「スマホを格安SIMに乗り換えたら、家計の節約になるらしい…。最新のプランにはなにがあるかな?」
といった気持ちでこの記事を開いてくださっていると思います! さらに言えば、大手キャリアの時の使用感のまま、通信にかかる費用だけ安くできたら最高ではありませんか?
そんな理想を叶えながら、なるべく損を避けていただくためにこの記事では以下のような内容をご用意しています!
- 結局どこが一番おすすめの格安SIMなのか
- 格安SIMはどうやって選べばいいか
- 最新格安SIMおすすめランキングベスト5
- 乗り換えのための手順
この記事を最後まで読んでいただければ、あなたとあなたの家族にとっても最適な格安SIMを選ぶことができます!さらにスムーズに乗り換え手続きをすることも!
「手っ取り早くおすすめを知りたい!」「ゆっくり読んでいる時間はない!」という方のために、次の章では結局一番オススメなのはコレ!という格安SIMについて紹介していきます!
トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4494240?title=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%A7%E9%80%9A%E8%A9%B1%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A5%B3%E6%80%A7&searchId=3055770917
格安SIMはY-mobileの最新プランなら間違いない
いきなり結論ですが、格安SIMを検討しているなら、「Y!mobile」の最新プランが間違いないです。(2021年3月現在)
Y!mobileはとにかく通信速度が速く、どの時間帯でも安定しています。通信速度が安定していることはとても重要です。
例えば、今までキャリアスマホだった方が、格安SIMに乗り換えて後悔していることの上位は「通信が重くて使えない」です。
その代わり、金額が他社と比べて少し高めに設定されています。同じ通信料のプランがあるUQモバイルと料金を比較してみましょう。
プランの通信量 | Y!mobile | UQモバイル |
3GB | 2,178円 | 1,628円 |
15GB | 3,278円 | 2,728円 |
25GB | 4,158円 | 3,828円 |
このように、他社と比較すると、少しお高めな印象を受けますよね。しかし、Y!mobileには、家族割というものがあります。
これを利用することによって、あなたの家族の誰かがY!mobileを使い始めるときの値段が、1080円割引されるのです。
さらに、オプションにはデータ増量オプションというものがあります。このオプションはなんと、初回の13ヶ月は無料になります!
つまり、Y!mobileの快適なプランを家族みんなで契約するのが、オトクかつ快適な格安SIMライフであると言えるのです!
通信量の変化 | 2回線目以降の料金 |
3→4GB | 990円 |
15→18GB | 2090円 |
25→28GB | 2970円 |
これでも、正直に言ってしまえば他社にもっとやすい格安SIMのプランはあります。しかし、通信が安定しなかったり、サポートが悪かったりすることも多いです。
というわけで、筆者は少し高くても良いサービスを提供する「Y!mobile」にしておくのが間違いないと言っているわけです!
- 通信がとにかく安定している
- 家族割を使えば、安い値段で良い格安SIMを家族みんなが使える
- 約1年間無料のデータ増量オプション付き!
Y!mobileがいいのは分かったけど、さすがに他の格安SIMも見て比較したいよ!
んーそうですね…。ではまず、格安SIMを選ぶ前に決めておくことと、選び方を教えます!それをもとに最新格安SIMランキングも載せておくので、そこから比較してくださいね!
