格安SIMとはそもそも何?安いって聞くけど理由は何?本当に乗り換えるべき?って思いますよね。(※1)3大手携帯電話会社から格安SIMに乗り換える事で、通信費奴隷から解放したくないですか?
- サービスや質が悪い?
- 電波の繋がりが悪い?
- 乗り換えが面倒?
- 格安SIMってなんだろう?
- 安いって言うが本当に安い?
この記事では、格安SIMの安さや理由・メリット・デメリット・不安を紹介します。通信費奴隷は嫌だ、下げるならしっかり通信費を削減したいあなたに、最後まで読んで頂き乗り換えの第1歩にしましょう。
(※1)以下、3大手携帯電話会社(キャリア→docomo、au、softbank)を大手キャリアと表記致します。
出典元:https://www.pakutaso.com/photo/75340.html
格安SIMとはなんだろう?
格安SIMとは、大手キャリアよりも、安い料金で使用できるSIMのことです。
SIMとは、スマホに必ず装着するICカード(SIMカード)のことで、契約者(利用者)の情報や電話番号などが記録されています。スマホにSIMを入れることで初めて、電話やインターネットを使用できます。
スマホの基本的な機能を使用できるようになるSIMの中でも、大手キャリアと比べて安いものが格安SIMと呼ばれています。
大手キャリアのSIMは、スマホ購入時に販売員が入れてくれるので実際に見たことがあるかもしれません。見たことない人もあなたが使用しているスマホにも実際入っています。
SIMカードの種類(サイズ別・機能別)
SIMを知る上で格安SIMに乗り換える為に役に立つ2つの種類について紹介します。
SIMには種類が有り、使う機種(スマホ)によって使えないこともありますので、サイズの確認や、機能によって格安SIMのプラン選びに重要です。知ることで自分にあったプラン選びが快適に選択出来ます。
サイズ別
SIMカードには、標準SIM・microSIM・nanoSIMの3つのサイズがあります。最近は、スマホと一体化したeSIMという最初からSIMカードの役割を果たすチップが埋め込まれたタイプもあります。
現在はnanoSIMが主流ですが、少し古い機種や子供携帯などはmicroSIMが使われていることもあります。
SIMカードのサイズを間違えると、スマホに挿入することができません。スマホやSIMカードを購入する際は、それぞれが対応しているものかを事前に調べてしておきましょう。
機能別
SIMカードには、機能が3種類が存在します。音声通話・SMSデータ通信・SMS(ショートメール)の3つがあります。
音声通話SIM |
データSIM |
データSIM+SMS |
|
電話 | 〇 | × | × |
データ通信 | 〇 | 〇 | 〇 |
SMS | 〇 | × | 〇 |
音声通話SIM
音声通話、データ通信、SMS、すべての種類を使うサービスです。通話、インターネット、アプリ・ゲームなど、スマホの機能を制限なく利用したい方の為のSIMです。キャリアと変わらず利用したい人向きです。
データSIM
音声通話・SMSは、利用できませんが、Wi-Fiのない場所でもWebサイトの閲覧や、ネット接続が必要なアプリ(SNSや動画アプリなど)は使用できます。
電話番号に電話をかける必要はない場合は選択ありです。インターネットは接続できるので、LINEなど、同じアプリ同士での音声通話や動画による会話が出来るのでアプリを持っている同士なら問題はありません。
データSIM+SMS
データSIMにSMS機能のみが付いたSIMです。電話番号が発行されるのでSMS認証などに最適です。
電話番号は、ありますがSIMに電話機能がないため、音声通話SIMの様に電話番号を使った通話はできません。
タブレットやiPadなど、電話機能がない端末へ挿入するのに向いているSIMといえます。
3つの機能の組み合わせにより音声通話SIMのや、データSIM、データSIM+SMSなど、機能が別れています。乗り換え時のプラン選択にも役に立ちます。
格安SIMが安いのはなぜ?そんなに安くなる理由は?
格安SIMは、大手キャリアより通信費を安くできるのだろうけど、「でも不安だな…?」と思いますよね。
格安SIMが安い理由は、ずばり大手キャリアの回線を借りているからです。
大手キャリアの場合アンテナや基地局設置、通信設備、店舗にかかった料金を通信料に上乗せしてあります。
格安SIMはその基地局を借りているので、設備投資がない分料金を下げることが可能なのです。また実店舗が少ない分、人件費を削減しているので料金が安くなっています。
格安SIMと大手キャリアとの繋がりやすさの違いは?
