この記事では、Wi-Fiルーターの選び方と最新版のおすすめWi-Fiルーターを紹介します。
Wi-Fiルーターを買いたいけど種類が多くて、どれを買えばいいのか悩みますよね!この記事では、Wi-Fiルーターを選ぶ時に確認してほしいポイントとおすすめのWi-Fiルーターを紹介します!
最後まで読んで、あなたにとって最適なWi-Fiルーターを見つけてくださいね!
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1843426?title=wifi%20%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC&searchId=3320671930)
Wi-Fiルーターを選ぶ時に必ず確認したい5つのポイント
まず最初に、自分に合ったWi-Fiルーターを選ぶために、確認したい5つのポイントを紹介します。これから紹介するポイントを参考にして、自分に合うルーターの候補を絞ってみましょう。
- 家の間取り
- 同時にWi-Fiに接続する機器の台数
- 通信規格と周波数帯
- 接続方法
- セキュリティ
家の間取り
まず1つ目は、どのような間取りで、どのぐらいの範囲で、Wi-Fiを使うのか確認しましょう。Wi-Fiの電波が届く範囲はルーターによって異なります。
例えば、リビングだけでWi-Fiを使用出来ればいいという場合と家中どこでもWi-Fiを使用したいという場合では、選択するWi-Fiルーターが異なってきます。
どれくらいの範囲で使用したいのかを確認してから、それに合ったWi-Fiのルーターを選択するようにしましょう。
同時にWi-Fiに接続する台数
2つ目は、Wi-Fiを何人で使用するのかを、何台ぐらいの機器を接続するのかを確認しましょう。
Wi-Fiルーターに接続できる機器の台数は、決められています。また、接続台数が上限ギリギリになると通信速度が遅くなるといった問題もおきます。
ですので、ルーターを購入する前に、今後最大でどのくらいの台数を接続するのかを確認してから購入するようにしましょう。
通信規格と周波数帯
3つ目は、Wi-Fiの通信規格と周波数帯(2.4GHz/5GHz)を確認しましょう。Wi-Fiの通信規格と周波数帯は、Wi-Fiの通信速度と通信の安定性に大きく関わるものです。
通信規格や周波数帯の詳しい説明はここでは省略しますが、Wi-Fiルーターを購入する際に確認して欲しいのは「Wi-Fi6/Wi-Fi5のどちらに対応しているか」という点です。
誰でも分かるように、Wi-Fi6とWi-Fi5のメリットとデメリットを簡単に紹介しますね!
Wi-Fi6 | Wi-Fi5 | |
メリット |
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デメリット |
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購入予算やWi-Fiに接続する機器がWi-Fi6に対応しているかどうかなどを確認し、あなたの状況に合った通信規格を見つけてくださいね。
通信規格や周波数帯について詳しく知りたいという方は以下の関連記事を読んでみてくださいね!
接続方法
4つ目は、簡単に接続できる機能がついているかという点です。本来であれば、暗号キーというものを端末に入力しなければなりません。
しかし、ルーターによっては「ワンタッチ接続」というWi-Fiルーターにタッチするだけで接続できる機能がついたものがあり、面倒な暗号キーやパスワードの入力が省ける機能があります。
接続のしやすさも、ルーター選びには重要になりますので、ぜひチェックしてみてください。
セキュリティ
5つ目は、Wi-Fiのセキュリティについてです。Wi-Fiはどこでもインターネットが接続することができるため、大変便利です。
しかし、セキュリティが弱いと回線を通して、盗聴されたり、大切な情報を盗まれたりといった危険も伴います。そんな危険を解消するための安全機能を備えているWi-Fiルーターを選ぶようにしましょう。
Wi-Fiルーターのセキュリティ機能で最も安全性が高いのは「WPA3」、その次が「WPA2」という規格です。Wi-Fiルーター購入時には、最低でもWPA2に対応しているものを選びましょう。
【上級者向け】Wi-Fiルーターを選ぶ時のこだわりポイント
ここからは、少し上級者向けの快適にWi-Fiを快適に使用するために確認したいこだわりポイントを4つ紹介します。
- ビームフォーミング
- ハンドルステアリング
- MU-MIMO
- IPv6
ビームフォーミング
1つ目は、ビームフォーミング機能です。この機能は、Wi-Fiの電波を特定の子機に向けて飛ばす機能のことです。
このビームフォーミング機能を使用すれば、Wi-Fiルーターから離れた場所でも繋がりやすく、通信速度も上がると言われており、ネット環境がより快適になること間違いなしです。
ハンドステアリング
2つ目はハンドステアリングという機能です。この機能は、Wi-Fiルーターが電波状況を判断し、混雑が少ない周波数帯(2.4GHz / 5GHz)の切り替えを自動的に行ってくれるという機能です。
この機能を使用できるルーターは、回線の混雑を避けて通信することが出来るため、通信速度が遅くなったり、通信が途切れたりといった不安定さは改善されるでしょう。
MU-MIMO
3つ目は、MU-MIMOという機能です。この機能は、1つのWi-Fiルーターが複数の機器と接続しても、安定して通信することが出来る機能です。
接続台数が多い方は、MU-MIMO機能があるルーターを選ぶことをオススメします。
IPv6
4つ目は、データ通信方式がIPv6に対応しているかどうかを確認しましょう。このIPv6は、最新のデータ通信方式で、従来のデータ通信方式(IPv4)より通信速度が上がるとされています。
これから購入するのであれば、IPv6に対応したWi-Fiルーターをオススメします。
今回紹介したWi-Fiルーターの選ぶ時のポイントは、以下の記事に詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてくださいね。
おすすめのWi-Fiルーターを一覧で比較!