全部で3つ!格安SIMにするなら決めておくべきこと
格安SIMに乗り換える前に、まずは以下の3つのことを決めておきましょう。
- 音声付きSIMプラン or データ専用SIMプランにするか
- どれくらいの通信量にするか
- どのキャリアの回線を使うか
音声付きSIMプラン or データ専用SIMプラン
音声通話付きSIMとは、電話番号が与えられたSIMカードです。キャリアのスマホのように音声通話やショートメールなどが使えるため、多くの人がこちらのプランで契約をします。
通話品質もほとんど変わりません。格安SIMは、回線を大手キャリアから借りてサービスを展開してます。なので、たとえ格安SIMでも通話品質は問題がないということです。
一方データ専用SIMというものは、電話番号は与えられません。加えてショートメールなども使えないので、キャリアで契約していた方には少し不便だと感じるかもしれません。
その代わり月額料金が500〜1000円ほど安くなります。SIM対応のタブレット端末を使用したい方や、LINEなどで電話も連絡もしているという方にはこちらがおすすめです。
ちなみに、データ専用SIMプランにすると、110番や119番もできません。なので、普段から使うスマホをデータ専用SIMにはしないようにしましょう。
どれくらいの通信量にするか
格安SIMは会社やプランによって通信量の大きさも料金もかなり違います。
通信費を節約するために格安SIMへの乗り換えを検討しているのであれば、大きすぎる通信量プランで契約して、無駄を出すのは避けたいですよね。
なので、格安SIMのプランを選ぶ前に毎月どれくらいの通信量を使っているのかをメモしておきましょう。
大手キャリアには自分の通信量を可視化できるアプリやWebサービスがあるので、下記の表を参考に自分の通信量をチェックしてみてください。
ドコモ | PC:My docomo スマホ:dメニュー |
au | スマホ:My au |
ソフトバンク | PC:My SoftBank スマホ:My SoftBank |
どのキャリアの回線を使うか
最後に、どのキャリアの通信回線を利用したいかを決めましょう。主な種類は以下の3つがあります。
- ドコモ回線(ドコモ系MVMO)
- au回線(au系MVMO)
- ソフトバンク回線(ソフトバンク系MVMO)
MVMOとは格安SIMを提供している業者の事です。
なぜ、回線を選ぶ必要があるかというと、「SIMロック解除」という手続きをしなくて済む可能性があるからです。
乗り換えを行う際、元々のキャリアと別のキャリアの通信回線を使用したい場合、SIMロック解除をしなければいけません。
各キャリアは、他社のSIMがその端末で使えないように「SIMロック」というものかけています。
同じ回線であれば、このロックを解除する必要はありませんが、別回線に乗り換える場合は必須の手続きです。
SIMロック解除は各キャリアの店頭に持っていけばできるので、SIMカードが届いたら差し込む前にSIMロック解除を行いましょう。
3つのポイントを決め終わったところで、次は格安SIMの選び方について解説します!
「速い!安い!」で格安SIMを選ぼう!
格安SIMは「速さが安定していて、価格が安いプラン」が一番良いです。しかし、これらの要素はどちらかが良ければどちらかが悪いというトレードオフの関係になっていることが多いです。
つまりどちらも取るということができないので、ここは以下の優先順位で選んでください。
- 通信速度
- 料金の安さ
格安SIMの通信速度
選び方で最も重要なのは、格安SIMの通信速度です。いままでスムーズに使えていたのに、格安SIMに乗り換えた途端にスマホが重いとイライラしてしまいますよね。
速度が速いものの選び方として、それぞれの格安SIMサービスのサイト内にて、理論速度を参考にする方法があります。しかしあくまで「理論速度」のため、実際はもっと遅いことが多いです。
口コミなどを見て、速度に不満を持っているユーザーが少ない格安SIMを探したり、実測度を測った結果を表示しているサイトもあるので、そちらを参考にして選びましょう。
- ユーザーの口コミを見る
- 実際にアプリなどを用いて計測する
- 実測値をまとめてくれた記事を参考にする など
格安SIMの料金
次にかかせないのが、料金が安い事です。速度や容量、オプションなど、総合的に見て自分に合ったものを選びましょう。
しかし、安いけどつながりにくい、という格安SIMサービスがあることも事実ですので、とにかく安さだけで選ぶ、というのはおすすめできません。
ここからは、お待ちかねのランキング紹介です。この記事では以下の観点でランキングをつけさせていただきました!
- 料金が安い
- 速度が速い
- 通信料などのプランが豊富
- サービスの質がよい
最新格安SIMランキング1位:Y!mobile
Y!mobileはソフトバンクのサブブランドで、速度重視の方におすすめです。モバレコが実施している通信速度調査でもトップクラスの成績を記録し続けています!
しかも、通信速度制限時でも最大1Mbpsまでの高速度がでるようなプランもあります。
さらに、家族割などもあるので、ご家族みんなでY!mobileを使いたいと考えている方にはさらにおすすめです。
しかし、料金は他社と比べると少し高めに設定されているので、注意しましょう!