格安SIMは大手キャリアの回線を借りているからこそ、電波の繋がりやすさが大手キャリアに劣るのでは?と考えてしまうかもしれません。
同じ回線を利用しているので、繋がりやすさは変わりません。大手キャリアと同じ回線を利用している格安SIMに違いが出るのはおかしいですよね?
しかし回線は、一緒だけど大手キャリアも格安SIMも、月々契約しているギガにより通信速度は変わります。ギガ数を超えると制限され、今よりも通信に時間がかかるようになります。
それと通信速度が遅くなるのは、やはり借りている回線なので混雑時は、渋滞状態となり遅くなる傾向です。wi-fi環境下でしたら通信速度は、変わりません。
格安SIMのメリットとは
ここが1番知りたい格安SIMに変えたくなる3つのポイント紹介します。
- 通信料金が安い
- 料金プランの種類が豊富
- 契約期間の「しばり」がゆるやか
通信料金が安い
1番のメリットは、通信料が安いという事です。例えですが楽天モバイルでしたら、1GBまでなら月額0円なんてプランも出ています。大手キャリアから変更すれば半額以下に下がると言うのは納得です。
料金プランが豊富
格安SIMは、プランを細かく選択できるのが一般的です。殆ど使用しない人には1GB、動画やネットゲームで頻繁に使う人は大容量のプランを選択したりと自分に合ったプランを細かく設定できるのも魅力の1つです。
契約期間の「しばり」がゆるやか
大手キャリアの契約プラン(2年縛りや4年縛り)からすると最低契約期間が短めです。月単位で解約出来たり、解約金が発生しても低価格や請求されないサービスも多いです。
しばりのがあるが故に乗り換えがなかなか出来ないという方も契約期間終了時などに切り替えてしまうか、あと少しなら待たずに解約金を払っても今後の差額はかなり出ます。
不安ポイント!格安SIMのデメリットとは
格安SIMは色々選べて便利だけど、知っておきたいデメリットを3つを紹介します。
- 大手キャリアメールアドレスが使えない
- 家族間や同キャリア間の無料通話ができない
- 店舗でのサポートが受けづらい
キャリアメールアドレスが使えない
「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」などの付いたメールアドレスは、使えなくなります。
今は「Gmail」「Yahoo!メール」など無料メールが広く使われており、設定も難しくありません。そのため、無料でメールアドレスをもらえることはメリットとは言えなくなりました。
家族間や同キャリア間の無料通話ができない
大手キャリアでは、家族間や同じ携帯電話会社での通話やSMSが、一定条件で無料になるオプションが提供されていますが、このような無料通話オプションが用意されていません。
ですが、LINEやFaceTimeのような音声通話アプリを使えば、同じアプリの利用者同士で実質無料の通話が可能です。
店頭サポートが受けられない
大手キャリアのように沢山店舗がないことです。店頭での各種サポートが受けられませんが、ネットや、チャットサポートで相談が出来ます。格安SIMへの変更も増えていますのでサポートがないとは言えないですね。
最近は店舗も増えていたり、大手キャリアの格安SIMは、同じ系統ならSIM解除の必要がないので、店舗対応もあったりしますので、色々考えるのが面倒でしたら検討してみて下さい。
格安SIMに乗り換えたときに継続できることは?
スマホ本体はそのまま使用する方(現在使用中スマホ)は、まず自分の使っているスマホがそのサービスで利用できるかを確認します。
今の電話番号をそのまま使えます。MNP(モバイルナンバーポータビリティ)という制度を利用することで、大手キャリアから(※2)MVNOに変えても、今までの電話番号をそのまま使うことができます。
ちなみにスマホ本体も変更する方は、各通信会社(MVNO)で格安スマホと格安SIMを一緒に購入できます。番号も新しく取得できますし、MNPを利用する事も可能。
(※2)MVNOとは、格安SIMの携帯電話会社またはその通信業者の事
格安SIMとは?格安SIMへ変更すべき!解説 まとめ
格安SIMは、大手キャリアの回線を利用しているので安くなることは分かりましたよね。格安SIMへ変更すれば価格は確実に下がります!繋がりやすさも大手キャリアの回線と一緒だから安心!
自分にあったプランを細かく設定でき、自分プランで変更・契約できます。契約期間も大手キャリアの様なしばりがなく気分的にも楽。SIMロック解除が面倒なら現在のキャリア系統のSIMと店舗を利用し変更へ。
あとは、今までのスマホを使用するのか?新規でスマホも格安SIMも購入するのか?MNPを利用すれば電話番号も変更せずに移行出来ます。
今まで大手キャリアでやってもらっていた事を少し自分で調べ・契約し、移行するだけで通信料金の節約にガツン効果あります。今悩んでいる時間だけが無駄です。是非、今から自分の契約を見直しましょう!