今やインターネットが欠かせない時代です。おすすめ商品といわれるWi-Fiルーターが多くて迷いますね。Wi-Fiルーターは通信速度や機能面など、環境に合った物を選ばなければ快適な通信ができまん。
コスパや設置場所、セキュリティーなど導入前には下調べが必要です。
そこで今回、基本的な知識となるWi-Fiルーターの選び方を詳しく解説していきます。また、多くの人に選ばれているおすすめの商品もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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選ぶ前にWi-Fiルーター基礎知識の再確認
「Wi-Fiルーター」を、いざ選ぶとなると、たくさんあり過ぎてどう選ぶべきか困ってしまいますね。快適なルーターを選ぶ為に、簡単に基礎知識の再確認していきましょう。
ルーターとは、簡潔で分かりやすく言うと、「異なるネットワークを相互に接続するネットワーク機器」の事です。もう少し細かくお伝えします。
Wi-Fiルーターのこちら側LAN(ローカルエリアネットワーク)向こう側を(ワイドエリアネットワーク)と呼びます。WANはインターネット、LANはWi-Fiとすれば分かりやすいと思います。
Wi-FiルーターはLANとWANという異なるネットワークの間で相互に接続してくれています。電話に例えると、LANは内線でWANは外線でルーターは内線と外線の交換機のようなイメージです。
おすすめWi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiルーターを選ぶとき、用途や通信回路によって、選ぶ機種が違ってきます。固定回線かモバイル回線かによっても選ぶ機種が違います。
据え置きタイプであれば、自宅で使用するのに向いていますし、持ち歩きタイプであれば外出先での使用も可能です。
自宅も戸建てかマンションかによっても違ってきます。通信速度や価格、接続方法などを踏まえて環境と条件に合ったルーターを選んでいきましょう。
Wi-Fiルーターを通信速度で選ぶ
Wi-Fiルーターを通信速度で選ぶ際、通信規格には、2つの周波数帯があることを覚えておきましょう。
5GHz帯と2.4GHz帯の2つです。5GHz帯は「安定した高速通信」を実現しています。2.4GHz帯は対応する機種が多いのが特徴です。
周波数帯は6種類で、5GHz帯には11acと11a、2.4GHz帯には11gと11b。どちらでも使える11n/aと11n/gがあります。中でも最も速い「11ac」の3つのメリットをご紹介します。
- 帯域幅が大きい
- 多角化技術で大容量
- MIMO拡張方式を導入
①帯域幅が大きい
帯域幅が大きいと、高速化を実現するとは、道路に例えると、狭い道路から広い道路になり余裕をもって走れるイメージです。同様に、同じ情報量を送る時間の短縮を可能にしています。
②多値化技術で大容量
多値化技術とは、情報を運ぶ信号の技術革新です。1つの信号が運べる情報量が増えたという事で、荷物を運ぶ車を乗用車から大型トラックに変えたというイメージです。1度に運べる量が増え、高速化に繋がりました。
③MIMO拡張方式を導入
MIMO拡張方式の導入とは、情報を伝達する通り道を増やし、高速化を実現しました。今まで1車線だった為に渋滞を起こしていたのが、複数車線出来た事で、スムーズに走れるイメージです。
あると便利なおすすめWi-Fiルーター機能3つ
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Wi-Fiルーターには、あると便利な機能がいくつかあります。自宅で快適に使える便利な機能、ビームフォーミング機能、メッシュWi-Fi機能、MU-MIMOの3つをご紹介いたします。
①ビームフォーミング機能
ビームフォーミング機能とは通常360℃の方向へ飛んでいく電波に、指向性を持たせ、特定の方向や端末へ向けて飛ばす事が可能で、離れた場所でも電波が届き、通信速度を維持、安定させる機能です。
②メッシュWi-Fi機能
メッシュWi-Fi機能とは、壁や天井によって電波が阻まれたり、距離のある場所でWi-Fi利用の際、中継機で親機と繋げる事で、広い範囲での通信が可能。親機へのアクセスが分散され、安定性が上がります。
③MU-MIMO
MU-MIMOとは、MIMOが順番にデータ送信するのに対し、こちらは同時にデーター送信をします。速度の低下を抑え安定した通信が可能。「ビームフォーミング機能」も搭載され、快適な接続が出来ます。
Wi-Fiルーターを初期設定や接続の仕方で選ぶ
Wi-Fiルーターを初期設定や接続の仕方で選ぶ際、とても大切になるのが、ワンタッチ接続です。Wi-Fiルーターと各端末を接続する際に、本来であれば端末側で暗号化キーを入力しなければいけません。
ワンタッチ接続は、NFCという近距離無線通信技術の国際標準規格に対応している場合、通信を行う端末をWi-Fiルーターにタッチするだけで接続設定が可能な機能です。初心者の人にはおすすめです。
簡単にWi-Fi接続が来る事は、Wi-Fiルーター選びにおいて重要です。機種の選択に失敗の無いよう、購入前にチェックしておくと良いでしょう。
おすすめWi-Fiルーター3選
これまでのWi-Fiルーターの選び方を踏まえて、個人的に私がオススメするWi-Fiルーターを3つご紹介していきます。是非参考にしてみてください。
I-ODATA 360コネクト搭載 WN-DX1200GR
こちらの商品は、独自の技術でムラなく電波を上下・左右に飛ばす技術「360コネクト」インターネット回線自動判別機能が搭載。PPPoEの設定が済んでいれば、ご利用回線を自動判別、接続まで行なってくれます。
転送速度 | IEEE 802.11b/g/a/n/ac |
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周波数帯域 | 5GHz、2.4GHz |
