「仕事を辞めたいけど、まず何をするべきかわからない」「仕事を辞める時に気を付けるべきことは何だろう?」と悩んでいませんか?
退職も転職も人生の大きな転機。今の辛い仕事のことをいつまでも考えていたくないですよね。
この記事を読めば、以下の5つのことが理解できるようになります。
- 仕事を辞めるにあたって、今すぐにやるべきこと
- 家族への相談方法や経済的なことなど、辞める時に気をつけたいこと
- 仕事を辞めたい理由を、感情的にならず冷静に見る方法
- 仕事を辞めた方がいいとき
- 先輩たちがやってきた、スムーズに仕事を辞める手順
ぜひ最後までご覧いただき、実際に行動へと移していきましょう。そして今よりももっと幸せな未来をその手で掴み取るのです!
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- 仕事を辞めたい。そんなあなたが今すぐ始めるべき準備
- 仕事を辞めたい。家族への相談方法
- 仕事を辞めるとき、経済的に気をつけたいこと
- 辞めたい。わかる。でも感情的になっていないかよく考えてみよう
- 感情的になっている時、仕事を辞めたい理由を冷静に見る方法
- 仕事を辞めるべきかどうか、判断する基準
- 仕事を辞めたい人が比較するべきメリットとデメリット
- スムーズに辞める手順①ボーナスを考慮して退職の時期を選ぼう
- スムーズに辞める手順②「上司か社長」に退職の意思を伝えよう
- スムーズに辞める手順③退職届を提出し、最終出社日を確定しよう
- スムーズに辞める手順④業務の引き継ぎや私物の整理を行う
- 「仕事辞めたい」は甘えじゃない。より良い未来は自分で探そう
仕事を辞めたい。そんなあなたが今すぐ始めるべき準備
あなたが退職に向けて動いていないなら、今すぐに始めるべきことは「転職エージェントへ登録・相談」です。
あなたに最適な企業がすぐに見つかる訳ではありません。余裕を持って探していきましょう。その他の準備はこちら。
- 転職エージェントへ登録・相談する
- 辞める前に家族や友人に相談しておく
- 転職エージェントに伝える実績を現職でつくる
- 経理・英語などのスキル・資格を取得する
- 傷病手当金という選択肢を知る
- フリーランスという選択肢を考える
転職エージェント選びに困っているならこちらの記事を。複数登録するのも効果的ですよ!
仕事を辞めたい。家族への相談方法
家族や友人への相談は、もう心が決まっているなら「相談」ではなく「報告」でOKです。あくまであなたの人生。他人に決めてもらう必要はありませんからね。
しかし、家族や友人は、あなたのことを心配してくれています。いきなり「仕事辞めてきた!」と驚かせるようなことはやめた方が無難です。
特にあなたの稼ぎで家族が生活してる場合は、家族を不安にさせてしまうことでしょう。
その不安を取り除くためにも、なぜ辞めたいのか、どう苦しいのか、辞めた後はどうするつもりなのか。ゆっくりと時間を取って話してあげてください。
仕事を辞めるとき、経済的に気をつけたいこと
経済的に厳しい状態の時は、離職後すぐに就職しないと生活ができなくなってしまいます。勢いに任せて辞めてしまうのではなく、時間をかけて計画的に行動しましょう。
転職エージェントに登録して、いつ頃辞めたいのか相談しておくといいです。彼らはあなたを就職させることがビジネスなので、一生懸命に転職先を探してくれるでしょう。
半年程度生活できるだけの貯金がある場合、「傷病手当金」や「失業手当」を受け取りながら、しばらくゆっくりする選択肢があります。
「傷病手当金」とは、「病気や怪我で働けない人の生活を支える国の制度」です。あなたが「辞めたい」と思った理由が精神的なものだった場合、受給できる可能性があります。
辞めたい。わかる。でも感情的になっていないかよく考えてみよう
「今すぐに辞めてしまいたい」という気持ちはとてもわかります。でも3ヶ月。3ヶ月だけ我慢できませんか。
勢いだけで辞めてしまうのは避けた方がいいです。あんなに頑張った就職活動やこの会社で働くために買ったあれこれが全部ムダになってしまいます。
3ヶ月我慢できれば状況が好転する可能性もあります。もちろん、何も良くならない可能性も十分にありますが、3ヶ月待った上で退職届を叩きつけても良いと思いませんか。
「辞めたい!」と強く思ってから3ヶ月は、我慢しつつ準備をしましょう。3ヶ月経ってそれでも「辞めたい!」と思うようなら、現実的に辞める方向を探っていけばいいのです。
感情的になっている時、仕事を辞めたい理由を冷静に見る方法
「もう今すぐ辞めてやる!!3ヶ月なんて待てない!」と怒ってしまったあなた。落ち着いて。ほんの少しでいいので考える時間を作りましょう。
そういう時はまず、「辞めたい理由」を紙やスマホのメモアプリに書き出してみましょう。
- 人間関係?(パワハラ、モラハラ、セクハラなど)
