仕事を辞めたいと思っているが本当に辞めていいのか迷ってしまったり、気持ちよく辞める方法が分からなくてなかなか一歩踏み出すのが難しいですよね。
この記事では、辞めるという判断から再就職までの流れをご紹介いたします。あなたの仕事の向き合い方を変えるきっかけになるので、ぜひ最後までご覧ください。
出典元:https://www.photo-ac.com/main/detail/22183656
どういうときに仕事を辞めたいのか
まずはあなた以外の人がどのようなときに仕事を辞めたいと感じているのか知りましょう。
- 職場の人と仲良くない
- 業務がうまくいかない
- 残業が多い
- 休みが少ない
- 給料が少ない
- 他にやりたいことができた
見ていただいたら分かるように仕事を辞めたいと感じる瞬間は誰にでもあり、みんな思っていることは同じ様なことなのです。
なので仕事を辞めたいと思うこと、辞めることが悪いことではないということをまずは知ってください。そして自分のために行動を起こしてみましょう。
仕事を辞めたいと考える理由ランキング
会社を辞めたい理由はみなさんそれぞれ異なると思いますが、どういう理由で退職する方が多いのか以下のランキングで見ていきましょう。
- やりがい・達成感を感じない
- 給料が低い
- 起業の将来性に疑問を感じたから
- 人間関係が悪かったから
- 残業や休日出勤などの拘束時間が長い
これ以外にも社風が合わない・体調を壊したなどがあり、仕事を辞めたい理由上位は誰もが思っているようなことなのです。
仕事を辞めたいときにすべきこと
仕事を辞めたいなと考えているときにまずすべきことをご紹介します。
- なぜ辞めたいのか
- 仕事を辞めて解決できるのか
- 自分で解決できることはやってみる
仕事を辞めたいと感じるのは誰しも抱える悩みなので自分を責め続けることはないよう、以下のことを実践してみてください。
なぜ辞めたいのか
勢いのまま辞めてしまい後から後悔してしまうがないように、なぜ仕事を辞めたいのか具体的な理由を書き出してみましょう。
まずは今の仕事に対する感情を書き出して、なぜそう感じているのかを深堀りしていきます。ここでは自分が我慢すれば解決するという考えは捨てて、すべて書き出します。
仕事を辞めて解決できるのか
次に、洗い出したものを「自分で解決できるもの」「自分ではどうにもできないこと」に分けていきます。
例えば、「給料が低い」や「休日出勤や長時間残業」、「パワハラ・セクハラ」などは自分ではどうすることもできず、心身ともに大きなダメージを受ける可能性があるので辞めることをおすすめします。
自分で解決できることをやってみる
仕事で嫌なことのなかでも自分で解決できるものがあれば、仕事に対する嫌な感情が無くなる場合もあります。
身近な上司・同僚に相談
仕事場に信頼できる上司や同僚がいるならば悩んでいることなどを相談してみましょう。人に話して客観的な意見を聞くことで気持ちがスッキリしたり、冷静になれて、解決策が生まれたりもします。
付き合い方を変えてみる
もし飲み会などの付き合いがしんどいなら、断る勇気も大事なので自分の思いを伝えてみましょう。
逆に積極的にコミュニ―ケーションを取りにって人間関係をよくしていくことも大事です。
仕事のやり方を変えてみる
業務内容に不満を感じているなら一度仕事に全力で向き合ってみることをおすすめします。
つまらないと感じているなら、自分で何か目標を立てて達成するために全力で取り組んでみましょう。結果的に成果を出すことができれば転職にも有利になります。
自分の能力不足が原因ならば努力することも社会で生きていくためには必要なことになります。スキルの向上は自分の成長にとっても良いので是非、取り組んでみてください。
仕事を辞めたい人が知っておきたい退職のメリット
仕事を辞めたい人が退職して得られるメリットは以下のようにあります。辞めてからすぐ働かなければいけないということはなく長期間の休養をとることも大事です。
- 仕事のストレスから解放される
- 時間に余裕が生まれる
- 視野を広げることができる
辞めたいと思う理由は人それぞれにあるので辞めることによる感じ方変わってきます。
自分でも辞めたあとどうなるのかとメリットを知ったうえで辞めてから出来る限りだらだらと無駄な時間を過ごさないようにしましょう。
仕事を辞めたい人が知っておきたい退職のデメリット
仕事を辞めることによるデメリットは以下のようにあります。デメリットも一度理解したうえで仕事を辞めるかどうか考えてみましょう。
- 生活リズムが崩れる
- 家族から理解されにくい
- 収入がなくなる→税金の支払い
- 社会的な信用を失う
仕事を辞めるということは毎月の収入を失うわけなので、もし収入がないと生活できなくなるということがないように貯金をしておくことも頭にいれておいてください。