それでは、ここから筆者がオススメするWi-Fiルーターを6つ紹介していきます。詳しい紹介に入る前に、今回紹介するWi-Fiルーターを一覧で比較してみましょう。
商品名 | 価格 (2021年7月4日時点) |
利用環境 | 最大 接続数 |
Wi-Fi6 | ワンタッチ 接続 |
セキュリティ |
バッファロー WSR-3200AX4S |
11,800円 | 3階建/4LDK | 21台 | 対応 | ○ | WPA3 対応 |
バッファロー WSRー5400AX6 |
16,280円 | 3階建/4LDK | 30台 | 対応 | ○ | WPA3 対応 |
NEC PAーWX6000HP |
26,200円 | 3階建/4LDK | 36台 | 対応 | ○ | WPA3 対応 |
ASUS RTーAX3000 |
14,946円 | 3階建/4LDK | 64台 | 対応 | ○ | WPA3 対応 |
ELECOM WRCー2533GST2 |
7,473円 | 3階建/4LDK | 24台 | 非対応 | ○ | WPA2 対応 |
TPーLink Archer AX20 |
7,682円 | 3階建/4LDK | 26台 | 対応 | ○ | WPA3 対応 |
それでは、これら6つのWi-Fiルーターについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
おすすめのWi-Fiルーター① WSR-3200AX4S
1つ目に紹介するのは、バッファローの「WSR-3200AX4S」です。Wi-Fi6対応はもちろんのこと、ハンドステアリング機能、ビームフォーミング機能を備えています。
Wi-Fi接続もAOSSというボタンを押すだけで出来るため、初心者の方も簡単に接続出来ます。
そのほか、コンパクトサイズで縦置き・横置き、どちらにも対応可能なため、置き場所に困らないというメリットもあります。
おすすめのWi-Fiルーター② WSRー5400AX6
2つ目に紹介するのは、バッファローの「WSRー5400AX6」です。
今年6月発売の新モデルが発売されたばかりの最新ルーターで、ビームフォーミング機能、ハンドステアリング機能などネット回線を快適に使用するための機能が備えられています。
こちらも、AOSSボタンがあり、Wi-Fi接続は初心者でも簡単に出来ます。人気の売れ筋ランキングでは、常に上位に入る人気モデルです。
おすすめのWi-Fiルーター③ PAーWX6000HP
3つ目に紹介するのがNECの「PAーWX6000HP」です。こちらのルーターにも、当記事で紹介したこだわり機能が備わっています。
その上、NEC独自の技術であるハイパワーシステムにより、電波が届く範囲を拡大しており、家のどこにいても、快適にネットを利用できるでしょう。
高スペックなWi-Fiルーターですが、アンテナ内蔵型のスッキリとしたデザインであるのも魅力的です。
おすすめのWi-Fiルーター④ RTーAX3000
4つ目に紹介するのは、ASUSの「RTーAX3000」です。このWi-Fiルーターの最大の特徴は、最大接続台数。最大接続台数64台は他のルーターと比較しても、群を抜いて多いですね。
もちろん、ビームフォーミング機能、ハンドステアリング機能など最新機能を備えています。
接続する機器が多い、大家族でWi-Fiを使用する人数が多いという場合は、このWi-Fiルーターがオススメです。
おすすめのWi-Fiルーター⑤ WRCー2533GST2
5つ目に紹介するのは、ELECOMの「WRCー2533GST2」です。今回紹介するWi-Fiルーターで唯一、Wi-Fi6に対応していないものです。
前述したように、現状ではWi-Fi6に対応していない機器も多いため、Wi-Fi6に対応していないWi-Fiルーターでも、大きな問題はないでしょう。
Wi-Fi6に対応していませんが、その他の機能は十分に備わっているWi-Fiルーターなので、出来るだけ購入資金を抑えたいという方にはオススメです。
おすすめのWi-Fiルーター⑥ Archer AX20
最後に紹介するのは、TPーLinkの「Archer AX20」です。このルーターのイチオシポイントは、コストパフォーマンスの高さです。
Wi-Fi6に対応したルーターであるにも関わらず、1万円を切るというのは驚きですよね!
もちろん、その他の機能も他のWi-Fiルーターと劣らず、通信の速さや安定性も確保されているルーターです。
Wi-Fi6に対応したWi-Fiルーターが欲しいけど、購入資金を抑えたいという方は、ぜひこちらを検討してみてはいかがでしょうか?
【まとめ】あなたに合ったWi-Fiルーターの見つけよう!
この記事では、Wi-Fiルーターの選ぶ時のポイントとオススメのWi-Fiルーターを紹介しました。今回紹介したオススメのWi-Fiルーターを最後に確認しましょう。
- バッファロー:WSR-3200AX4S
- バッファロー:WSRー5400AX6
- NEC:PAーWX6000HP
- ASUS:RTーAX3000
- ELECOM:WRCー2533GST2
- TPーLink:Archer AX20
この記事を参考にして、あなたに合ったWi-Fiルーターをぜひ見つけてくださいね!