です。ビームフォーミング機能と相まって、ルーターから離れたデバイスまでピンポイントで電波を送信できます。
また、背面にUSBポートを搭載しているのも本モデルの特徴。外付けHDDを接続すればプライベートクラウドストレージになるなど、使い勝手は良好です。
WMC-2LX-B
エレコムの中継機がセットになったWi-Fiルーターです。Wi-Fi 6に対応した高速モデル。独自の「e-Mesh」技術を採用しているため、広範囲をシームレスにカバーできます。
3階の戸建てや4LDKのマンションなど、仕切りの多い家におすすめのモデルです。
さらに、IPv6に対応しているのもポイント。回線の混雑による影響を受けにくいので、ネットが快適に利用できます。
「ZenWiFi AX Mini」
エイスースのコンパクトでスタイリッシュなデザインが特徴のWi-Fiルーターです。インテリアにもなる、おしゃれな製品を求める方におすすめのモデル。
Wi-Fi 6対応のメッシュルーターなので、多くの部屋でストリーミング再生を快適に楽しめます。
セットアップが容易なのも本モデルの特徴です。専用のスマホアプリをダウンロードすれば、わずか3ステップで設定が完了。はじめて利用する方でも安心です。
Wi-Fiルーターの寿命は?
Wi-Fiルーターの寿命は3~4年といわれていますが、故障しなければ使い続けることは可能です。
しかし、パソコンやスマホといったデバイスの性能は年々向上しています。最新型のスマホを購入してもルーターが同じ規格に対応していなければ、デバイスの性能に見合った速度は発揮できません。
通信速度や接続の安定性に不満を感じるようになったときが、買い替え時期の目安と考えておきましょう。
まとめ:自分に合ったWi-Fiルーターを選ぼう
本記事では、自宅の間取り別におすすめのWi-Fiルーターを紹介しました。
Wi-Fiルーターを購入する際には、自宅の間取りや接続するデバイスの数など、事前に考慮すべきポイントがいくつか存在します。
よく確認せずに購入すると、上手く接続できなかったり期待していた速度がでなかったりする可能性があるので注意が必要です。
本記事や他記事も参考にして、自分に合ったWi-Fiルーターを選びましょう。