仕事を辞めるためにすべきこと
メリット、デメリットを考えて仕事を辞めるという覚悟ができたら以下の手順が仕事を辞める流れになります。
- 退職後のプランを考える
- 自分を見つめなおして転職活動
- 退職の意思表示と手続き
退職後のプランを考える
退職を決めたら、転職活動を含めた退職までの全体スケジュールを組んでいきましょう。一般的には転職活動には約3ヶ月、退職までには1~2ヶ月程度を要するといわれています。
今の仕事と並行での転職活動になるので体力的・精神的に負担がかかるため、妥協で転職先を選び、後悔してしまわないように今の仕事の状況や繁忙期なども考慮しながら全体のスケジュールを考えるようにしましょう。
自分を見つめなおして転職活動
自己分析をして自分のやりたいこと、できることや強み、周りから得ている評価を洗いざらい書き出してみましょう。
〇年後自分はどうなっていたいかを考えることで今後どうしていくかという迷いが生じたり、本来の意図と違う方向性に物事が進んでしまうことを防げます。
退職前に長期的なキャリアプランを立てることで、しっかりとした軸を持って自分のやりたい仕事に取りかかれるでしょう。
また転職活動はスムーズな転職ができるよう、事前に転職エージェントへの相談をおすすめします。
退職の意思表示と手続き
まず明確な退職日を決めたうえで退職日の1~3ヶ月前に直属の上司に退職の意思を伝えることが大事です。その後、業務の引継ぎと退職の手続きをしなければいけないことも覚えておきましょう。
仕事を円満で退社するために
円満退職には人間関係が悪くならない、今後も何かで助け合える関係性、転職活動にも前向きに取り組めるなどといったメリットがあります。そのためには以下のことを必ず実践してください。
- 退職意思の伝え方
- 挨拶
- 引継ぎや手続き
退職意思の伝え方
まず、いきなり人事部や部長にではなく直属の上司に繁忙期を除く退職日の1か月~3か月前に必ず相談しましょう。ここでは必ず期間に余裕を持ってまずは身近な人に相談することが重要です。
挨拶
退職日または最終出社日の10日前からお世話になった社内の方々、取引先の担当者の方などに退職のご挨拶をしましょう。お世話になった感謝と今後何かでまたやり取りすることがあったときのために重要なことです。
引継ぎや手続き
1か月以上前に退職の相談をしたりと余裕を持って退職意思を伝えるのは引継ぎや手続きのためです。会社や仕事内容によっては後任者の決定、業務の引継ぎのために2~3か月の準備期間が必要な場合もあります。
仕事を辞めたいときの退職理由
退職日までの時間を心地よく過ごすためにも、仕事を辞める理由をしっかり伝えて円満退職を心掛けることは大切です。
まず退職理由は自分のスキルを活かしたい業界業種があるのようにポジティブであることが前提です。
しかし退職を考えるきっかけはほとんどが不満や不安であることが多いです。なのでネガティブな理由で退職を考えている場合は、言い換えて言うことが大切です。
例えば「給料が安い」の場合は「実力に対して評価される厳しい環境に身を置いて働ける環境にチャレンジしたい」。「人間関係が合わない」の場合は「チームで働ける職場に行きたい」などです。
転職活動で気を付けること
また同じようなことが原因で退職を繰り返さぬように原因の明確化や今後の対策、自己分析などが必要になっています。
- 現職での不満点から今後
- 自己分析をする
- 在職中に転職活動を行う
- 経験者に相談
初めの方でもお伝えしたとおり、なぜ辞めたいのかの原因を知って今後どう対策をとるかが転職先でうまくやっていけるかどうかに関わります。これは必ず最初に取り組みましょう。
自己分析は将来どうなりたいかを考えながら軸をブラさずに転職活動に取り組むために必ずしなければいけません。
在職中に転職活動を行う理由としては、多くの退職者が1番苦労したことが金銭面であったことから転職先が決まっていることによる気持ちの持ち方が変わってくるからです。
またほかにも転職活動を通して現職と比較ができることで、仕事辞めないという方向に変わる可能性があることもあります。
仕事を辞めたいと思っているあなたへまとめ】
今仕事で悩んでいる方、辞めようと思っている方は辞めたいと感じる理由を知ることからはじめましょう。まず行動を起こすことで見えていなかった部分が見えて仕事を続けるのか辞めるのかの判断が出来ます。
しかし、大前提として既に精神的、体力的にも影響がある方はすぐに辞めるという判断をすることも大事です。長期休暇をとってみるなどまずは自分の健康を第一に考えて行動を起こしてみてください。
自分の将来のためにもこれから自分を知っていって健康な状態で働ける環境を見つけましょう。