プラン名 | 料金/月 | 通信料 |
シンプルS | 2,178円 | 3→4GB |
シンプルM | 3,278円 | 15→18GB |
シンプルL | 4,158円 | 25→28GB |
- データ増量オプション 初回13ヶ月無料
- スーパーだれとでも定額 1,870円/月
- 故障安心パックライト 550円/月
最新格安SIMランキング2位:UQモバイル
UQモバイルは、auのサブブランドです。2021年から2月から新しいプランが始まり、料金がかなり安くなりました!
余った通信量は翌月に繰り越せるので、無駄が出ません。さらに、どのタイミングで解約しても、解約手数料が0円なので、本当にお金がかからない格安SIMです。
混雑時の通信速度も比較的安定しているとの評判も多いので、安さと通信速度をどちらも重視する方におすすめです!
プラン名 | 料金/月 | 通信量 |
くりこしプランS | 1,628円 | 3GB |
くりこしプランM | 2,728円 | 15GB |
くりこしプランL | 3,828円 | 25GB |
- つながる端末保証 550円/月
- メールサービス 220円/月
- 家族みまもりパック 418円/月
- 通信明細サービス 110円/月
最新格安SIMランキング3位:楽天モバイル
楽天モバイルは、もともとドコモ、au回線を用いたサービスでしたが、2020年4月8日からは、楽天独自の回線を用いたサービスを開始しています。
楽天モバイル最大の特徴は、プランが1つしかなく、シンプルであることです。さらにそのプランでは、楽天回線エリア内なら、月々2,980円(税抜)で通信量が無制限なのです!
楽天回線ではない、パートナー回線エリア(au回線)では、データ容量が5GB/月です。
お住まいの地域が楽天回線エリアであるかきちんと下のリンクからチェックしておきましょう。
しかも、楽天カードを使って、月々の支払いをすれば楽天ポイントも2倍たまる仕組みになっています。普段から楽天を使っている人はかなりオトクです!
オプションも他社に比べて豊富で、まさに痒い所に手が届くようなラインナップとなっています。
プラン名 | 料金/月 | 通信料 |
Rakuten UN-LIMIT V | 2,980円 | 無制限(5GB/月) |
- 安心安全パック
- スマホ操作遠隔サポート 500円/月
- ノートンモバイルセキュリティ 200円/月
- 楽天モバイルWiFi by エコネクト 312円/月
- 安心コントロール by i-フィルター 300円/月
- 持ち込みスマホ安心補償 650~950円/月
- 国際通話かけ放題 980円/月
- 留守番電話
- 着信転送
- 割込通話/保留
最新格安SIMランキング4位:mineo
mineoは、関西電力グループの株式会社オプテージが提供しています。料金がとにかく安いため、価格重視の方にはおすすめです。
回線はトリプルキャリア対応なので、どのキャリアを使っていたとしてもSIMロック解除の必要がありません。特別な理由がない限り、もともと使っているキャリアの回線をそのまま使いましょう。
mineoの特徴は、mineoユーザーに対するユニークなサービスがいくつもあることです。交流のための「マイネ王」というコミュニティサイトや、他ユーザーとのパケットシェアなどがあります。
さらに、mineo独自のサービスとして、通信量のプランを何度でも簡単に変更できてしまうんです。通信量が多すぎる、または少なすぎると感じたら、気軽に変更して無駄を減らしましょう!
通信量 | シングルタイプ(データ専用) | デュアルタイプ(音声+データ) |
1GB | 880円 | 1,298円 |
5GB | 1,265円 | 1,518円 |
10GB | 1,705円 | 1,958円 |
20GB | 1,925円 | 2,178円 |
- パケット放題 385円/月
- mineoでんわ10分かけ放題 935円/月
最新格安SIMランキング5位:LINE MOBILE
LINE MOBILEは、を提供するのは、もちろんLINEです。ソフトバンクが母体ですが、トリプルキャリア対応です。(ただ、ソフトバンク回線が一番つながりやすいようです。)
最大の特徴は、SNSに対する通信料がかからないオプションがついていることです。のちに紹介しますが、月額を払うと、さまざまな大手SNSが使い放題となる画期的なサービスです。
料金の支払いも、他社がクレジットカード決済が多い中、LINE Payクレジットでの支払いができます!これで、クレジットカードを持っていない方でも格安SIMに乗り換えることができますね!