- 給料?(業務量と割に合わない少なさなど)
- 仕事内容?(希望している業務と違ったなど)
- 労働時間?仕事量?(残業・休日出勤多すぎなど)
- 社風?将来性?(理解できない上司、経営不振など)
そして、書き出した「辞めたい理由」のうち2つずつを順番に取って、どちらがより嫌か優劣をつけていくのです。
そうすることであなたの「一番嫌な辞めたい理由」がわかります。それは、どうしても解決できないことでしょうか?辞めずに解決できそうなら、その方向も検討する価値があります。
仕事を辞めるべきかどうか、判断する基準
辞めない選択肢を検討するならまず確認してほしいのは、他部署へ異動することができないかどうか。
もし異動できる可能性があるようでしたら、まずは異動をお願いしてみましょう。それだけで人間関係や仕事内容、労働時間や仕事量が改善する可能性があります。
異動するような部署がない場合や、給料・社風が理由で辞めたい時は仕方ありません。しっかりと準備をしながら、転職を検討しましょう。
仕事を辞めたい人が比較するべきメリットとデメリット
転職するにも、今のまま働き続けるにも、どちらにもメリットとデメリットがあります。
実際に転職活動を始める前に、それぞれのメリットとデメリットだけは知っておきましょう。
メリット | デメリット | |
転職する | 環境や待遇が劇的に良くなる可能性がある
今の人間関係をリセットできる 新しい知識や経験が得られる |
環境や待遇が悪くなる可能性もある
新しい人たちと関係を構築しなければならない どんな環境かは実際に転職してみなければわからない |
転職しない | 将来が見通しやすい
安定している |
劇的な変化が起こらない
努力しても環境が良くならない可能性がある |
転職をすると、環境は良くも悪くも大きく変わります。何がどう変わるかは実際に転職してみないとわからないところも大きい。出来るだけいい転職をしたいですね。
スムーズに辞める手順①ボーナスを考慮して退職の時期を選ぼう
ここからは実際に仕事を辞めるにあたって、トラブルなくスムーズに辞めるための行動を紹介していきます。
まずは最初の手順。退職の意志を伝える時期がボーナスをもらった後になるように、計画を立てましょう。
ボーナスの査定の前に退職の意思を伝えてしまうと、もしかすると査定に影響するかもしれません。
普通なら、夏のボーナスは6〜7月、冬のボーナスは11月〜12月です。そこから逆算してその3ヶ月前には転職活動を始めるとスムーズですよ。
スムーズに辞める手順②「上司か社長」に退職の意思を伝えよう
辞める手順として、いきなり退職届を出してしまうのも可能です。ですが、それでは相手を驚かせすぎてしまいます。
上司や社長が驚いて感情的になってしまうと、ただでさえ言いにくい話が余計にややこしくなるかもしれません。
まずは落ち着いて、「辞めたいと思っている」と相談し、せめて一度は引き留め交渉する余地を作ってあげましょう。
上司も、社長も、あなたも。お互いに納得して先に進むことができる下地を作る結果になります。
スムーズに辞める手順③退職届を提出し、最終出社日を確定しよう
ここは大切なところです。退職届は、上司や社長に面と向かって手渡しましょう。机に置くだけでは他の書類に埋もれてしまい、きちんと受理されないかもしれません。
労働基準法では、退職の14日前までに提出すれば良いとされています。しかし、消化するべき有給休暇の残り日数や、後任へ業務を引き継ぐ日数などを考慮すると、14日では短すぎることがあります。
退職届には、あなたが残している有給休暇の日数と引き継ぎの日数を考慮した日付を記入するようにしましょう。
スムーズに辞める手順④業務の引き継ぎや私物の整理を行う
業務の引き継ぎがされないと困るのは会社です。なので、会社は必ず引き継ぎを促してくるはずなのです。
しかし、実情はそうでもありません。どの業務を誰に引き継ぐのか、全く指示がされないこともあります。上司や社長がやたら忙しい会社などはそういう傾向が強い。
指示されないからと言って何もしなければ、退職後に何度も連絡を取り合うはめになってしまいます。そうなる前にあなた自身が率先して引き継ぎの資料を作成しましょう。
そして、役立ちそうな資料は適切な場所へ、不要なものは廃棄、私物は少しずつ持ち帰るなど。最後は自分の机を空っぽにして退職日を迎えましょう。
「仕事辞めたい」は甘えじゃない。より良い未来は自分で探そう
この記事では仕事を辞めるにあたって今すぐにやるべきこと、辞める時に気をつけたいこと、先輩たちがやってきたスムーズに仕事を辞める手順などを紹介してきました。
今やっている仕事を辞めるということは、新しい生活を始めるということ。より良い幸せな未来は行動して挑戦したその先にしかありません。
あなたも自分の素敵な未来のため、今日から思い切って行動していきましょう!最後までありがとうございました!