月々の生活費の中でスマホ代が占める割合は決して少なくないでしょう。しかしそんな時に格安SIMに乗り換えて節約なんて言われても若干のうさん臭さを感じますよね。
しかし今、もしもあなたが大手キャリアのスマホを使っていて、月々の支払に不満を持っているならぜひ格安SIMへの乗り換えを検討してしてみてください。条件次第ではお得になっちゃうかもしれませんよ。
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格安SIMへ乗り換えた方が得をする人
格安SIMへ乗り換えた方が得をする人の特徴は、外出中にあまりスマホを使用しない人です。長時間の通話や、ゲームアプリなどで長時間4GやＬＴＥ回線を使用しない人は、得をする可能性があります。
具体的には、ガラケーとの2台持ちをしている人や、ゲームやYouTubeは家のWi-Fiでしかしないという人ですね。
- 通話やゲームなど、スマホを外であまり使わない人は、格安SIMへの乗り換えを検討する価値ありです。
格安SIMへ乗り換えると損をする人
長時間の通話や、外出中にスマホを長時間使用する人は通信料が逆に高くなってしまう可能性があります。特に学校や職場などWi-Fiのない場所でYouTubeを見る人は注意が必要です。
さらに格安SIMには大手キャリアの店舗による細やかなサービスが少ない場合も多いです。端末が故障したときの対応に時間がかかったり、コールセンターに繋がりづらかったりという欠点が挙げられます。
- 仕事上、通話や、外出中にネットを長時間使用する人は損する可能性があります。
- 使い方や故障の相談のため店舗に行きたい人は、注意が必要です。
「比較」大手キャリアと格安SIMの通信料
大手キャリアと、格安SIMに乗り換えた場合の通信料について比較していきます。まず大手キャリアは5GBの通信プランで約8,000円ほどの料金です。これに加えて、通話が無制限になります。
対して格安SIMですが、楽天モバイルやmineoなど5GBの通信プランは約2,200円ちょっとになります。しかしこのプランは通話が無制限ではないため、通話を沢山する人は通信費がかさむ可能性があります。
格安SIMへの乗り換えるための準備
格安SIMへ乗り換える際に準備するべき物はいくつかあるのですが、その中でも重要な点を抜粋してご紹介します。勘違いしていると暫くネットが使えないなんてこともあり得るので、注意しましょう。
1つ目はクレジットカードです。大手キャリアでは通信費を口座振替で支払えることが多いですが、格安SIMはほとんどありません。なので通信費を支払うためのクレジットカードが必要になります。
2つ目はMNP予約番号です。これは電話番号を変更せずにキャリアや端末を変更したい時に使えるサービスです。MNP予約番号には15日間ほどの有効期限があるので、注意する必要があります。
大手キャリアから格安SIMへ乗り換える時の注意点①
現在では格安SIMも店舗を構えていることも多いですが、ここではインターネットでの乗り換え方についてご紹介していきます。まずは自分にあった格安SIMを探しましょう。
この時に注意する点は2つで、自分が使う通信量を把握しておくこと、そして通話時間やテザリングなどのオプションに関する内容です。大手キャリアがコース料理だとしたら、格安SIMはビュッフェのような感じです。
自分のライフスタイルに合ったプランや機種を探しましょう。サポートが手薄い分、ここで失敗すると無駄な手間が増えてしまいます。
大手キャリアから格安SIMへ乗り換える時の注意点②
機種やプランなどが決まったら、いよいよ申し込みと契約です。格安SIMの販売サイトで必要事項やプランなどを入力して少し待てば自宅にスマホ本体とSIMカードが届きます。
この時の注意点は事前にMNP予約番号を済ませておくこと、契約に必要な本人確認書類を準備しておくことの2つです。
スマホとSIMカードが届いたら初期設定や通信接続の設定を行う必要があります。しかし最近は初めから行われていることも多く、ＳＩＭカードを挿入すればすぐに使える場合もあります。
乗り換えた後の古い端末の処理方法は？
乗り換え前の古い端末は自由に処理して問題ありませんが、中のＳＩＭカードは別です。ＳＩＭカードは大手キャリアから貸与されている物という扱いなので、原則的には返却しなければなりません。
しかし実際はキャリアから返却を求められない場合も多いです。ですが契約に含まれている以上、勝手に廃棄してしまうと問題が発生する場合もあります。なのでＳＩＭカードは解約の際に返却してしまうのがベターです。
格安SIMは電波が弱い。この噂は本当か？
本当です。電波が届く範囲や通信速度などについては、やはり大手キャリアに軍配が上がるのは間違いありません。しかし格安ＳＩＭだから繋がらないのか、というとそれは違います。
YouTubeなど通信に多量のデータを使うアプリを外出中に使う場合には、確かにこの通信速度の問題は大きいです。しかしラインやメールなどしか使わない、という人には正直あまり通信速度は関係ありません。
なので大手キャリアを比較すれば格安ＳＩＭの電波は確かに弱いです。ですがこれはＡ級グルメとＢ級グルメを比較しているのと同じで、視点が変われば需要も変わるというだけの話です。
まとめ
という事でまとめです。外出中にスマホをあまり使わない人、そしてある程度自分で比較、決断をできる人は、ぜひ格安ＳＩＭへの乗り換えを検討してみてください。
先にもありましたが大手キャリアが高級コースならば、格安ＳＩＭはビュッフェです。自分で選択しなければならない代わりに、自分の好きな物を好きなだけ選べます。これを利点と見るか、欠点と見るか。
大手キャリアではなく、格安ＳＩＭでスマホを使った方が得な人の一番の特徴はこの点と言えるでしょう。