通信量 | 音声付きSIM | データ専用SIM |
0.5GB | 1,210円 | 660円 |
3GB | 1,628円 | 1,078円 |
6GB | 2,420円 | 1,870円 |
12GB | 3,520円 | 2,970円 |
LINEデータフリー |
|
0円 |
SNSデータフリー |
|
308円 |
SNS音楽データフリー |
|
528円 |
意外と知らない!?格安SIMへの乗り換え方法もご紹介!
様々な格安SIMを比較できたところで、実際に乗り換えるには具体的にどうしたらいいの? とお思いですよね。
ここでは、以前のキャリアから端末と携帯番号を引き継いで格安SIMに乗り換えるための手順を以下に示します。
- MNP予約番号を取得するために、現在契約しているキャリアに連絡する。
- SIMロック解除条件を満たしているか確認
- 選んだサービスのSIMカードで現在の機種で動くのかを公式サイトで確認
- SIMロック解除
- SIMカードを挿入して初期設定をする
1、MNP予約番号を取得する
MNP予約番号とは、キャリアのスマホから電話番号を引き継いで使うために取得しておかなければいけないものです。
この予約番号は各キャリアに電話で聞けば簡単に取得できます。各キャリアの電話番号は以下に示しておきます。
- スマホ:*5533
- 一般電話:0800-100-5533
- 手数料
- 契約後翌々請求月までのMNP転出:5,000円
- 上記以降 :3,000円
- 電話番号:0077-75470
- 手数料:3,000円
- スマホ:151
- 一般電話:0120-800-000
- 手数料:3,000円
ドコモとauは2021年4月1日からMNP転出手数料が無料となります。ソフトバンクも2021年春から無料になるとのことです。(執筆日2021年2月現在)
乗り換えるのは4月まで待つと、3000円程、初期費用を節約することができますよ。
2、SIMロック解除条件を確認する
次に、SIMロック解除の条件を確認しましょう。各キャリアのサイトに詳しく条件が記載されています。
条件を満たしていなければ、そもそも格安SIMに乗り換えることもできませんのでご注意ください。
ただし、同じキャリアへの乗り換えを検討している人は、この手順は必要ないので、3の手順に移ってください。
3、動作確認をする
次に、あなたの機種が格安SIMできちんと動作確認をされているかをチェックしてください。
せっかく格安SIMに乗り換えたのに、スマホが動かないとなるのは悲しいうえに、使えない期間が出てくるのは不便ですよね。
乗り換えたい格安SIMのHPで、動作確認済端末一覧の中に、自分の使いたいスマホがあるかきちんと確認しましょう。
4,5、SIMロック解除&SIMカード挿入
SIMロック解除の方法には店頭でする方法と、My SoftBankなどの各種キャリアのサービスから自分でする方法があります。
しかし、店頭でロック解除してもらうと手数料が発生してしまうため、自分でやるのがおすすめです。
そして、届いたSIMカードを挿入して、説明書のとおりに初期設定を行えば、格安SIMスマホを使い始められます!
もともとのキャリアで解約手続きを行う必要はありません。格安SIMによって新しくスマホを使い始めると同時に、古いキャリアでの契約は勝手に解約される仕組みになっています。
最新格安SIMランキングまとめ
- Y!mobile
- UQモバイル
- 楽天モバイル
- mineo
- LINE MOBILE
ここまで、おすすめ最新のおすすめ格安SIMについてや、その選び方などについて説明してきました。
人によって選ぶポイントは様々だと思いますが、まずは速度重視で探してみてください。
料金に関してはキャリアから格安SIMに乗り換えた時点である程度下がっているはずです。なので、そこまで安さにこだわる必要はないと思います。
この記事をよんで、格安SIMへの乗り換えを決断してくださっていれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!