ワンタッチ接続機能の有無 | WPS |
セキュリティ | WPA2-PSK(AES) |
アンテナの種類(外付け・内蔵) | 内蔵タイプ |
対応OS | Windows 10、macOS 10.15、iOS 13.0 ~ 14.0、iPadOS 13.0 ~ 14.0、Android 8.0~11.0など |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 151×156×80mm(スタンド含む、突起部含まず) |
重さ | 約270g(本体のみ、スタンド含む) |
消費電力 | 9.0W(typ) |
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BUFFALO WSR-2533DHP3-BK
こちらは、ビームフォーミング対応で最新iPhoneに最適な「11ac 4×4」搭載。スマホ・タブレットも快適で、IPv6サービスにも対応。電波が安定し正確に届けます。「ひかりTV 4K」動作確認済み。
転送速度 | IEEE 802.11b/g/a/n/ac |
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周波数帯域 | 5GHz、2.4GHz |
ワンタッチ接続機能の有無 | AOSS |
セキュリティ | WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(TKIP/AES mixed)、WEP(128/64bit) Any接続拒否 プライバシーセパレーター MACアクセス制限(最大登録許可台数:64台) |
アンテナの種類(外付け・内蔵) | 内蔵タイプ |
対応OS | Windows10、Mac OS X 10.15など |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 160×160×37.5mm |
重さ | 約382g(製品本体のみ) |
消費電力 | 13.7W(最大) |
BUFFALO WSR-1500AX2S-BK
こちらの商品は、最新規格であるWi-Fi6に対応し、複数の接続にも快適な通信が可能です。アクセス集中による影響が少ないIPv6にも対応。コンパクトな本体で、壁にルーターの取り付けも可能です。
転送速度 | IEEE 802.11b/g/a/n/ac/ax |
---|---|
周波数帯域 | 5GHz、2.4GHz |
ワンタッチ接続機能の有無 | AOSS・WPS |
セキュリティ | WPA3 Personal、WPA2 Personal、WPA2/WPA3 Personal、WPA/WPA2 Personal WEP(128-bit / 64-bit) Any接続拒否 プライバシーセパレーター MACアクセス制限 (最大登録許可台数:64台) |
アンテナの種類(外付け・内蔵) | 内蔵タイプ |
対応OS | Android 7.0以降、iOS 12以降、macOS 10.13以降、Windows 10/8.1(64・32ビット)など |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 40×148×133mm |
重さ | 約300g(製品本体のみ) |
消費電力 | 8.8W(最大) |
Wi-FiルーターのNGな設置場所3つ
Wi-Fiルーターは性能だけではなく、設置場所によって大きく速度や快適さが変わります。せっかく環境にピッタリなものを用意したのなら、性能を最大限引き出して快適に使うためのNG3カ所をお伝えします。
電波を発する家電製品の付近:家電製品は、Wi-Fiルーター同様電波を放ちます。電波同士干渉する事があるので要注意です。特に電子レンジの使用中は、インターネットが全然繋がらない事も少なくありません。
自宅の床に直置き・部屋の隅や壁際・棚の中:Wi-Fiルーターの電波は丸く全体的に飛んでいます。床に直置きや、部屋の隅や壁際は、電波が吸収や反射し、弱まってしまうので避けましょう。棚の中等も同様です。
水槽・ウォーターサーバー等の水回り:実は水に弱い(電波が水に吸収されやすい)特性もあり、こちらも電波がかなり弱まります。水槽やウォーターサーバー等があげられます。設置場所を分けた方が無難です。
Wi-Fiルーターおすすめ設置場所
おすすめWi-Fiルーターの設置場所として、より快適にするために置く場所に悩んだ際は以下の内容を参考にしてみてください。
電子レンジ等の家電製品、ワイヤレスフォンのBluetoothも電波干渉が発生しますので、2.4GHzではなく5GHzの機種を利用したり、電子レンジ等の家電製品と違う空間に設置しましょう。
無線ルーターはできるだけ床から1~2mの間に離して設置して頂けると、床への電波吸収や反射が無く、より効果を期待できます。手の届く範囲にしておきましょう。
Wi-Fiルーターを、目立たない場所に設置する人が多いかと思いますが、やはり電波を遮ってしまいますので、本棚やテレビ台などの中など、四方を囲まれてない場所に設置しましょう。
おすすめWi-Fiルーターまとめ
おすすめWi-Fiルーターのまとめとして、ご覧頂いた様に現在では多くの種類の機種が販売され、通常のインターネット使用やゲーミング用など用途によって必要な機能は大きく異なります。
自宅用Wi-Fiルーターをお探しの場合、コスパの高いバッファローやNECなど人気メーカーからも、優れた製品が発売されていますので、ぜひチェックしておきましょう。
最近ではパソコンを使ったネットゲームが界的に流行し、その分Wi-Fiルーターの数も多くなっています。ゲーミング用についてはゲームのネット通信に特化したWi-Fiルーターを選ぶことがおすすめです。
目的や環境によって、ネットの整え方が変わります。最適化を重要視し、後悔の無いよう、ご自身に合ったルーターを選びましょう。